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 21-22プレミアリーグ

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記事一覧

240分の沈黙,拮抗と拮抗

240分の沈黙,拮抗と拮抗

FAカップ決勝
チェルシーvsリバプール

カラバオに続いてまたもPK戦で決着が着いた両者。互いにチャンスは多く作ったものの、得点は生まれなかった。0-0が続く拮抗した戦いが続きとても見応えある試合となった。PK戦の結果として、リバプールがカップ2冠を達成した。リバプールは残すチャンピオンズリーグ、リーグの四冠に向けて進む。

ルカク先発。もしハヴァーツが怪我で欠場していなかった場合はどうなってい

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一瞬の過ち トッテナムvsアーセナル

一瞬の過ち トッテナムvsアーセナル

プレミアリーグ
トッテナムvsアーセナル 3-0
CL出場権を占う直接対決。アーセナルは,前半のうちに退場者を出し,難しい試合となった。ソンフンミンに激しくマークするホールディングが退場してしまった。トッテナムは,CL出場権獲得に向けて大きな勝利。

トッテナム
トッテナムは前線からハイプレスで奪いに行くことはあまりしない。5-4-1でコンパクトな陣形を形成し,中盤ミドルゾーンで構えることを基本と

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明確な狙いと実行 争うものが違う両者 リバプールvsトッテナム

明確な狙いと実行 争うものが違う両者 リバプールvsトッテナム

プレミアリーグ
リバプールvsトッテナム 1-1

リバプールは、ホームアンフィールドで圧倒的な後押しを受けてこの試合を迎えた。リバプールは優勝争い、トッテナムはCL出場権を争う。リバプールがボール保持、押し込みむ。トッテナムが守って引き込んでカウンターを狙うという構図である。

リバプールのボール保持 
リバプールは、押し込む展開、押し込む時間が多くなった。ビルドアップでは、2センターバックとフ

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千両役者と不調の組織 マンチェスターユナイテッドvsチェルシー

千両役者と不調の組織 マンチェスターユナイテッドvsチェルシー

プレミアリーグ
マンチェスターユナイテッドvsチェルシー
1-1

チェルシーはリーグ戦で不調が続いている。CL出場権にはあまり問題は無いが、気になるところだ。FAカップ決勝に向けてコンディションを上げてもらいたい。ユナイテッドは,CL出場権は厳しくなったが、この試合ではやはりエースのロナウドが決めた。ユナイテッドはエースの一発で、なんとか同点に持ち込んだ。ロナウドはリーグ戦20得点が見えてきた。

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個の集まりか組織か アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

個の集まりか組織か アーセナルvsマンチェスターユナイテッド

プレミアリーグ
アーセナルvsマンチェスターユナイテッド
3-1

ユナイテッドはCL出場権には白旗だろう。やはり戦い方として個に頼る場面が多く、組織としては機能していない。一方、アーセナルはCL出場権に向けて前進。組織の完成度としても充分スパーズとCL権争いをできるだろう。冨安の復帰も好材料だ。

アーセナルは早い時間に先制。狭いところを崩してPKにも繋げ,追加点も奪う。ユナイテッドは,ロナウド

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後出しジャンケン戦術の妙 チェルシーvsアーセナル

後出しジャンケン戦術の妙 チェルシーvsアーセナル

プレミアリーグ
チェルシーvsアーセナル 2-4

アーセナルはCL出場権に向けて大きな一勝。決して安定しているとは言えないが勝ち点を積み上げている。チェルシーは終盤戦,リーグでは3位フィニッシュ,CL出場権確保を狙う。最も大きな狙いはFAのタイトルだ。モチベーションの違いはあるかもしれないが見応えのある好ゲームだった。

アーセナルは相手のミスから早い時間に先制。しかしチェルシーもショートカウ

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もはやビックゲームではない リバプールvsマンチェスターユナイテッド

もはやビックゲームではない リバプールvsマンチェスターユナイテッド

プレミアリーグ
リバプールvsマンチェスターユナイテッド
4-0

見せつけた差。中途半端だったユナイテッド。ユナイテッドは戦い方,戦術があまりはっきりしてないように見える。今のリバプールには太刀打ちできない。結果,内容として露呈した。

リバプール
前半,早い時間に先制し追加点まで奪って前半は,特に圧倒した。後半でも、カウンターから二得点。試合を通して圧勝と言える内容だった。 リバプールは,特に

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満身創痍で迎えたシティ,万全のリバプール FAカップ シティvsリバプール

満身創痍で迎えたシティ,万全のリバプール FAカップ シティvsリバプール

FAカップ リバプールvsマンチェスターシティ
3-2

過密日程の中、ベンフィカ戦ではリバプールは主力を温存し、リバプールの主力メンバーは万全のコンディションだった。一方のシティは、アトレティコ戦の激闘を終え、過密日程の中、主力は怪我人を出すなどコンディションの良くない状態の選手が多い中迎えたこの1戦。リーグ戦での戦いとは内容も結果も異なるものとなった。

前半で3-0と内容も結果もリバプールが

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世界最高はここにある マンチェスターシティvsリバプール 〜一瞬の攻防〜

世界最高はここにある マンチェスターシティvsリバプール 〜一瞬の攻防〜

プレミアリーグ
マンチェスターシティvsリバプール 2-2

見応えのある好ゲームだった。間違いなく世界のトップ2チームと言えるだろう。リバプールは,いつも通り自分達のスタイルをぶつけてきた。対するシティはリバプール対策をしっかり行ってきた。世界最高峰のプレッシング,トランジション,ボール保持。

試合は,シティが2度突き放すも、リバプールも2度追いついた。スタッツ、チャンスはシティの方が優勢だっ

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マンチェスターU,トッテナム,アーセナル リーグ戦

マンチェスターU,トッテナム,アーセナル リーグ戦

マンチェスターユナイテッドvsエバートン

エバートン,4-3-3.守備時,4-5-1。中盤ミドルゾーンセット。押し込まれた時は,ペナルティエリア前にコンパクトな陣形で固める。アンカーにこの試合ではデルフが入ったことでバランスが取れた。カウンターを打たせない,カウンターの芽を摘む。
マンチェスターユナイテッドは,4-2-3-1.守備時は4-4-2。ブルーノはライン間で縦パスを引き出したり、左サイド

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リバプールvsワトフォード チェルシーvsブレントフォード アトレティコマドリードvsアラベス

リバプールvsワトフォード チェルシーvsブレントフォード アトレティコマドリードvsアラベス

リバプールvsワトフォード
~チアゴは攻守のキーマン~
ワトフォードは4-1-4-1でセット。高い位置からのハイプレスは行わない。ワトフォードは負けはしたが、ビッグチャンスは作ったが決めきれなかった。リバプールのディフェンスラインのハイラインの背後への抜け出しでチャンスは少なくはなかった。
リバプールとしては、ファビーニョがベンチスタートだったためファビーニョの不在は守備局面、特に切り替えでの局面

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ユナイテッドvsレスター セルタvsレアルマドリード シティvsバーンリー 

ユナイテッドvsレスター セルタvsレアルマドリード シティvsバーンリー 

マンチェスターユナイテッドvsレスター
~厳しい、復活は遠いユナイテッド~
ユナイテッドはロナウド不在。4-2-3-1で、ブルーノのゼロトップ。ポグバトップ下。ビルドアップ時、マクトミネイが消されるなど前進できない時、降りてビルドアップを助けた。守備では4-4-2.レスターのアンカー気味に入るメンディを2トップで消しながらプレス。このプレッシングの中でレスターのビルドアップを高い位置で引っ掛けてか

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アーセナルvsアストン・ヴィラ サウサンプトンvsマンチェスターシティ

アーセナルvsアストン・ヴィラ サウサンプトンvsマンチェスターシティ

プレミアリーグ アーセナルvsアストン・ヴィラ アーセナルの守備。アーセナルはいつもの4-2-3-1。高い位置からプレスではラカゼットが左センターバックへ、サカはもう一方のセンターバックまで出ていく。それに合わせてディフェンスラインはスライド。セドリックはサイドバックまで出ていく。ベンホワイトはそのひとつ前のコウチーニョ、横と縦スライドを起こす。ウーデゴールはアンカーを見る。ある程度セット

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ガラタサライvsバルセロナ トッテナムvsウェストハム ユベントスvsサレルニターナ

ガラタサライvsバルセロナ トッテナムvsウェストハム ユベントスvsサレルニターナ

ガラタサライvsバルセロナ
〜厳しい雰囲気,戦いも勝ち抜けるバルサ〜

ガラタサライは、守備としては、4-2-3-1。トップ下のチカルダウがブスケツにマンマーク。1トップは、ピケを見る。エリックガルシアをフリーにする。2ボランチは、インサイドハーフのぺドリ、フレンキーにほぼマンマークで捕まえに行く。特にフレンキーについては張り付いてマークした。フレンキーは、セカンドトップ的にペナルティエリア内に飛

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