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子育ての選択で後悔をしない自分をつくる

フリーランス保健師のやなせまみです。
週2日、メンタルに不調を抱える方の支援センター(デイサービスのようなところ)でパートをしつつ、その他の日でオンラインでママたちの子育て支援をしています。
ママたちの子育ての伴走支援については、こちらの記事へ。

今日は、妊娠や子育てをしていて逃げることができない、自分の決断についてお話します。

ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は1日に最大3万5000回の決断をしているとされています。
子どもは、小さいうちは特に自分の力で決断できないことが多いので、ママはお子さんの分の決断もしていることになるので、さらなる数の決断に日々迫られています。


情報社会の子育ては無駄に疲れる!?

メンタルの疾患を持っている方とお話をしても、ママとお話をしても、この現代に生きる私たちは、良くも悪くも「情報に揺さぶられている」ということが起こっているなぁと感じています。

見なくていい情報を見てしまって、心配を増強させる。

ネットがない時代の子育てだったら、
どんな離乳食、食事だったとしても気にならなかった。
結果として、わが子が食べるか食べないだけの判断だけで、進めてこられた。

予防接種も知らない間に接種していたかもしれません。
発達障がいだと思うことも、こんなになかったはずです。

現代のネット社会の中での子育てにおいては、メリットとデメリットがありますよね。

【メリット】

・自分に必要な情報を入手することができる
・ニッチな情報も得られるので、同じ価値観を持っている人に出会うことができて安心できる
・リアル以外にも、仲間をつくることができる
・ZOOMなどで、子育て中で時間がなくても講座受講などでプロの話を聞くことができる
・自分でも発信することができ、アウトプットできて自分を整理することができる

【デメリット】

・キーワードで検索すると、関連した記事がどんどんでてきて、不安や心配を煽る
・価値観、情報が狭まりやすい
・ひとつの情報を信じやすいが、情報が正しくないこともある
・人のコメントや意見などで、自分が傷つく機会を増やす
・エンドレスで調べることができるため、たくさんの情報に溢れて、決断に時間がかかる

ネットがあり、SNSが普及したことで、子育てについて役に立っている部分も多くあります。
私自身も、YouTubeなどで色々な情報を得て、自分の考えを後押ししてもらうこともあります。

ここで、一番大切なのは、ネットはあくまでも「道具」だということです。
AIの普及が盛んに叫ばれていますが、AIに人間の頭が乗っ取られてはいけないわけです。
無能なヒトが量産されてしまいます(泣)

ネットもAIも、あくまで人間が使うために生み出した道具なんですよね。
その道具によって、自分の大切な時間が取られてしまったり、決断をできなくさせてしまってはいないでしょうか?

ここから、子育てにおいて日々、自分が後悔しない選択をしていくためにはどうしたらよいのか、ポイントを抑えていきます。

注意)後半、賛否両論になりそうなちょっと厳しめの内容も含んでいますので、有料記事にさせていただきましたが、ママに自信がないというのは、大事なポイントだと思っています。
当てはまるかもと思った方は、ぜひご覧いただき、ご心配なことがあれば、ご相談くださいね。

後悔しない選択をするためのポイント

【ポイント1】検索する前にどう思っているのかを書き留める

妊娠の経過、わが子の授乳量、食事のこと、発達のことなど、
ネットで検索したくなりますよね。

ここで、自分の気持ちが定まっていない状態で検索をすると、得た情報によって、不安が強まってしまうことがあります。

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