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美少女ゲームに適した、プロットのまとめ”型”を教えて?(ノベルゲーム制作講座30・プロット編)

美少女ゲームに適した、プロットのまとめ”型”を教えて?(ノベルゲーム制作講座30・プロット編)

美少女ゲームは、美少女が主役。恋愛脳になろう。
美少女ゲームは、日常描写を色濃く描ける。
プロットの立て方はさまざま。自分に合った方法を探ろう

一般的なプロットの書き方については、
有名サイトでたくさん紹介されているので、ここでは省略します。

この講座では、美少女ゲームに特化したプロットの書き方について
個人的見解や実例を交えつつ説明したいと思います。

■美少女ゲームにおけるプロットの詰め方

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読者が主人公に感情移入できないのは動機が曖昧だから?! 設定決めの5W1H ~Why②~(ノベルゲーム制作講座26)

読者が主人公に感情移入できないのは動機が曖昧だから?! 設定決めの5W1H ~Why②~(ノベルゲーム制作講座26)

動機=主人公が物語に関わる直接の要因、きっかけを決めよう。
動機がハッキリしていると、ユーザーが感情移入できる。
動機と企画の主旨を関連づけると、作品としてのブレがなくなる。

前回の講座では、
自分で作った設定に『Why?』と投げかけることで
設定の穴や矛盾点が整理されると説明しました。

今回は、もうひとつの『Why?』
主人公の動機付けについて説明します。

■目的や目標を定めて、『Why?

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神は言った「セルフツッコミで設定の穴を埋めれば勝手に世界が生まれるんじゃね?」と。設定決めの5W1H Why①(ノベルゲーム制作講座25)

神は言った「セルフツッコミで設定の穴を埋めれば勝手に世界が生まれるんじゃね?」と。設定決めの5W1H Why①(ノベルゲーム制作講座25)

セルフツッコミで設定の穴を埋めよう。
世界の成り立ちが説明できると住人の設定に矛盾がなくなる。
ネタ優先で設定をこじつけるのも、テクニックのひとつ。

ノベルゲーム制作講座も25回目になりました。
いつも「いいね!」してくれるみなさま、ありがとうございます。
今回は、5W1Hの「何故 ~Why~」について考えていきます。

物事にはすべて因果関係があります。
その『原因』について考えるのが『Why

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ジャンル=中心となるネタは何=What? 作品の雰囲気を決めて、ユーザーの心を掴もう(ノベルゲーム制作講座24)

ジャンル=中心となるネタは何=What? 作品の雰囲気を決めて、ユーザーの心を掴もう(ノベルゲーム制作講座24)

作品の雰囲気、方向性を決める『ネタ』や『ジャンル』を考えよう。
扱う『ネタ』によって、ユーザーが体験する物語の内容が変わります。
『ネタ』は作品のおもしろさに直結する。企画の主旨に合うか再確認。

設定決めの5W1Hも折り返し地点。
今回は「What」について解説していきたいと思います。

■5W1HにおけるWhatって何?

「何を ~What~」は、
作品の雰囲気、物語の中核となる『ネタ』『ジ

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舞台と時代背景を決めないと企画が炎上する!? 設定決めの5W1H(ノベルゲーム制作講座23)

舞台と時代背景を決めないと企画が炎上する!? 設定決めの5W1H(ノベルゲーム制作講座23)

世界観を作る上で最初に設定すべきなのが『時代』と『場所』。
文化や価値観の違いは、登場人物の思考にも影響します。
ゲーム素材は有限であると念頭に置き、季節も決めましょう。

前回、キャラクターの特徴や性格は生い立ちで決まると説明しました。

「このキャラはアメリカ生まれのヒップホップ育ちにしよう」
と決めたまではいいですが、『アメリカ』の設定が曖昧だと

「具体的には、何州の何処市生まれなのでしょ

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設定決めの取っ掛かり。5W1Hとは?(ノベルゲーム制作講座19)

設定決めの取っ掛かり。5W1Hとは?(ノベルゲーム制作講座19)

企画の主旨により、設定の概要も決まる。
設定決めの取っ掛かりは、5W1H。
5W1Hで、時季、舞台、物語の流れも自動的に決まる。

前章では、設定決めを行う前の注意事項について説明しました。
今回は、設定を決める際の『取っ掛かり』について解説します。

この記事で説明しているのは『ノベルゲーム』の制作方法です。
ノベルゲームを作るには、シナリオは欠かせません。
シナリオを書くには設定とプロットが必

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