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わし流 芸術の春夏秋冬

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美術館・文学館・映画館など、いろいろ行ってます。
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2023年12月の記事一覧

発売中「わし流 自力めし」のためにも研究…わし流 芸術の冬2023年末⑧わが家に洋食を広めた「食道楽」の世界/ガスミュージアム…天才の仕事を見るとためになる気が…⑨「没後55年 藤田嗣治展」笠間日動美術館…年末はやっぱりコレですな。全盛期の始まりだ! ⑩「三山ひろしスペシャルコンサート2023 挑戦! ひとり大忠臣蔵」明治座

発売中「わし流 自力めし」のためにも研究…わし流 芸術の冬2023年末⑧わが家に洋食を広めた「食道楽」の世界/ガスミュージアム…天才の仕事を見るとためになる気が…⑨「没後55年 藤田嗣治展」笠間日動美術館…年末はやっぱりコレですな。全盛期の始まりだ! ⑩「三山ひろしスペシャルコンサート2023 挑戦! ひとり大忠臣蔵」明治座

わが家に洋食を広めた「食道楽」の世界/ガスミュージアム

遠い昔、高校受験で行って以来のこのあたり。
ガスミュージアムは行ったことあるようで行ってなかった博物館。
新聞にこの展示があるとの記事を見て「何か得るものがあるのでは?」と思って出撃。

明治時代のこの小説、恋愛小説のかたちをとりながら、何百種類もの洋食やお菓子が出てくるとのこと。
なんで作者はそんなに知っているのかというと、奥さんが知って

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リーさんが、一目惚れしたあの頃に戻ってくれた…わし流 芸術の冬2023年末⑥「燃えよドラゴン」109シネマズ川崎⑦「死亡遊戯」高崎電気館

リーさんが、一目惚れしたあの頃に戻ってくれた…わし流 芸術の冬2023年末⑥「燃えよドラゴン」109シネマズ川崎⑦「死亡遊戯」高崎電気館

「燃えよドラゴン」109シネマズ川崎ここしばらく、リーさん本人の映像とはいえ、冒頭すぐに余計なシーンが追加されていた特別版が上映されたりDVDになってたりした「燃えよドラゴン」。

が、今回は元の姿にもどってスッキリ。
たいていの場合、最初の状態が一番いいものだとおもいます。

「死亡遊戯」高崎電気館ときどき遠征して見ている超レトロ映画館・高崎電気館。
今回はワシのオールタイムベスト1である「死亡

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正直、展示資料が少ない…わし流 芸術の冬2023年末④「パンダコパンダ展」石ノ森萬画館⑤通行人より怪獣の方が多い…松明通り怪獣モニュメント/須賀川市

正直、展示資料が少ない…わし流 芸術の冬2023年末④「パンダコパンダ展」石ノ森萬画館⑤通行人より怪獣の方が多い…松明通り怪獣モニュメント/須賀川市

当時、同じころに「仮面ライダー」や「マジンガーZ」などとともに東まんがまつり」で上映していた同じパンダものの「パンダの大冒険」は劇場で見ていたものの、本作はだいぶ後になってから春休みかなんかの午前中、テレビで見たのが初見でした。

今回の展示は当時の大パンダブームを報じる資料などが展示されていて懐かしく思い出しましたが、ポスターなどはあるものの、展示資料が少なかったと思います。

ところで15年ぶ

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青森の歴史を感じる場所で、雪にコケた…わし流 芸術の冬2023年末②「八甲田丸」③「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

青森の歴史を感じる場所で、雪にコケた…わし流 芸術の冬2023年末②「八甲田丸」③「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

伝家の宝刀「大人の休日俱楽部パス」を利用して、青森へ日帰り。
青函連絡船であった「八甲田丸」の内部は、いわばレトロ昭和の博物館となっています。なかなか味わい深いものがありました。一度乗りたかったなあ。

なお八甲田丸の前で恒例の「1・2・3・ダー」の撮影をしているとき、積もっていた雪に足をとられ、コケてしまいました。

ねぶたの家 ワ・ラッセここではねぶた祭の博物館。
オリジナルをつくるコーナーが

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正直、出演者の人選に疑問…わし流 芸術の冬2023年末①「小津安二郎監督 生誕120年記念特別企画 ~朗らかに歩め~」東京芸術劇場プレイハウス

正直、出演者の人選に疑問…わし流 芸術の冬2023年末①「小津安二郎監督 生誕120年記念特別企画 ~朗らかに歩め~」東京芸術劇場プレイハウス

山田洋次監督や中井貴恵さんは本人と親交があったため、迫力があります。
が、小痴楽師匠はなんと「小津映画は5本しか見たことない」とのこと。おそらくこの日のこの空間の中で、一番少なかったとおもわれます。
BS松竹東急ではかいせつをしていたのに…。
落語の「粗忽長屋」も、喜八ものや「人情裏長屋」あたりからの発想なのでしょうが、なんか合わなかったですね。残念。

高峰秀子似から浅丘ルリ子似に移り変わった気が…わし流 芸術の秋㉑「111年目の中原淳一展」そごう美術館㉒たぶん4年ぶりに行ったら駅前の会場なのに道迷い…?「第75回 '23 山岳映画会」亀戸カメリアホール

高峰秀子似から浅丘ルリ子似に移り変わった気が…わし流 芸術の秋㉑「111年目の中原淳一展」そごう美術館㉒たぶん4年ぶりに行ったら駅前の会場なのに道迷い…?「第75回 '23 山岳映画会」亀戸カメリアホール

横浜まで行ってみると、見に来ている人の95パーセントが女性…。
だいぶ前、同じ会場だった蕗谷虹児のときはどうだったかなあ。

中原淳一作品は河口湖に美術館があったときにも行っているし、今年の「おまけとふろく展」のような、別の展示にも作品があることがあるので、見覚えのあるものがけっこうありました。

雑誌の表紙イラストなどで、戦前は高峰秀子に似ているように見え、戦後は浅丘ルリ子のよう、さらに時代が進

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