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子育てママが、凸凹が繋がるコミュニティカフェをつくる理由

2023年3月に、18年勤めた公務員保健師退職した、ゆるまる保健師マミちゃんです。

注)ゆるまる=自分に厳しくならず、ゆるーくたくさん自分に〇をつけていこうという感じで、自分に言い聞かせています。
完璧主義の人って、できなかったことに目が行きがちなので…汗。
私もそうですが、皆さんに〇をたくさんお届けてできる保健師がいいなと思って、こう名付けております。

今日は、いい加減に、noteも長くなってきて、昔の記事を読んでくださる方たちもいるので、一度「私」は何者なのかを整理していきたいと思います。
それで、トップの固定記事を変更していきます。

それでは、お付き合いください~。

なぜ、公務員保健師を退職したのか

保健師って何する人???

まず、保健師という仕事を知らない人も多いので、保健師とは…。

この法律において「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。

保健師助産師看護師法 第2条より

と、法律上で定められているのは、こんな感じです。
どうやら、保健指導に従事することを仕事にする人のようです。

おぉーーーー、そうだったのですか。
と、冷静に私も思ったのですが、「指導」っていうのがメインなんですね。
実際は「地域住民」が、というのが、主語で入ってくるとは思うのですが。

私的な拡大解釈ですが、看護師さんたちが、病気になった人をケアするのがメインだとしたら、保健師は「予防」の医療職なんです。
「保健」とは、「健康を守り保つこと」ですので、基本は病気にならないための指導ということになります。

と言っても、精神疾患を抱えた方、糖尿病の方、認知症の方など、病気になった後に、関わることも多々あるんですけど、根本は「予防」です。

公務員保健師は「太く短く」の支援になりがち

現代の日本人、「幸せですか?」と尋ねたら、だいたい「うーん。。。」と、言葉に詰まってしまうと思います。
世界の幸福度ランキングで、日本の順位は137カ国中47位という順位でございます。

それくらい、何かしらの不安や悩み、問題を抱えながら生活していることが多いと思います。

そんな方たちに対して、公務員保健師として、細く長くという健康指導(支援)はなかなかできないわけです。
たくさんの対象者がでてくると、指導をバーン!!として、「太く短く」になってしまいます。
それの繰り返しです。

部署の異動もあったりするので、それがさらに顕著になります。
もう、支援が必要な人が多すぎて、公務員の人数からすると、本当に大変な人、絶対に支援の必要な人しか対応しきれないわけです。

それこそ、虐待をしてしまった人、虐待になりそうな人、精神疾患の人、生活に困窮している人がメインになって、生活できているパパママや、高齢者の介護者、不登校の子はよし!みたいな。
そんな現場です。

支援できているのは、氷山の一角

でも、現実は「よし!!」とはなっていないわけで…。
その人たちに、フォローしていただける家族や地域に支援者がいればいいわけですが、そういう環境でもない日本。

「声かけてあげてもいいけど、何か言われたらいやだしなぁー」
「私の責任にされても困るしなぁー」

と、気づいていても、見てみないふりする社会だなぁと思っています。
それは、人と人との関係性があまりにも、できていないからです。
でも、このちょっと心配な人たちを放っておくと、また虐待、生活弱者の予備軍になります。
まさに、この見えてる山のところは一部で、その下にはたくさんの予備軍がいるというやつです。

氷山の一角…。

私たちには、健康になる権利がある

日本国憲法には、こう書いてあります。

すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

私たちは、憲法上も健康に生活できる権利を有しているようです。
だけど、実際はどうなのよ…と。
文化的ってねぇ、そんな文化とか感じている余裕はないわよ。
という人たちがたくさんいると思います。

私は、このすべての国民が健康になるためには、医療の専門職の力だけでは、絶対に無理があると思っています。
昭和の時代とは違い、令和の時代の今、専門職以外にフォローできる、家庭や地域の体制がほぼないからです。

そこで…
私はもう一度、家庭や地域で健康がフォローできる体制を作っていきたい!!!
その手段のひとつが、カフェだ!!!
と、そう思って退職をいたしました。

根本を解決しなければ、ずっと同じだと思ってしまったこと。
国が打ち出す施策にも色々と異論があり、これをやっても意味ないなと思う仕事が増えたことも一因です。
コロナで、土日の出勤が増えて、子どもとの時間がなくなったこともひとつ。
色々と要因が重なり退職する運びとなりました。


凸凹とカフェの繋がり

十人十色という言葉が好きです。
めちゃわかりやすい。
10人いれば、10人の色がある。

だから、Aさんに得意なところもあれば、Aさんには苦手なところもある。
でも、それは、Bさんにとってはめちゃめちゃ得意だったりする。
じゃ、その凸凹を合わせたら、無敵じゃーん!みたいな考え方を、子どもの頃から結構していました。

それは、たぶん両親が、あまりに凸凹だったからだと思います。
得意不得意、性格が真逆な感じで、よくこれで夫婦として成り立っているなぁと子どもの頃は思っていましたが、大人になって、これだから成り立っていたのねとわかりました。

これ、夫婦だけではなく、家族もコミュニティ(地域、職場、学校)でも、規模が広がるだけで同じなんですよね。
逆に、規模が広がれば、もっと凸凹がはまる範囲も広がるというメリットもあります。

そこで、その凸凹を繋げるためには、繋がるための仕組みが必要と思い、繋がる場所に足を運ぶ目的が必要だと考えました。
それが、食べものだなと思っています。

子育てサークルの開催

公務員時代から、今も月一回土曜日に、子育てサークルを実施しています。

氷山の一角の話からの続きですが、
子どもたちの健康を守っていかないことには、その子たちがまた大人になって氷山になるだけで、問題は変わらないことになるので、子どもの支援がもっとも重要と位置づけています。
そのためには、ママの支援がもっとも大事だと思っています。

この子育てサークル、私は茶話会の時間が絶対に大事だと思って、無料でデカフェの珈琲と紅茶のどちらかと、ささやかなおやつを提供しています。
コロナがあけて、お弁当の時間も復活しまして、これも大切ですね。

この食べながら、話すっていう時間って、気が抜けるんです。
なぜか…
話すことに集中しないからです。

話をすることだけに、集中していると、人は色々なことに気を使って、余計なことを考えてしまうから。

相手がこう思うかな…とか
嫌な気分にさせたらどうしよう…とか

食べながらだと、「食べること」にもある程度意識がいっているので、全集中できないのです。
だから、ぽろっと本音がでてきたりします。
重たい話だったとしても、聞いている方も食べながらなので、気楽に聞けます。

カフェな理由

この経験からも、やっぱりカフェだなと。
単に私がカフェ好きというのもありますが…笑

あとは、愛知県はモーニング文化が根付いているので、高齢者になっても、朝、カフェや喫茶店にモーニングに行くという流れがある人が一定数います。
そうすると、場に来るという習慣ができれば、関係性が作れる人もいます。
特に、介護している介護者、子育てしているママさんたちは、そこでふっと息を抜くことができればいいなと。

そこで、保健師として
「こんな制度があるから、使った方がいいよー」
「ここのケアマネさんいい人だったよー」
「いい加減病院に行った方がいいよー」
と、血圧測ったり、赤ちゃんの体重測ったりしながら、伝えられたらなと思っています。

こんなたくさんのモーニングは想像していませんが…

カフェって、すぐにはできないもので…

公務員を辞めて、楽読という速読スクールを開校する予定でした。

速読も、自分を開示したり、自分を認めるのにとても有効なツールだと思っていたからです。
しかし、インストラクターの試験になかなか合格できず、一旦挫折。

そして、私の公務員をやめてからの収入源は、ゼロベースに・汗

副業をやりながら、準備をしてカフェを開くというのが一般的な気がするのですが、私は本業もままならないという事態に。

でも、本業がない分、早めに準備をして取り掛かるしかない。
というか、本業は「子育て」というものも残っているので、自分の時間のすべてを準備には費やせないのですが…。

それでも、最低半年はかかる。
それも、開業したからと行って、すぐに黒字になるわけではない。
まぁ、いばらの道ですね。
カフェの経験もないし→笑うしかない。

子育ての中で、開店までにできること

特定保健指導の業務委託

今、保健師の資格を生かして、特定保健指導(生活習慣病指導)の業務を委託で受けています。
働き盛りの生活習慣についての改善を改めて、学んでいます。
それが、唯一の収入源。今月は、7000円ちょっとの収入・汗

子育てカフェ開催

7月から、月に1~2回のペースで場所をお借りして、子育てカフェを開催していく予定です。
ハーブティーとお茶菓子を提供する練習をしていきます。
そして、保健師として、お話できる特権として、ミニ講座付き。

オンラインでの子育て相談とセルフコーチングのお手伝い

こちら、また詳しく他の記事にしようと思っていますが、メンタリングカードの講座というのを受講して、本当にすごいわ!!と思ったので、是非広めたいと思い、カードを使ったコーチングをご提供していきます。

子育て中でなく、職場で困っているとか、人間関係に困っているとか、そんな人にもぴったりなセッションです。

自信のないワーママ、息詰まっているワーママ

  • 何か仕事に疲れている人

  • 子どもへ接し方がわからない、迷いがあるママ

  • 自分を知りたい人

  • 夫婦関係が迷子になっている人

などなど…。
これ、ご自身がテーマを決められるので、本当にどんなテーマでもいいんです。

ご興味のある方は、下記のリザストの相談予約からお申込みください。

愛知県、豊川市の民家の借家を探し中

ということで、今から準備を進めていくのですが、同時に物件を探しております。
豊川市内(遠方になるので旧宝飯郡は除く)で、民家で借家を探しております。

子育て世代は、畳とかの方が過ごしやすいことが想定されるため、できればテナント物件でなく、本当に「家」を改装できるくらいのところがいいなと
思っています。

ゆくゆくは、実家を改装してカフェをしていく予定のため、借家がいいのですが、売家は結構あるけど、借家がない…。
社会貢献のために、豊川市内で民家を貸してもいいよという方がいらっしゃれば、是非メッセージください。
駐車場の問題とかもあるので、一筋縄にはいかないと思いますが…。

メッセージは、一番下の「クリエイターへの問い合わせ」からいただけます。

わかりにくいところにありますが、直接メッセージいただけます。

最後にメッセージ

そんなこんなで、生きていけるのかわからない、フリーランス保健師ですが、応援していただけると嬉しいです。

noteを見ていると、公務員退職組も結構いますし、色々なことに挑戦している方が、たくさんお見えになるので、本当に心強いです。

そして、何より私は「ワーママ」で頑張っている皆さんのために、子どもたちのために、全身全霊で仕事をしていきたいと思っているので、気になったワーママさん、声をおかけくださいねー。
どんなママでも、ゆるまる保健師は、あなたに〇をさしあげます。
子どもが、生きているだけで、あなたのおかげです。
それだけで、十分、朝から〇です!!!

たくさんの皆さんとつながり凸凹をつなげて、心の豊かな社会を作っていきまーす。


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