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CLの決勝を展望

チャンピオンズリーグ決勝 マンチェスター・シティvsインテル 予想スタメン インテルは、ムヒタリアンが先発の可能性あり。 ケガの状態は不明だが、間に合った場合は、チャルハノールがアンカー、ムヒタリアンがインサイドハーフで先発するだろう。 ルカクもここ最近、好調を維持しているため、先発の可能性はあり。 一方のマンチェスターシティ。アケがケガから復帰したばかり。万全ならば、アケが左サイドバックで先発。右サイドバックにアカンジとなるだろう。 試合展開の予想 マンチェスターシ

    • 素晴らしいのその先

      プレミアリーグ第2節 チェルシーvsトッテナム 2-2 前半はチェルシーが圧倒した。プレッシングにも工夫が見られ,トッテナムの前進を止めた。トッテナムは,後半のシステム変更でリスクを冒しながら同点に。また,そのリスクと共に勝ち越される。しかし,セットプレーでなんとか追いついた。 チェルシーに不利に働いたジャッジがあったという議論も巻き起こっている中,勝ち点1を分け合った両者。監督も大きく衝突した。その中でも,レベルの高い試合だった。世界のトップレベルの試合だったことに間違

      • 2022年カタールW杯戦闘力番付

        21-22シーズンも終わり,代表戦が行われている。ヨーロッパではUEFAネーションズリーグ,他の国々も親善試合を行い,W杯に向けて着々と準備を進めている。 ここでは,強豪国を中心に戦闘力の評価を紹介する。 ヨーロッパ ドイツ,フランス,スペイン,イングランド,オランダ,ベルギー,ポルトガル 南米 ブラジル,アルゼンチン アジア 日本         〜戦力番付〜 ドイツ 選手 S 組織 SS 監督 SS 優勝候補だろう。特に組織としての完成度は高い。さすがハ

        • マッチプレビュー レアルマドリードvsリバプール CL決勝展望

          UEFAチャンピオンズリーグ決勝 マッチプレビュー レアルマドリードvsリバプール いよいよシーズンのクライマックス。大逆転で勝ち上がってきたレアルマドリードと歴代最強の呼び声高いリバプールが激突する。4局面を高速に回し、ハイプレス、ハイライン、ハイインテンシティの最強チームがリバプールだ。対する、レアルマドリードはある程度引いて守ってからのベンゼマ、ヴィニシウスを使ったカウンターを最大の武器として今シーズンを戦ってきた。全く異なるサッカーをする両者の戦いを展望する。 試

        CLの決勝を展望

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        • 21-22ラリーガ
          17本
        • 21-22セリエA
          19本
        • 21-22チャンピオンズリーグ
          28本
        •  21-22プレミアリーグ
          35本

        記事

          240分の沈黙,拮抗と拮抗

          FAカップ決勝 チェルシーvsリバプール カラバオに続いてまたもPK戦で決着が着いた両者。互いにチャンスは多く作ったものの、得点は生まれなかった。0-0が続く拮抗した戦いが続きとても見応えある試合となった。PK戦の結果として、リバプールがカップ2冠を達成した。リバプールは残すチャンピオンズリーグ、リーグの四冠に向けて進む。 ルカク先発。もしハヴァーツが怪我で欠場していなかった場合はどうなっていたのか。トゥヘルは答えなかった。今のチェルシーはルカク中心で作られていない。今の

          240分の沈黙,拮抗と拮抗

          一瞬の過ち トッテナムvsアーセナル

          プレミアリーグ トッテナムvsアーセナル 3-0 CL出場権を占う直接対決。アーセナルは,前半のうちに退場者を出し,難しい試合となった。ソンフンミンに激しくマークするホールディングが退場してしまった。トッテナムは,CL出場権獲得に向けて大きな勝利。 トッテナム トッテナムは前線からハイプレスで奪いに行くことはあまりしない。5-4-1でコンパクトな陣形を形成し,中盤ミドルゾーンで構えることを基本とする。ケインは,降りてボールを引き出そうとするボランチを消す。ベンタンクール,ホ

          一瞬の過ち トッテナムvsアーセナル

          コッパ・イタリア ファイナル インテルvsユベントス 〜完成度の違い〜

          コッパ・イタリア決勝 インテルvsユベントス 4-2 撃ち合いとなった。開始早々にインテルが先制。前半はインテルが優勢に試合を進めた。後半は,反撃に出たユベントスがあっという間に二得点で逆転。しかしインテルも押し込む中でチャンスを作り,PKで追いつき,PKで勝ち越し。最後はトドメを刺した。 インテルのビルドアップは多様 得意のビルドアップでは,さまざまな形を見せ前進し続けた。最終ラインにブロゾビッチが入ったり,この日はバレッラが降りてボールを引き出した。そして,チャルハノ

          コッパ・イタリア ファイナル インテルvsユベントス 〜完成度の違い〜

          明確な狙いと実行 争うものが違う両者 リバプールvsトッテナム

          プレミアリーグ リバプールvsトッテナム 1-1 リバプールは、ホームアンフィールドで圧倒的な後押しを受けてこの試合を迎えた。リバプールは優勝争い、トッテナムはCL出場権を争う。リバプールがボール保持、押し込みむ。トッテナムが守って引き込んでカウンターを狙うという構図である。 リバプールのボール保持  リバプールは、押し込む展開、押し込む時間が多くなった。ビルドアップでは、2センターバックとファビーニョ、チアゴ。プラスで、サイドバックが関わる。前半では、ヘンダーソンが外に

          明確な狙いと実行 争うものが違う両者 リバプールvsトッテナム

          完成され過ぎた組織とベルナベウ レアルマドリードvsマンチェスターシティ

          チャンピオンズリーグ2ndレグ レアルマドリードvsマンチェスターシティ 3-1 またも大逆転で勝利を収めたマドリー。マンチェスターシティは決定機を多く作るも決め切れず。マドリーは少ないチャンスを決めきった。クルトワの活躍もとても大きい。相手のチャンスをことごとく防いだ。シュートストップに関しては世界最高峰だろう。世界最高の個人の守備、世界最高の決定力。組織としては2試合通してシティは上回ったが、決定力の部分で上回ったマドリー。ファイナルに駒を進めた。 マンチェスターシテ

          完成され過ぎた組織とベルナベウ レアルマドリードvsマンチェスターシティ

          全てを懸けた前半,全てを失った後半 ビジャレアルvsリバプール

          チャンピオンズリーグ2ndレグ ビジャレアルvsリバプール 2-3 前半はビジャレアルが圧倒した。インテンシティの高いプレス、前がかりに出ていった。前半で追いついたビジャレアルには世界中が驚いただろう。ビジャレアルは完璧な試合をした。しかし、後半はリバプールも手を打つ。リバプールは後半一気にギアをあげ、再び突き放した。前に出れなくなったビジャレアルに容赦なくトドメを刺した。 リバプールの前半 リバプールは、前半、ビジャレアルのプレッシングを受ける形となった。早い時間に先制

          全てを懸けた前半,全てを失った後半 ビジャレアルvsリバプール

          千両役者と不調の組織 マンチェスターユナイテッドvsチェルシー

          プレミアリーグ マンチェスターユナイテッドvsチェルシー 1-1 チェルシーはリーグ戦で不調が続いている。CL出場権にはあまり問題は無いが、気になるところだ。FAカップ決勝に向けてコンディションを上げてもらいたい。ユナイテッドは,CL出場権は厳しくなったが、この試合ではやはりエースのロナウドが決めた。ユナイテッドはエースの一発で、なんとか同点に持ち込んだ。ロナウドはリーグ戦20得点が見えてきた。 ユナイテッドは,前半,相手陣内に入ることはあまりできず,チャンスも作れなかっ

          千両役者と不調の組織 マンチェスターユナイテッドvsチェルシー

          世界最高のストライカーの存在と世界最高の組織 マンチェスターシティvsレアルマドリード

          チャンピオンズリーグ1stレグ マンチェスターシティvsレアルマドリード 4-3 初戦から壮絶な打ち合いとなった。シティからすれば,もっと得点差を広げることができた試合だった。シティは内容では圧倒,マドリーの守備は穴だらけだった。マドリーからすれば,この点差でベルナベウに帰れるのは奇跡だ。逆転の予感すら感じさせる。ホームのマドリーはベストメンバーを揃えることが勝つためには必須だ。 シティは,早い時間にデブライネの二列目からの飛び出しとマフレズのカットインにより先制。立て続

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          個の集まりか組織か アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

          プレミアリーグ アーセナルvsマンチェスターユナイテッド 3-1 ユナイテッドはCL出場権には白旗だろう。やはり戦い方として個に頼る場面が多く、組織としては機能していない。一方、アーセナルはCL出場権に向けて前進。組織の完成度としても充分スパーズとCL権争いをできるだろう。冨安の復帰も好材料だ。 アーセナルは早い時間に先制。狭いところを崩してPKにも繋げ,追加点も奪う。ユナイテッドは,ロナウドによって一点を返し,反撃を続け押し込むが,引いて守るアーセナルを崩せず。いつも通

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          王者と挑戦者 圧倒したのはやはり リバプールvsビジャレアル

          チャンピオンズリーグ1stレグ リバプールvsビジャレアル 2-0 厳しい内容だったビジャレアル。圧倒された。リバプールは初戦で結果を決めることができてしまうほどの試合内容だった。ビジャレアルはボールの保持,カウンターはほぼ打てなかった。大きな差が見えた。 押し込んだリバプール リバプールは試合を通してビジャレアルを圧倒した。4局面を相手陣内で回した。押し込む攻撃の中でカウンターを打たせることなく、即時奪回により2次攻撃、3次攻撃を繰り返した。攻撃では、サラーからマネの背

          王者と挑戦者 圧倒したのはやはり リバプールvsビジャレアル

          組織と個の充実 インテルvsローマ

          セリエA インテルvsローマ 3-1 やはり違いを見せたインテル。インテルがスクデット争いをする所以だろう。この大一番で、組織としても個としても差を見せつけ、勝利した。ローマは好調だっただけに悔しい敗戦となった。 ローマはインテルのプレッシングに苦しんだ。ビルドアップが上手くいかず、相手陣内に侵入することに苦しんだ。ローマのビルドアップでは,後ろで4枚を作り,カルスドルフを高い位置に置くことが多かった。 インテルの前線からのプレッシング インテルの前線からのプレッシン

          組織と個の充実 インテルvsローマ

          後出しジャンケン戦術の妙 チェルシーvsアーセナル

          プレミアリーグ チェルシーvsアーセナル 2-4 アーセナルはCL出場権に向けて大きな一勝。決して安定しているとは言えないが勝ち点を積み上げている。チェルシーは終盤戦,リーグでは3位フィニッシュ,CL出場権確保を狙う。最も大きな狙いはFAのタイトルだ。モチベーションの違いはあるかもしれないが見応えのある好ゲームだった。 アーセナルは相手のミスから早い時間に先制。しかしチェルシーもショートカウンターからすぐに追いつく。また、アーセナルはカウンターから勝ち越し、チェルシーも

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