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【福島県/県立中学校・高等学校等】2024年6月(2)【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています

私も福島県の教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思い、まとめ記事を発信しています。

今回は『2024年06月10日まで』の記事まとめです。



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1.「未来を創る この場所から」 学校名 福島県立原町高等学校(県教育委員会)





1「福島イノベーション・コースト構想」の実現を担う人材育成

(1)FICトップリーダー研修

経営者や研究者等から直接話を聞くとともに、持続可能な開発について先端研究の概要とその実際を学びました。

(2)福島ロボットテストフィールド研修

 1学年が「福島イノベーション・コースト構想の実現に貢献する人材育成事業」で、施設の担当の方から説明を受けた後、施設を見学しました。

2 コース制

(1)教育コース

①南相馬市立原町第一小学校授業見学会
 はじめに6年生の国語と社会の授業を見学し、その後授業をされた小学校の先生との懇談会を行いました。

②教育探究講座
 教育探究講座を実施しました。教育に興味関心のある生徒たちが、福島大学人間発達文化学類の平中宏典准教授の講義を受講しました。
 今回は「アクティブラーニングとICT教育」をテーマに、ICT機器が教育に本当に必要なのか、生徒も意見を述べながら講義が進んでいきました。

(2)保健医療コース

①先端医療フィールドワーク
 ふくしま医療機器開発支援センター(郡山市)でフィールドワークを行ってきました。セミナーを受けた後、各種体験を行いました。

② 医療従事者座談会
 福島県立医科大学から看護師、保健師、診療放射線技師、理学療法士の先生をお呼びして、医療従事者を希望する生徒向けの医療従事者座談会を行いました。

3 部活動の様子

 生徒は部活動や生徒会行事にも主体的に取り組んでいます。

(1)原高芸術祭

 令和5年12月に本校に隣接する南相馬ジャスモールで「第13回原高芸術祭」を実施しました。これは、原町高校の文化部全員が協力して創り上げる芸術祭です。

(2)部活動の活躍

 箏曲部は岐阜県で開催される全国総合文化祭に出場します。


地域の研究機関や企業等と連携した教育プログラムの実施や、大学や地域の関係機関等と連携し、体験学習や特別講座などを実施することは、きっと良い体験になったことでしょう。

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2.【化學部】GWサイエンスフェスティバルに参加してきました!(県立安積黎明高校)



令和6年5月3日(金)
高柳電設工業スペースパーク(郡山市ふれあい科学館)にてサイエンスフェスティバルが実施され、化學部員6名が参加してきました。

今回はスーパーボール作りとバスボム(入浴剤)作りに挑戦してもらうブースを担当し、小さい子をはじめ、小学生や17期生のOGなど、多数の来場者に作ってもらいました。


部活動という学校の枠を飛び越えて、様々な人と交流することはきっと将来につながると思います。

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3.【ふたば未来:中学2年生】リーダー学 ~小泉進次郎さんとの出会い~(県立ふたば未来学園中学校・高校)



 本校では、時代を切り開く方をお招きして、対話から学ぶ『リーダー学』を行っています。今年も、令和6年5月20日(月)に、衆議院議員で「ふたばの教育復興応援団 」の小泉進次郎さんにご来校いただき、中学2年生を対象に実施しました。

 午前中には、小泉さんの中学時代のお話から、現在のお姿につながっているご自身の経験について、具体的なエピソードにユーモアも交えてお話しくださいました。

 午後の時間は、「自己決定した道に正解はあるのか」と、生徒たちが決めた問いについて、小泉さんを囲んで哲学対話をしました。
 自己決定して良かった人、そう思わない人と、たくさんの生徒たちが自分自身の経験を話ししました。


学生時代に様々な立場の方との交流を持つことは、将来的な自己形成にきっと役立つと思います。

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4.こういうのはやっぱり苦手だな。(県立猪苗代高校)



1年生の地域探究のテーマは「『知る』学び」。
猪苗代町やその周辺地域を「教科書」として、そして地域の皆さまを「先生」として学びを進めます。

「防災」「農業」「観光」以外に『知る』べきこと

目を向けるべきポイントは、実はその「3分野以外にもあります。
「なんだそんなことかよ」と怒られそうですが、

それは「自分」自身です。

今回の記事は、令和6年度の入学生たちが、この春 実践してきた「コミュニケーション教育」の様子についてです。

新たな生活、新たな人間関係の構築のために「自分と向き合う生徒たちのがんばりが、少しでも伝われば嬉しいです。
それではごゆっくりご覧ください。

R6.4.12 新入生コミュニケーションワークショップ(教員実施ver.)

令和6年度「新入生コミュニケーションワークショップ」
実施メニュー
○カウント30
○椅子取り鬼
○空間認知とポジションキープ
○息を合わせて一斉にジャンプ

R6.4.19 表現教育「他己紹介」(教員実施ver.)


新入生対象の表現教育。

「探究する」とは、自分を「知る」こと。


それらの大切さを知るべく、今日は「他己紹介」にチャレンジ。
ペアになった相手のことを、本人に代わってみんなに紹介します。


外の世界を探究し、自分自身も知る。
どちらもバランス良く行うことが重要です。



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