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雨の日のハロウィンに振り返って感じたこと
先日、大好きなスタバに足を運んだときのこと。店員さんが黒を基調とした布地に、紫と黄色の絵が付いているマスクをしていて、「ハロウィン仕様なんですよ」と丁寧に教えてくれた。ハロウィンのことをすっかり忘れていた私。仮装など何も行う予定がなかったので、せめて今日はSNSアイコンだけそれっぽく変えてみた。近年はずっとそんな感じで、華やかなパーティーにも行っていない。そういえば小学生の時に、魔女の仮装をして近所に"Trick or treat !"と呼びかけながらお菓子をもらいに行っていたことがあったっけ? 随分と記憶が遠くなっていて、思い出すだけで精一杯。でも、仮装するときがあれば、いつも魔女や魔法使いを選んでいた。それはきっと、大好きなハリポタの影響が大きいことは間違いない。
当時、母方のおばあちゃん家にあった『ハリーポッターと賢者の石』のビデオを何回も観ていて、ハーマイオニー・グレンジャーという登場人物に憧れを抱いていた。優秀で、知性があって、可愛くて。ハリーやロンといった友人たちをサポートしていく姿が頼もしいと思ったし、「私もそうなりたいな」と、心の奥底で感じていた。だからなのか、修学旅行でハリーポッターごっこをすることになった時は、いつもハーマイオニー役を自ら選んでいた。『ハリーポッターと賢者の石』の物語後半で、今でも印象に残っているハリーとハーマイオニーのやり取りがある。ハリーたちがボスであるヴォルデモート卿と対面する直前、ハーマイオニーはハリーに、「あなたなら大丈夫。ハリー、あなたは偉大な魔法使いだわ。」と伝え、ハリーは「君ほどじゃないよ」と伝えた。それに対し、「私なんてただ勉強ができるだけ。もっと大事な物があるわ。友情とか勇気とか。」とハーマイオニーが返していたエピソードだ。小学生だった当時の私は、この彼女が伝えた意味があまり理解できなくて、「ハーマイオニー凄いけどなぁ。なんでなん。。。???」と率直に感じていた。でも、大人になって色々体験してみると、ハーマイオニーが伝えた意味がやっと理解できるようになった。
勉強ができるのは良いことだし、実際にできる人は本当に凄いと思う。SNSの世界でも、オフラインでも沢山いる。学は光だし、どんどん向上していけるものね。でも、勉強が少しだけできるからといって、必ずしも沢山の人を幸せにすることができたり、社会をより良くしていけるかどうかといったら、それは違うのかもと感じるようになったから。たとえ勉強ができなかったとしても、人から応援されたり、愛されるようなハリーみたいな人が、本当に多くの人を幸せにすることができたり、結果的に社会もより良い方向へ進めていけるのではないかなと、最近は特に思う。応援する人が優秀な人で、そういった方々を惹きつける魅力を持っているハリー。私は何でも一つのことに没頭しすぎて視野が狭くなってしまうタイプだから、どちらかというとハーマイオニーと同じ。ここ数年間において、社会で活躍されている大人たちと縁することができて以来、更に自分自身の強みや弱みがよくわかるようになった。ほんの少し勉強ができたとしても、遠くまで行けないことも痛感した。あくまで勉強は豊かな土壌にしていくために必要なもの。それだけでは美味しい果実にはならないよね。勇気といった水や、人の繋がりといったお日様の光も必要。そういうのもあって、ハーマイオニーがハリーに伝えたかったことが理解できるから、ハリーのような人間性をこれから磨いていきたいなと思う。
臆病な自分にサヨナラを告げて
近い未来を想像しながら
勇気を忘れないで 諦めないこと
夢叶うから
プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」
【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中
◇10/31 お取り扱い店舗様◇
(大阪)
梅田 蔦屋書店
(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
渋谷〇〇書店
(北海道)
江別 蔦屋書店
「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」
東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
【写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。
淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。
好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。
2022年カレンダーもできました。。!
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