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HSPを活用したより安心な溶剤の設計方法
有機溶剤の一種であるジメチルホルムアミド (DMF) は、コーティング産業において特に重要な溶剤として知られており、なかでもポリウレタンの溶解に広く使用されています。しかし、最近では、工業プロセスで使用される特定の有機溶剤の毒性が大きな問題となっており、より安全な溶剤への変更が求められています。
以下の論文では、2種類のポリウレタン(Desmopan®、Desmocoll®) をより安全な溶
TOEIC受験報告(2023年)
以下に引き続き、今年もTOEICを受験しています。
Lが上がればRが下がり、Rが上がればLが下がりと、さながら旗揚げゲームのようになっていますが、めげずにスコア860を引き続き目指したいと思っています。
ちなみに、「極めろ!」シリーズを勉強用に使っています。R対策として、Part5・6編もやろうかと。
溶けにくい化合物の親和性評価
ハンセン溶解度パラメータ(HSP)は化合物の性質を表す値で、化学的な相性の指標として活用されています。
HSPを実験的に取得する方法として、様々な溶媒に対する親和性を評価する方法が知られており、溶解度測定はその一例です。
溶解度を求める方法として、例えば、UV-Vis分光光度計を使用するケースがあります。これは、濃度既知の溶液のピーク強度から作成した検量線をもとに、濃度未知の溶液の濃度を
冬かれて 休みしときに 深山木は花 咲く春の 待たれけるかな
おみくじの和歌から。ちなみに大吉でした、やったね。
訳によると、以下とのこと。
昨年は部署が変わり、非常に忙しくさせていただきました。開発を手掛けた技術が、まだよちよち歩きの段階ではあるけれど、思った以上にいろんな人に可愛がってもらった気がします。「こんなん出来るんかいな…」ということに取り組めた結果だと思います。実務をやっていただいている後輩にも感謝。色々詰め詰めで対応いただきました。
こ
有機溶媒に対するタンパクの溶解度
毎度、ハンセン溶解度パラメータ(HSP)の調べものをしていたら、とある文献に興味をそそられたので読んでみました。有機溶媒に対するタンパクの溶解性に関する内容です。
生化学分野の研究で広く使用されている2種類のタンパク(牛血清アルブミン(BSA)、リゾチーム)を用いて、約20種類の溶媒中における溶解量を測定しています。
どちらのタンパクも共通して、ギ酸(Formic acid)とトリフルオ
TOEIC受験報告(2021年)
以下の記事で宣言したとおり、本日TOEICを受験しました。
結果は以下の通り(括弧内は昨年スコアからの増減)。
Total:780(△85)
Listening:430(△80)
Reading:350(△5)
無事に目標スコア(730点)を越え、自己ベストを更新。会社からの報奨金、ごっつぁんです!
今回はリスニングに重点を置いてトレーニングしてきました。トレーニングは、問題を解くよ
魚臭さは植物オイルで取り除け
ハンセン溶解度パラメータ(HSP)のアプリケーションで、面白いものがあったのでまとめてみました。
フィッシュボックスとは スーパーの鮮魚コーナーで、記事サムネイルのような箱を目にする機会は多いと思います。この箱、発泡スチロールでできたフィッシュボックス(以下、ボックス)は、軽量で断熱性に優れており、鮮魚の輸送に用いられています。しかし、ボックスは衛生上の理由から一度しか使用されず、日本では大量
TOEIC、今年もはじめました。
毎年会社で受験しているTOEIC L&R、今年も申し込んだ。今年はこれまでよりも戦略・戦術的に取り組んでいこうと思う。
受験日はおそよ2か月後、目標スコアは730点(※)に設定する。
※ 会社から報奨金がもらえる点数である。
現在のスコアは695点(2020年時点)なので、40点アップを目指すことになる。1問の点数を約5点とすると、高々8問分の正解数を増やせばいいということになるが、これが
見てくださる方はいるもので
ありがたいことに、ハンセン溶解度パラメータ(HSP)に関する私の記事を見てくれている方がいらっしゃるようだ。しかも、HSPの解析ソフトの開発者の目に留まったことが、なにより嬉しいことでした。
セミナー聴講における「下ごしらえ」と「後かたづけ」
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先週、会社でのセミナー報告をした際、同僚や上司から「1か月半前の受講とは思えないくらい分かりやすく、次のアクションに繋がる、断トツの報告だった」と驚くほどの評価をいただいた。単純に嬉しかったのと、今後も土台として活用していきたいという思いから、報告までの取り組みをまとめてみた。誰かの