「プリズンサークル」からの気づき。
もう随分前だけど自主上映の映画を観に行ってきました。
「プリズンサークル」
Therapeutic Community 「TC」と呼ばれるプログラムを
日本で唯一導入している刑務所の6年に渡るドキュメンタリー。
罪を犯した人は処罰を受けるものの、
「処罰を受ける」ことが更生につながるのか、
という問いに、真正面から向き合っている
ここに集うもの全ての熱量がすごかった。
悪いことをしたからいけない、というだけでは
伝わらないものがある。
それは子育ての現場でもそれなりに見てきた。
それの何が`悪い`のかは、
そもそも教えてもらっていなければわからない。
`悪い`というか
それをすると相手が傷ついたり
自分が大切にしているものを阻害することになったり
お互いに心地よくいられないからやめたほうがいい
っていうこと、など。
お財布を盗んだ少年が何が悪いのかわからなかったと、
判決が出て実刑が決まって刑務所にいる今も
何故自分がここにいるのかわからないと、
特に憤るでもなく淡々と語っていたシーンが今も印象的。
映画を観たのは確か今年の2月。
自分がやったことはどういうことだったのか。
いろんなことに取り組みながら常に常に、
自分の中にあるものが何なのか、どんな感情なのか、を
掘り起こして、言葉にして、みんなで伝え合う。
それを受けて感じたことをまたアウトプットして、、
の繰り返しの中で、
受刑者が目に見えてわかるほどに変化していった。
誰が見てもわかるほどの変化、って凄い。
こういうことをすると傷つく、悲しむ、辛い。
生きていれば当たり前に感じる感情も
些細なきっかけで麻痺していく。
誰かを傷つけることが
自分にも刃を向けていることなのだとは
自力で理解したり、気付くことは難しい。
そこに必要なのは教育で、子育ての重要さも
改めて感じた。
教育って、教えることだと長年思ってたけど
一番大切なのは`寄り添い`なのだとは
セラピストを学ぶ中で痛感する。
「育つ」の中にはこれがとっても大事なのだ。
こうしたらいい、ああしたらいい、
考えることも、実際に決める行動も
人の数だけ選択肢があるけれど、
`自分とは違うけれど`あなたはそれに対して
そう「感じる」のね
と心を寄せていくことで、どれだけ心が解れて
前向きになっていくか。
TCに取り組む受刑者たちは、みんな
「このままではダメだ」という意識のもとに
主体的にプログラムに取り組んでいて、
グループダイナミズムが動いて巻き起こしていくものが
とにかくすごくて感動した。
そこには、彼らの想いが詰まっていたから。
TCに取り組んだ受刑者たちの再犯率は低いとのこと。
出所した後も、独自のコミュニティーがあり
元の道に引き戻されそうな人にアプローチしているシーンもあった。
前向きに生きることには勇気がいる。
多分これは、いろんな環境下に置かれて、
`今のままでは嫌`と感じている人には
共通点があるように思う。
そこから脱する鍵になるものがある。
今やっている活動と重なるところがあるのが嬉しかった。
インプットして、アウトプットして、
反省して、マイペースに変わりながら
前を向き続ける。
生き続けて、生き抜く、生ききる。
そこに必要なのは
常に誰かがいてくれて寄り添ってくれる安心感
じゃないのかと。
そんなことを受け取った。
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(社)日本五感療法協会 認定講師
アロマ音叉®️セラピスト
プライベートサロン RHODONPSYCHE 主宰
原 麗子
東京都文京区 後楽園駅 春日駅 から 徒歩10分
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