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ギャンブル依存症のRです 物語が好きなのでたまに投稿できたらいいですね よろしくお願…

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ギャンブル依存症のRです 物語が好きなのでたまに投稿できたらいいですね よろしくお願いいたします!

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非コントローラー

人に迷惑かけてはいけません そう言われ 息をひそめて生きた いつも笑顔でいなさい そう言われ 笑顔を作る薬をいつも飲んだ エライ人にならなくてもいいから普通でい…

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1か月前
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映画みたいな恋がしたい。

わたしはいつものショッピングモールの喫茶店でコーヒーを飲みながら 本を読んでいる 会社帰りに時々立ち寄ってゆっくりするのがわたしの贅沢だ いつも30分くらい過ごして…

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3か月前
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ポリティカルアイロニー

「だからさあ、政治に興味ないなんて無責任なんだよ!子供の未来を考えたらあなたが入れた1票が未来を決めるんだよ!そんなことだから今の間違った政治は投票した国民のせ…

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1年前
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無敵人間製造工場

僕はコンビニのバイトをしながら推し活をしている。 僕の推しは最近アイドルデビューしたばかりのYちゃんだ。 僕はSNSを使っていつも応援している。 でも、最近Yちゃん…

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2年前
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賭博者

俺は5000円だけ握りしめ雀荘へ向かった あの雀荘は箱になったとしても5000円しか取られない つまり半荘はできるのだ。 うまくいけばもう1回くらいはできる も…

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2年前
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時空ナンパ師

「んでさあ。時々思うんだけどさあ。世界の出来事って神様に仕組まれていると感じることがあるんだよね。例えばね、この空、見てごらんよ。青いだろ?こんなに青いんだぜ。…

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3年前
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bandman

Vチューバーである桜心音はスマホの中で少しずつ話し始めた。 「あたしはずっとバンドがしたかった。中学の頃から毎日家で歌っていた。でも、誰にも披露することもなく、…

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3年前
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anti

ある日、僕のSNSが乗っ取られていた。 プロフの画像は萌え系のイラストに、さらに秘密の写真が知人のアカウントに勝手に送られていた。それに気づいたのは昨日の夜だった…

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3年前
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メランコリック

「あなた雨の匂いがするわね」 リリーは僕の胸に鼻を近づけ、クンクンと匂いを嗅いだ。 「雨の匂い?」 「そう、梅雨くらいにむせ返るような暑さの時に雨が降ることがあ…

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3年前
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diversity

「Kちゃん、私最近勉強したの!そして気づいたの!!ひきこもりが悪いわけじゃないって!!だってそうでしょ!今の時代いろんな価値観が認められてるわ!多様性って言うら…

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3年前
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rain

僕は学校から帰ろうとして、下駄箱で靴を取り、外を見ると雨が降っていた。僕は外に出るところで止まり、少しの間雨を眺めていた。 傘は持ってきている。天気予報を見て母…

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3年前
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K嬢のささやかな希望

あたしさあ こう見えて家が金持ちでね。なんでも買ってもらえたの。言えば何でもね。だから不自由したことなかったわ。 でもお父さんはいつもいなかったの。海外に行って…

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3年前
5

ランドリーランドリー

僕が彼女に会ったのはコインランドリーだった。 僕は東京でしがないバンドマンをしているが、アパートには洗濯機がないのでよく近所のコインランドリーに行った。夜の9時…

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3年前
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HOPE

Hは最後の1万円をサンドに入れた。ガラガラとコインがトレイに落ちてくる。 「このゾーンで当たれば爆発する。大丈夫だ。必ず来る。昨日出てないこの台が出ないはずがない…

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3年前
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非コントローラー

非コントローラー

人に迷惑かけてはいけません

そう言われ 息をひそめて生きた

いつも笑顔でいなさい

そう言われ 笑顔を作る薬をいつも飲んだ

エライ人にならなくてもいいから普通でいなさい

そう言われ 何も欲しなくなった

普通でいいのよ

そう言われ 僕は僕を殺した

普通から外れたら 何でそうなの?

そう言われ 困惑しごめんなさいと謝った

ねえ あの人がいなくなればいいのにね

そう言われ 僕はあの人

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映画みたいな恋がしたい。

映画みたいな恋がしたい。

わたしはいつものショッピングモールの喫茶店でコーヒーを飲みながら
本を読んでいる
会社帰りに時々立ち寄ってゆっくりするのがわたしの贅沢だ
いつも30分くらい過ごして帰る
その日はそんなに客は混んでなく、私の他に5人くらいの客がいた
わたしはいつもの席でいつものように文庫を読みながらコーヒーを飲んでいた
しばらくするとコーヒーを飲み終わって会計に向かう男がわたしの席の横を通り過ぎた
わたしの席の横を

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ポリティカルアイロニー

ポリティカルアイロニー

「だからさあ、政治に興味ないなんて無責任なんだよ!子供の未来を考えたらあなたが入れた1票が未来を決めるんだよ!そんなことだから今の間違った政治は投票した国民のせいだなんて言われるのよ!」

僕はさっきから居酒屋で隣合わせたメガネ女子に政治に興味がないことを責められている

たまたま隣の席に居合わせた僕らは最初は趣味の話で盛り上がっていたが、今回の選挙にはあまり興味がないとポロっとしゃべっただけで無

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無敵人間製造工場

無敵人間製造工場

僕はコンビニのバイトをしながら推し活をしている。

僕の推しは最近アイドルデビューしたばかりのYちゃんだ。

僕はSNSを使っていつも応援している。

でも、最近YちゃんのSNSのコメントに批判的なコメントが増えてきている。

僕はそいつらを駆逐する活動をしている。

この前もYちゃんが可愛いコスプレの写真をあげていたのにアンチは

「全然可愛くなんだよなあ」とか「足太いんだよなあ」とかコメントし

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賭博者

賭博者

俺は5000円だけ握りしめ雀荘へ向かった

あの雀荘は箱になったとしても5000円しか取られない

つまり半荘はできるのだ。
うまくいけばもう1回くらいはできる

もしかして
チップの支払いがあればマイナスになるかもしれないが

借りればいいや
どうせこの前1万借りたばかりだ

いくら借りても同じだろう

打ちたくてたまらないのだから仕方ない

そんなヒリヒリした気持ちで卓についた

常連客が一人

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時空ナンパ師

時空ナンパ師

「んでさあ。時々思うんだけどさあ。世界の出来事って神様に仕組まれていると感じることがあるんだよね。例えばね、この空、見てごらんよ。青いだろ?こんなに青いんだぜ。神様の仕業なんだよ。だからさあ。僕が1年後に君の彼氏になっているとしても不思議じゃないわけだよね。もちろん、僕らは今出会ったばかりだけどさ。ほら、僕の実家にさあ。柴犬がいるのね。ラッキーって言うんだけどさ。夏になるとラッキーの背中に顔をうず

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bandman

bandman

Vチューバーである桜心音はスマホの中で少しずつ話し始めた。

「あたしはずっとバンドがしたかった。中学の頃から毎日家で歌っていた。でも、誰にも披露することもなく、誰とも友達になることもなく、中学生活は終わった。高校に入ると周りでバンドを組む人たちも出てきた。でもあたしは誰とも話さず、ひたすら家でイヤホンをしながら歌い、ヒトカラをしながら歌を磨いた。ほんとは誰かに声をかけてほしかった。バンドやろうよ

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anti

ある日、僕のSNSが乗っ取られていた。

プロフの画像は萌え系のイラストに、さらに秘密の写真が知人のアカウントに勝手に送られていた。それに気づいたのは昨日の夜だった。僕はそのSNSにしばらくログインしていなかった。昨夜久しぶりにログインしようと思ってもログインできない。パスワードが違いますの一点張りである。

その夜はあきらめて次の日出社すると同僚が僕に変なことを言い出した。

「おい、プロフィー

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メランコリック

メランコリック

「あなた雨の匂いがするわね」

リリーは僕の胸に鼻を近づけ、クンクンと匂いを嗅いだ。

「雨の匂い?」

「そう、梅雨くらいにむせ返るような暑さの時に雨が降ることがあるじゃない?その時アスファルトや土の匂いが混じって雨の匂いがするのよ。その匂い」

「雨の匂いはわかるけど、今日は雨降ってなかったけどな。」

「あなた時々雨の匂いがするわ。きっと嘘をついてる時ね。」

「へえ、そうなんだ。ちなみに今

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diversity

diversity

「Kちゃん、私最近勉強したの!そして気づいたの!!ひきこもりが悪いわけじゃないって!!だってそうでしょ!今の時代いろんな価値観が認められてるわ!多様性って言うらしいの!英語ではdiversityと言うそうよ!ごめんなさいね。Kちゃんを部屋から出すことばかりを無理強いしてしまって。私反省したの。だってKちゃんが私がカウンセラーになって初めての患者だったから。私だって大学で心理学を勉強してカウンセラー

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rain

rain

僕は学校から帰ろうとして、下駄箱で靴を取り、外を見ると雨が降っていた。僕は外に出るところで止まり、少しの間雨を眺めていた。

傘は持ってきている。天気予報を見て母が持たせてくれた。

しばらく雨を眺めていると、右の方で女の子が同じように雨を眺めていた。

「嫌だなあ。雨なんて嫌い。」彼女はつぶやいた。

彼女は確か斎藤さん。話したことはないがかわいい子だった。クラスの女子に溶け込むわけでもなく、男

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K嬢のささやかな希望

K嬢のささやかな希望

あたしさあ こう見えて家が金持ちでね。なんでも買ってもらえたの。言えば何でもね。だから不自由したことなかったわ。

でもお父さんはいつもいなかったの。海外に行ってるとかで。

でも、嘘だったの。

女のところに行ってたの。それがわかったのが小学生の時かなあ。お母さんと弟と家を出たわ。それからはひどい暮らしよ。

今日食べるものもなかったわ。夜はさっさと寝たわ。腹が減るから。

そんな私にも子供がで

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ランドリーランドリー

ランドリーランドリー

僕が彼女に会ったのはコインランドリーだった。

僕は東京でしがないバンドマンをしているが、アパートには洗濯機がないのでよく近所のコインランドリーに行った。夜の9時頃行くのだがあまり利用している人はいなかった。でも誰かが利用しているであろう洗濯機がいつも音を立てて動いていた。

その日も僕はいつもの洗濯機に洗濯ものを入れ、40分近くの本屋で時間を潰してからコインランドリーに戻ってきた。

洗濯ものを

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HOPE

HOPE

Hは最後の1万円をサンドに入れた。ガラガラとコインがトレイに落ちてくる。
「このゾーンで当たれば爆発する。大丈夫だ。必ず来る。昨日出てないこの台が出ないはずがない。信じろ!己を信じろ!きた!スイカだ。ここから32Gの間に前兆が来ればこっちのもんだ。頼む。もう金がない。」
無情にも32Gは過ぎ、また千円、千円とサンドに吸い込まれていく。
「ちっ。あと千円か。」
Hはふと鞄の中に封筒が入っているのを見

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