見出し画像

過去と未来は、後悔と不安。

――過ぎ去った過去を思い後悔が生まれ、まだ見ぬ未来を憂い不安が生まれてしまったのです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「過去と未来は、後悔と不安」というテーマで話していこうと思います。




📚今を生きるホリエモンの言葉

さっきYouTubeのショート動画を観ていたら、ホリエモンこと堀江貴文さんの動画が流れてきました。その動画のなかで、ホリエモンは18時までには仕事を終わらせて、そのあとは呑みにいって、疲労困憊して倒れるように眠りたいと話していました。受験生のときから変わらないスタンスだったらしくて、14時間くらいぶっ通しで勉強して、9時間は寝ていたそうです。そんな風に「今」と向き合って自分にできる全力のことをやりきることの意義を説いていました。

「過去と未来は、後悔と不安」なんだから、今を生きることが一番大切なんだと語っていました。

ショート動画ですから本当に短い時間ではありましたが、じんと来るものがありました。今の僕に刺さったんですよね。きっとそれは、今の僕の心の中に、まさに後悔と不安が渦巻いているからだと思います。



📚後悔と不安

僕は今、全国大学ビブリオバトルに挑戦しています。

ビブリオバトルとは自分のお気に入りの本を5分間で紹介するプレゼンバトルのこと。リスナーはバトラーの発表を聴いていちばん読みたいと思った本に票を入れます。最も多くの票を集めた本がチャンプ本になるわけです。

高校時代から公式戦に参加してきた僕は、これまでに2度、全国大会の舞台に立つことができました。ただ、どちらも惜しい結果に終わってしまったんです。全国制覇の夢はまだ夢のままなのです。

僕は今、大学4年なので、全国大学ビブリオバトルに参加できるのは今年が最後。ラストイヤーを有終の美で飾りたいという気持ちが強くあります。そんな情熱を手にした大学大会、地区大会では無事に優勝することができました。

3度目の全国大会に出場することが決まったのです。



泣いても笑っても次が本当に最後のステージですから、後悔のないように、最近は幸運を掴むための種まきをしているんです。本にまつわる発信をしたり、本のイベントに参加したり、本のイベントを企画したり……。そんな風に、魅力的な本の紹介をするための準備に限らず、仲間をつくることにも時間を割いているのです。

語弊が生まれるからあまりこの言葉を使いたくないんですが「組織票」をつくりにいっているわけです。詳しくは以下の記事を読んで欲しいんですが、別に大々的に悪事を働いているわけでもなんでもなくて、単純にビブリオバトルの集客をしているだけなんです。「僕の本に投票してね」なんてことは言うはずもなく、誘う際には、「いちばん読みたいと思った本に投票してね」と口酸っぱく言ってきました。ビブリオリテラシーを高めたリスナーを集めているので、運営側にとっても望ましいことです。

「いちばん読みたいと思った本に投票する」案内をしているわけですから、あとは僕がいちばん読みたいと思えるような本の紹介をするだけです。自分の努力でどうにかできるレベルまで持っていくための「仲間づくり」というわけです。



全国大会に参加するためには事前に申し込みフォームを送信する必要があります。申し込み期限が12月6日(水)なので、とにかくそれまでは仲間づくりに専念しようと思い、この1週間はとりあえずいろんな人に会いにいくし、イベントへの参加も、イベントの運営も積極的に行っていくつもりです。

ただ、さっきも触れたように、今の僕の心の中には、後悔と不安が渦巻いているのです。

というのも、イベントの集客が上手くいかなかったからです。実は明日、自分のお気に入りの本を紹介して交流する「FAVORITE!!」というイベントを開催するつもりでした。場所は東京三軒茶屋にあるブックカフェ「twililight」。穏やかな時間を過ごせる陽だまりのような場所です。noterさん向けに頻りに告知していたんですが、参加申し込みをしてくれた人は1人だけ。

お店の運営の事情で、5人は集める必要があったとのことで、先程渋々キャンセルの連絡をしてきました。

一連のことを受け、「ああ、もっと事前に集客を徹底しておけばよかったな」とか「今は拠点が東京じゃないから丁寧に集客しないといけなかったのにな」とか「とにかくぎりぎりまで泥臭く集客した方がよかったのかな」とか枚挙にいとまがないほど後悔は湧き出てきました。

せっかくいい場所で、いい企画をやろうとしていたのに、たったひとつ集客という問題が解決しなかったせいで全部を台無しにしてしまいました。「FAVORITE!!」というイベントも、ビブリオバトル全国大会への集客につながったらいいなという仲間づくりの一環だったので、このまま全国大会の集客も上手くいかないんじゃないか。そんな不安も込み上げてきたのです。

過ぎ去った過去を思い後悔が生まれ、まだ見ぬ未来を憂い不安が生まれてしまったのです。

だからこそ、ホリエモンの言葉は胸に刺さったし、だからこそ、今できることを全力でやっていこうと完全にではないけれど気持ちを切り替えることができたんですよね。


📚今できることをやる

読書会を開催することもあり、最近はnoteのフォロワーを増やす作業にも時間を割いていたので、気付けば、もうすぐ600人というレベルまで来ました。そのために読んでもない記事にスキをつけたりと心無い作業を繰り返す日々を続けてきましたが、その先にあるのはせいぜい僕の認知が高まる未来で、たとえ今後フォロワーが1000人を超えたといったって、イコールその全員がファンというわけではないんです。実際、600人近いフォロワーがいても、読書会に人を集めることが難しかったわけですし。

結局、誰かに行動してもらうためには、少なからず心を動かす必要があって、心を動かすためにはその分時間をかける必要があるんですよね。僕のことをよく知ってくれている人は、僕のやることを応援してくれたり、僕の作品を買ってくれたりする。それまでかけてきた時間が心を動かして、信頼をつくって、その信頼を担保に行動に移してくれるのです。



昨日の夜、久しぶりに中高時代の親友2人と会ってきました。もう10年の仲になります。その10年の間にはいろんなことがありました。同じ人を好きになったこともあったし、喧嘩もしたし、絶交もしたこともあった。それでも関係が途切れることはなく、また元の3人に戻って、昨日も朝までずっと一緒にいました。あの頃みたいに何でもない話をいつまでも続けているんです。

2人とも、全国大会には来てくれるそうです。10年という時間がつくってくれた信頼はちょっとやそっとで壊れるものではなくて、時にそれは、お誘いを瞬時に受け入れてくれるくらい心の拠り所になるものなんですよね。

僕が今やるべきことは、過去の後悔を数えることでも、未来の不安を並べることでもなく、今自分が持っているものを使ってできることを全力でやること。時間をかけて、仲間をつくること。そんなことを思いました。

申し込み期限の6日(水)まで「できることを探して、やる」を繰り返していきます。イベントにも参加するし、noteでも告知するし、旧友たちにも声をかけてみます。最後まで読んで下さり、ありがとうござました。

20231202 横山黎


参加申し込みはこちらから↓↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?