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らら
2020年2月29日 10:53
私は急いで家に帰って来た。「急に帰っておかしいと思ったよね。」でも真っ赤になっている顔を見られるのは嫌だった、まだ未練があるみたいじゃない?未練・・・江藤に触られたところがジンジンする。祐一がいるのになんでこんな気持になるの?自分でも自分の気持ちがわからない。私の中の江藤の記憶がすべて消えたら楽なのに・・・夜ごはんを買い損ねた私は、カップラーメンを食べて寝ることにし
2020年2月28日 12:15
「江藤さん、何してるの?」「かみさんにお弁当頼まれて。」「そうなんだ。」江藤は高級なお弁当屋さんの袋を持っていた。「随分豪華ですね。」「今日はかみさんの誕生日で、ここのお弁当買って来てって頼まれたんだ。」「仲良しなんですね。」「そうでもないよ、色々あって大変だけど、どうにか修復できたらと思ってて・・・」修復?やっぱり中谷の言ってたことは本当だったのかもしれない
2020年2月27日 11:24
始めてのバレンタイン。私はブラウニーを作る予定だった。買ったチョコレートより、手作りのほうが祐一は喜ぶと思ったからだ。でも失敗した時用に、チョコレートも一応買っておこうと、私は会社の帰りにデパートに寄り、チョコレートを買うことにした。デパ地下に行くと、甘い匂いがして、たくさんのチョコレートが売っていた、チョコレートとはたくさんあったが、人もたくさんいた。そして値段
2020年2月26日 11:48
お正月休みが終わり今日から仕事が始まる。会社に行くとみんなが憂鬱そうだった。「あけましておめでとうございます。」中谷が声をかけて来た。「今日起きるのめっちゃつらかったです、休みが長いと仕事嫌になりますよね。」「私も辛かったよ~お正月は毎日9時近くまで寝てたから。」「彼氏とずっと一緒だったんですか?」「えっ?うんそうだね・・・中谷さんは?」「彼氏が実家に帰ったんで
2020年2月25日 11:00
私のお正月休みはまだ続いていた。私はゆっくり起きて掃除をして、パジャマのままで、紅茶を淹れて、陽当たり良い場所で、前に買って読み終えていなかった本を読み始めた。誰にも気を使わない、久し振りの1人の時間。至福の時。やっぱり1人はいいな。そう思えるのは祐一がいるから。ずっと1人と、たまに1人になるは、同じ1人でも気持ちが全然違う。人に愛されると心は満たされる。
2020年2月24日 18:40
お正月休みが終わる。「明日から仕事か、面倒だな~みづきはあと3日も休みがあっていいな。」祐一は5日から、私は8日から仕事だった。「長期休みのあとって仕事ダルいよね。」「今年はみづきと一緒だったから、会社に行くのがさらにダルイ、もっと一緒にいたかったよ。」「日の出見て、初詣行って、映画見て、お休み満喫したじゃない。明日からがんばって。」「たしかにお正月満喫したよ、
2020年2月23日 21:44
30歳にもなる息子に、段ボールいっぱいの食料を持たせるなんて、優しい母親だと思った。「やさしいお母さんだね・・・」私は独り言のようにつぶやいた。祐一には聞こえていなかったみたいで返事は無かった。私たちは近所のスーパーに行って、簡単に出来る夜ごはんの食材を買って帰って来た。「夜はみづきの手料理か!楽しみ。」「ただ焼くだけでしょ。手料理って言わないよ。」私たちは新婚の
2020年2月22日 13:23
昨日の夜、早く寝たので、今日は6時に目が覚めた。私はゆっくり出かける準備をする。ゆっくりした時間を贅沢に感じるなんて、普段から時間に追われている証拠なのかな?私は贅沢な時間を満喫して午後は祐一の家に向かった。迎えに来ると言ったけど、私は電車で行って見たかったので、1人で祐一の家まで行くことにした。駅から15分ほど歩くと祐一のアパートはあった。ピンポーン。鍵が開い
2020年2月21日 10:25
冷蔵庫の中にある物で簡単に夕食を作り、私はお正月のテレビを見ながら1人で夜ごはんを食べていた。でも、どのテレビを見ても面白くない。祐一は何時ごろ帰って来るのかな?そんなことを考えていると、8時過ぎごろ祐一から電話がかかって来た。「今日帰る予定がおじさんに酒飲まされて、車の運転出来ないから、帰るの明日になる。」「そうなんだ、なんか楽しそう。」「楽しくないよ、酔っ払いの付
2020年2月20日 09:44
「もしもし、みづき、あけましておめでとう。家にいたの?」母には「友達がお正月1人で寂しいから一緒にいて欲しいと懇願された」と言ってあった。「あけましておめでとう。うん、今から出かけるところなんだ。」「そうなの出掛ける前にごめんね。」「ううん、大丈夫だよ、お父さんとかみんな元気?」「こっちはみんな元気だよ、あんたは元気?たまには帰って来て顔見せてよ。」「うん、今年中には
2020年2月19日 12:11
「紅茶入れるけど飲む?」誰かが私に話しかけてる、「うん、私がやるよ。」そう言ってベッドから起き上がろうとしたけど、上手く動けない、そして眩しくて目が開かない。そこにいるのは誰?必死で目を開けようとするけど、眩しくて開かない。「江藤さん?」私が聞くと、「何言ってるんだよ、オレだよ。」そう言ってベッドに近づいて来た、そして私を優しく抱きしめてた、私はあっとい
2020年2月18日 10:27
帰り道が混んでいたので、私たちはファミレスに入り朝ごはんを食べることにした。ファミレスのドアを開けると、食べ物と飲み物のファミレス独特の匂いがした、中は温かく海で冷えた身体が、一気に温められた。私たちはモーニングセットを注文して、食べていると、祐一の携帯が鳴った。祐一は携帯を見て、「おふくろからだ!」と言って、外に出て行った。少しして帰ったきた祐一は不機嫌そうだった。
2020年2月17日 11:43
4時に目覚ましが鳴り、私は起きて出かける準備をした。祐一を起こして私たちは4時半過ぎに出発した。外は真っ暗だった。日の出前の空が一番暗いと聞いたことがあったけど、外は漆黒の闇のようだった。日の出を見る海まで1時間はかかる。コンビニで温かいコーヒーと紅茶を買って、お気に入りの音楽を流して、海に向かった。途中渋滞してたので到着が遅くなった、海に着くと15分ぐらいで日の
2020年2月16日 14:04
お弁当とお蕎麦とお酒を買って祐一の家に帰宅。お昼ごはんを食べていなかった私たちは、早めに夜ごはんを食べて、テレビを見ながらまったりしていた。「1年って早いね。」「うん、でも今年の年末も1人だと思ってたのに、みづきと出会えて良かった。人生って何が起こるか本当にわからないよな。」「うんうん、運命って急に動き出すから、ときどき戸惑うよね。」「オレはいつも運命に身を任せて、