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1/21の日記。今年初のジェンダークリニックへ。幼少期、小学校低学年、高学年と来て、今日は中学生の頃を振り返る面談。気が重くなる。というのも、この時代が私の中で一番と言っていいほど、良い思い出が全くないのだ。当時の私は、とにかく大人しくて物静か、受け身で口下手。何故なのか未だに分からないのだけど、嫌がらせや、いじめのターゲットになった。それはクラスだけではなく、部活内でも起き、学校の中では私の居場所がどこにもなくて。それが3年間続いて辛すぎた。部活といったグループに所属していたとしても、それは表面的な薄い関わり。心の奥底では、常に孤独で泣いていた。高校受験においても、第一志望を受験する資格も得られないくらい学力を伸ばすことができなくて挫折。不登校にはならなかったものの、上履きや教科書は無くなる、机に落書き、女々しい仲間外れは当たり前といった、いじめに耐えながらの中学生生活。学校で心の底から笑った記憶がない。只、一日一日を生きていくことが必死だったから、勉強していたものの一切集中できていなかったのかもしれない。何度見ても思うのだけど、卒アルは目に光が入ってない。



中学生の、プリちゃん




中学生になると、これまでとは違って制服というものが存在。「なぜ学ランを着なきゃいけないのか?」と、私は心に引っかかる違和感があった。それだけではなく、なにかと男女で振り分けられることに対して苛立ちを感じるように。今思えば、この頃から性別違和感が強く出てきたのだ。「私って何。。?」でも、「自分自身がおかしいだけであって、私が合わせていかなきゃ」と誰にも相談することはなく、心の内に隠しておくことにした。相談すればよかったものの、相談できないもどかしさがあったから。自分がおかしいことを絶対に周りに伝えないように。他にも性別違和感に対する影響が色々と出てきた。水泳の授業が拒否感を覚えるようになって、仮病を使って欠席するように。大きく肌を露出することが嫌だったから。二次性徴が活発になり始めて、高い声を出せなくなったことに失望。年々、毛深くなってくる体毛に嫌気がさす。鏡で自分の姿を見るのも嫌い、自分のことも好きじゃなくなっていた。


自分自身を好きになれたのは、もっと時間が過ぎた後。この時期は自分自身のことを一番好きになれなかったけれども、そういう経験を先にすることができて、今となっては良かったと思う。この時代があったから、「まずは私自身が変わっていかなきゃいけない」って、自分から少しずつ動いていけるようにもなった。どんな経験も無駄じゃなくて、全部学びに変えていくことができる。



プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」


INFORMATION from プリちゃん -

①銀座個展がスタートしました!30日まで。



②2022年の間、アートで笑顔と幸せを全国に届ける、「#虹色スマイル」チャレンジ中です。。!🌈
(インスタで、@priusshotaをチェックされてみてくださいね。。!)


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