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あぶらの質によって頭も体も元気になる

あぶらは、グリセリンという物質に脂肪酸が3つくっついてる状態のことです。

オリーブオイル、アマニ油、サラダ油、ココナッツオイルなどがありますが

油の質は、脂肪酸の種類でかわります。

分子の数によって質が違うことがわかっていて

C18H36O2 ステアリン酸 

ラード、牛脂、ココナッツオイル

C18H34O2 オレイン酸 

オリーブオイル、鶏肉、豚肉

C18H32O2 リノール酸

大豆、米、サラダ油など、

C18H30O2 リノレン酸

アマニ油、エゴマ油など、

それぞれの分子を比べて見ると

Hの数が2個ずつ減っています。

これが油の違いです。

ステアリン酸は、、

分子の隙間のない油が飽和脂肪酸です。
主に牛脂、ラード、ココナッツオイルに含まれている

オレイン酸は、、

水素が2つとれ、おしりをオメガ機と言うので
そっから数えて、9番目だからオメガ9と言います。
主にオリーブオイル、鶏肉、豚肉に含まれている

リノール酸は、、

同様におしりから数えて
6番目なのでオメガ6と言います。
主に米、豆腐大豆、納豆、ドレッシング、サラダ油、マヨネーズ、鶏肉に含まれている

リノレン酸は、、

同様におしりから数えて3
番目なのでオメガ3と言います。
主にアマニ油、エゴマ油、魚油、生魚に含まれている

脂肪酸の種類

固い      →→→→→→→→ 柔らかい
酸化しにくい  →→→→→→→→ 酸化しやすい
分子の形が単純 →→→→→→→→ 分子の形が複雑

ステアリン酸オレイン酸  リノール酸αリノレン酸
飽和脂肪酸  オメガ9 オメガ6 オメガ3

  酸化しにくい       酸化しやすい

分子が、単純な形なので   分子が複雑な形なので動物が身体の中で      動物が身体の中で
作ることができます!!   作れません!!

身体の中でのあぶらの働き

◻︎脳細胞を構成する。
◻︎細胞膜を構成する。
◻︎ホルモンの構成材料になる。

油の働きは、たくさんあります。

オメガ3、オメガ6は、人間の体で

重要な、役割を担っています!

脳、細胞、ホルモンについて、
2つの働きの影響があります。

脳に対する影響

産まれてから大人になるまで、
一生懸命勉強しますが、

産まれる前から離乳期までに摂る油の質で

脳細胞の数は、摂った油によって、

脳のレベルというのが

全然違うという事が分かっています!

脳細胞の数と質によって

お勉強がはかどるか、どうかが

変わってくると言うことは

間違いないでしょう、、、

なので、離乳期までに質の良い油=オメガ3を

摂るか摂らないかで

大分変わります。

昔から魚を食べると頭が良くなると

言われているのは

魚にオメガ3が含まれていて、

脳細胞の数と質が良くなるからと言う

明確な理由があったのです!!!

細胞について

人間の体にあるいろんな細胞は、

比較的大きいのでこのままではうまく

血液の中に入ることができないので

例えば、赤血球! 

しなやかな赤血球は、2つに折れ曲がった状態で

血管の中を通り抜けていく、

これがちゃんと出来ている分には、
何も問題ないですが、

固い赤血球は、折れ曲がれないので血液の中に入って

いけなくなってしまうのです。

この柔らかい細胞を作り出すのが

オメガ3!!

固い細胞を作るのが

オメガ6!!

これらはどちらも必要なんです。

但し、バランスというのが

本当に大切になってきます。

それから人間は、

外から異物が入ってきた時に

異物と闘うために炎症を起こします。

花粉が入ったらくしゃみが出ます。

病気の時に熱が出ます。

足をぶつけたら、ぶつけた場所が腫れます。

みたいなものは全て炎症になりますが

炎症は、起きないとダメなんです!

ただこの炎症をおさえてくれるのが、

オメガ3

強く炎症を起こしてくれるのが、

オメガ6

つまり、ブレーキがオメガ3、アクセルがオメガ6で

バランスをとる!

これが非常に大切なんです!!

理想のバランスは、1対1

多くてもオメガ6が4までが理想的なバランスと

言われているんですが、

オメガ3が取れる食品は、

アマニ油、エゴマ油、それから生の魚、

からしか取れません。

それに対してオメガ6は、

豆腐、大豆、納豆、味噌、お米、
マヨネーズ、サラダ油、ドレッシング、鶏肉などにも

非常に多く含まれているので

このバランスは、

今日本人が

非常に崩れているんです!!!

理想のバランスは、1対1と言いながら

実際のバランスは、1対50とか、

下手すると、1対100とか、200とか

まで上がっている人も

いると言われているほどです。

なので、油については、

問題は、2つ!

一つ目は、体にとって必要のないもしくは
摂ってはいけない油を身体の中に入れてないか、、、

もう一つは、本来は必要だけども
摂り過ぎているあぶらはないか、、、

という事を生活の中で考えて
いただきたいです。

先程、お話ししたこう言ういろんな話しの中で

人間が作れるのがこの2つ

ステアリン酸と、オレイン酸

人間が作れないのが

リノール酸とαリノレン酸

加熱に強いのが、

飽和脂肪酸とオメガ9

加熱に弱いのが、

オメガ6とオメガ3

自宅で使う油として1番適しているのは、

ステアリン酸が含まれている

ラード、牛脂、ココナッツオイルは、

ステアリン酸が豊富です。

オメガ9であるオレイン酸が多いのは、

例えばオリーブオイルが

オレイン酸が非常に豊富です。

なので加熱する、揚げ物や炒め物をするときは、

リノール酸たっぷりのサラダ油、

αリノレン酸が含まれている、

アマニ油と言うのは

加熱料理に適していません。

油を生で摂る分には、どうかと言うと

飽和脂肪酸は、摂り過ぎにもリスクがあります。

生で食べる油として、飽和脂肪酸を取らなくても

良いと思います。

オリーブオイルは、無理やり
生で摂る必要は、ありませんが、
そこまで大きな害もないです。

となると、人間が作れない

リノール酸やαリノレン酸を

積極的に摂るべきだ、となるんですが、、

今の現代人は、リノール酸は、

摂り過ぎているので、結論

生であろうが、加熱であろうが、

リノール酸は、

油として摂る必要はありません!

ですがこれは食べてもいいですょ、

リノール酸が含まれる
豆腐、納豆、お米、鶏肉など
食べてもいいと思います。

ただ、それを食べていると言うことは

オメガ6は、充分に摂れている

ということです!

オメガ6は、わざわざ油として、

使わないということですね。

今油って身体に良いものって 
言われてるものがありますが
流行りすたりがすごい、、
バターがいいとか、
その前は、マーガリンがいいとか
そのまた前は、サラダ油がいいとか、、
言われてたみたいに、どんどん変わってきています。
最近までココナッツオイルが流行って、

今MCTオイルなんていうのも
流行ってると思います。

例えばギーなんていう油も、

ステアリン酸がたっぷり

含まれている油なので

加熱とかに使う時は良いと思います。

ただギーは、油の種類としては

身体の中でみーんな作れるので、

本来は、必要ないですよねー

ポイントとしては、

1.酸化した油は、

体にに大きな悪影響を与えます。

活性酸素が大量に発生して、
腸内環境が悪くなってしまうので酸化した油は、
体の中に極力いれないこと!!!

2.アメリカでは

現在禁止されているトランス脂肪酸

日本では、企業努力は行われていますが
法的なルールが一切今のところ存在しないので
よっぽど意識をしないと普通に食べちゃってます!

トランス脂肪酸は、様々な疾患の原因になるという
事が分かっているので、

トランス脂肪酸は、

極力体に入れないこと!!!

3.サラダ油、ごま油、米油に多く含まれている

オメガ6という油は、

現代人が摂り過ぎてしまっている

という事が分かっているので、
これを無理に食事から摂るということは、
必要ないと思います。

油として加熱をするのであれば、

オリーブオイルやラード

飽和脂肪酸やオメガ9オレイン酸

生で食べるのであれば、現在足りてない

オメガ3系の油を意識して摂る事が重要!

油は、必要なものを必要なタイミングで
摂る事が大事なので、
それを意識して生活していきましょう!!!

世の中の人が健康になりますように!!


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