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【エジプト旅行記②】サハラ砂漠のオアシス!北アフリカの絶景(2023年1月)

こんにちは。ライターのRenaです。

今回は実際に行ったエジプトの様子をご紹介していきます✨

エジプトに行くにあたっての注意事項や旅程などは以前の記事に書いていますので
ぜひご覧になってください🤗


エジプト旅行記〜サハラ砂漠編〜

カイロ

さて、1日目。まずはカイロの国際空港に着陸です。
空港を出る前に、強制的に外国人向けの観光ビザを窓口で購入しなければなりません。
アメリカドル現金で$25💸
(エジプトポンドでも支払い可能っぽいですが、アメリカドルは貨幣としての価値が高いので持っておくと良いでしょう👍)

ここで、ビザ(シール)をパスポートに貼ってもらえるので、
この証明を見せてスタンプを押してもらいました。

自分でこのビザシールは貼らずに、スタンプを押して入国許可してくれる人に全部丸投げします。

私は受託手荷物をピックアップするベルトコンベアー(?)の近くにあるお店で
SIMカードを購入し、Uberでドライバーを呼んでシティへ行きました。


空港からカイロ市内は$20ぐらいが普通、とか言われてますが、
Uber(エジプトポンド400ぐらい)で来てもらった方が断然安いです。
タクシーはぼったくりなので、断るか値段交渉して安くして乗りましょう🚕

ちなみにチップを払いたくない場合は、値段交渉する時に「チップは出さない」とはっきりと言いましょう。後でネチネチ言われます。


私はそのまま宿泊予約していた「ベニス細川家」へGO。


というのも、私はこちらの「ベニス細川家」さんでサハラ砂漠で宿泊するツアーに申し込みをしていました。

メールでのやり取りで予約しまして📨
おそらくオーナーさん?が所持している日本の銀行口座に振込で支払いをしました。
宿泊施設現地でのツアー予約も受け付けてるっぽかったので、
不安な方は現地での予約でも良いかもですね❗️
そして受付ではアメルカドルとエジプトポンド両替もしてもらえるので、
チップ用の両替ができて助かりました。
宿泊費がものすごく安いのも魅力ですが、
必要最低限のホステルという感じなので好き嫌いが分かれるかもしれないです。
建物自体は古く、エレベーターはありません。
4階ぐらいまでずっと階段を上がっていかなければならないので、
足腰が弱い方にはきついかもですね💦


さて、ツアー予約してるという旨を伝えると、
翌朝の6時ぐらいにピックアップがあるから受付に来てね、と言われました。

サハラ砂漠へ

早朝に受付スタッフに連れられてホテル近くの通りでドライバーを待ち、
ミニバン🚌に乗りました。
他にもツアー参加者のピックアップの場所を周り、全員連れて約5時間のドライブを経てお昼頃に民泊に到着。
ここでランチをいただきました🍗

ご飯タイム🍙

ツアー内容の説明を聞き腹ごしらえをしたら、4Kに乗っていざ砂漠へ❗️
今でも現役の遊牧民族、ベドウィンのおっちゃんたちが楽しくガイドしてくれました。
砂漠にも色々種類があるらしく、火山が噴火してできた黒砂漠、一面が白い砂漠などがあります。
月の地形に似ているらしく、宇宙飛行士は地上での訓練の際にここに来るのだとかなんとかいっていました。🌛
あとは映画の撮影なんかにも使われているそうです。

砂漠は本当に何もないです。

砂漠の砂山みたいなところに行き、サンドボードもしました。
スノーボードの砂版です🕶
ツアーに参加した世界各国のバックパッカーたちと観光+アトラクションを満喫しました。

おもしろ写真その1

クリスタル砂漠といって、自然のクリスタルが自生❓している場所にも連れて行ってもらえました。
一応こういった天然のものは持ち帰ったりするのは、自然保護のため禁止されています。
しかし、多くの観光客が無断で持ち帰ってしまったために、クリスタルの量はかなり少なくなっているのだとか。
一面のクリスタル砂漠見てみたかったな……💎

大きいものを拾って📸クリスタルの結晶が岩肌に埋まっていて感動でした✨

実は私はサン・テグジュペリの作品が大好きで📕
彼の描くサハラ砂漠を見たいという気持ちから砂漠にきました。
『星の王子さま』、『夜間飛行』、『人間の大地』。
美しい風景と厳しい自然を、幻想的な文体で書き上げた彼の文章。
それを思い出しながら砂漠を全身全霊で満喫しました✨

そして沈みゆく夕日を眺めながら各々想いを馳せます。
フェネックはいる🦊、とされていますが、
植物も動物も、生き物は全くいませんでした。
聞こえるのは自分の息をする音だけ。
かすかに聞こえる風のような音。
けれどそれは自転する地球と大気が擦れ合うような音で、
何千キロも離れたところで鳴り響いているような静かな風音でした。

夕陽が眩しい。夕暮れ時から一気に気温が下がります。

静かに終わりゆく日々。
あたり一面の砂漠の中、まるで死の世界にいるような静けさに包まれて。
今、ここにいるのは私たちだけなんだ、と電波の届かない砂漠の真ん中でしんみりしていました☀️

砂漠で一晩を過ごす

みんなでご飯。キャンプ飯🍙

そんなこんなで、夜はベドウィン流人キャンプ飯にありつきます。
焚き火で作ってくれたご飯は一段とおいしかったです😙
香辛料の効いた暖かいスープ。
カレー味のご飯とチキン。
同じテーブルを囲って談笑を楽しむ仲間たち。

ご飯が終わると、焚き火をみんなで囲んで思い思いに雑談を楽しみました。
ちなみにこの焚き火で🔥
ハーブティーや独特の味がする砂糖入りの紅茶を作って飲むのが彼らの習わし。

途中でベドウィンの音楽を演奏してくれました。太鼓と笛と歌い手と、陽気な遊牧民らしい牧歌的な音楽が砂漠の夜に鳴り響きます。

文化、国籍、生きてきた背景。
そのどれもが全く違う旅人たちが、たまたま同じツアーに参加して、
お互いの旅の体験を語って、笑い合う。

このときの、砂漠の中で静かに暖をとった夜の思い出は一生の宝物です✨
「貧富の差とか国とか社会的地位とか、そういったものは一切関係ない。人間は皆、自然の前では平等に平凡で無力なのだ」
と。

銀河が見える満点の星空🌠
美しくも残酷な自然に生かされている、ただの人間。
太古の時代を生きていた海洋生物の死屍累々の地層の上を歩く私たち。
生き物の気配のないこの大地で、たった
忘れられない、人生を変える素晴らしい体験ができました✨

これだから旅はやめられない✈️

月の出?と日の出。
徐々に星が見えなくなり、まるでプラネタリウムのように光が差し込む絶景を眺めて1日がスタート。
太陽の光量と熱量にあらためて感動しました。
命の源である太陽に自然と頭が下がってしまう古代人感覚がわかりました。


ちなみに、夜寝るときはテントか野宿を選べて、私は野宿を選びました。
砂の上にカーペットを敷いて、その上に寝転がるというかなりワイルドなもの。

私は夜中に寝っ転がりながら星空を見たかったので
野宿一択でした。
が、寒すぎて寝れませんでした🥶
夜の砂漠はびっくりするぐらい寒いです。体感温度は5、6度。
天体観測好きな私は寒いなーと思いつつ、
流れ星をずっと見られるという至福の時間が過ごせました✨

冬の砂漠から1日がスタート

実際の様子。野宿組は私含めて三人🔥

みんなで記念撮影。
朝7時ごろ、太陽の強い日差しに起こされてみんな眠そうです😪

さて、朝食済ませて別の砂漠をよりながら帰路に着きます。

面白い形の岩がたくさんありました。

その後は湧水(温泉)があちこちに沸いているので、
そういったスポットを巡りながら民泊場に帰ってきました。

ツアー参加者のほとんどは一泊二日コースだったので、そのままカイロへ。

私は二泊三日コースを選んだので、別の場所に連れて行ってもらいました。

砂漠ツアー二日目


二日目は宿でのんびりランチをとったあと、
世界で初めて恐竜の骨🦕が発掘された場所とか、
イギリス軍が第一次世界大戦で戦った崖とかに連れて行ってもらいました。
あとは地元のマーケットとか湧水が沸いてる湖なんかも行きました。
砂漠って不思議で、一面の砂で覆われているのに、
地底にはミネラルたっぷりの湧水が貯蓄されているのです😃💡
まさに地球の神秘✨

世界で初めて恐竜の骨が発掘された場所。らしい。

言葉に尽くせないほどの絶景でした✨
何億年もの昔、ここは海の底でいろんな生物がいて、
気の遠くなる時間の中で生き物の死骸が鉱石になったりしたのだ、
と想いを馳せてはしみじみしてました🦴

シワと呼ばれる温泉リゾート地も行きたかったのですが、
予算と時間の関係上今回は組み込みませんでした。
でも砂漠を満喫できて大満足です✨

おわりに

ぶっちゃけ一泊二日でもかなり満足できるツアーだったと思います。

そんなこんなでサハラ砂漠を満喫してカイロへと帰ります。

次回はカイロでの観光の様子を書きますのでお楽しみに✏️❗️

最高の仲間達!

ちなみに、砂漠にはトイレなんてもちろんありません。
その辺で済ませるように言われます😂

これはこれでいい経験でした✨

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