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画家が自画像を描くように. 作家が自分自身をモデルにした物語を書くこともある. しかし, そのような稼業は決して長続きしないことを文学史は証明している. その先にあるのは破滅か. 消失か #振り返りnote 7月15日〜21日

毎週土曜日恒例の #振り返りnote の企画です。今週は、7月15日〜21日のあいだに投稿した過去記事をまとめました。

ちょうど1〜4年前の今の時期に自分がなにを考えて、なにを行動していたのか。そんなことを振り返るための時間が少しくらいあってもいいと思う。


2021年7月15日 うなぎさんの昔話

今年もまたうなぎの日(土用の丑の日)が近づいてきましたね。現在、うなぎに関する新しいエッセーを仕込んでいる最中です。楽しみに待っていていただけたら幸いです。夏のうなぎって、どうしてこうも、わたしたちをわくわくさせるのだろう。


2022年7月16日 「今日の自分」と「明日の自分」

冷房よりも除湿のほうが快適であることに気がついて、昨年までは梅雨時期しかつかっていなかった除湿設定で暑さをしのいでいる。あれ、そういえば梅雨って明けました?(そもそも梅雨入りしてました?)


2022年7月17日 盆栽にハサミを入れて形を整えていくみたいにして方向性を定めていく集団創作3日目 #斗起夫WIPレポート

過去の自分が、わりと真剣に演技・演出論を書いていて驚いた。『斗起夫』の上演を終えたときに、演技・演出論をまとめることを目標にしたけれど、あまり筆が進まないでいる。いや、『太陽と鉄と毛抜』の稽古中にも、演技・演出に関することはこまめに書いて、noteにも記録しておいたけれど、それでもなかなか筆が進まないのには理由がある。なんだか、そのようなものを書くと、波風が立つことが多いのだ。それで、気疲れしてしまう。


2021年7月18日 たべること

料理人のエッセーを読んでいる。その影響もあってだろうか、「たべること」に思いをめぐらすことが増えた。演劇公演も終了して、生活も落ち着きを取り戻しつつあるので、ひさしぶりに手のこんだ料理でもつくってみたい。


2019年7月19日 マガジンを整理しました

これら3つのマガジンは、1つに統合されました。統合先は『創作生活』です。「創作」と「生活」をつなげることがコンセプトになっています。月額500円で、宮澤大和が過去に書いた記事(アーカイブ)が読み放題になります。よろしければご購読ください。


2021年7月20日 〔散文〕自画像にまつわる記憶について

画家が自画像を描くように。作家が自分自身をモデルにした物語を書くこともある。しかし、そんなふうにして、自分を切り売りするような物語を書いたとしても、そのような稼業は決して長続きしないことを文学史は証明している。その先にあるのは破滅か。消失か。

消費されるような文章を書いては駄目だ。嗜好されるような文章を書かなくては。


2020年7月21日 今日この頃の過ごし方

夏はハイボールの季節かもしれない。あるいはジンでもいいかもしれない。今年はジョニーウォーカーではなくてサントリー角をハイボール用に購入した。飲み終えたらジンに乗り換えようか。しかし、ジンはウイスキーよりもすいすいといけてしまうので酔いやすい。困りものだ。


振り返りnoteのアーカイブ

生きる喜びの隣にはいつも気心知れた仲間がいる #振り返りnote 7月8日〜14日

人と会って話す時間が大半を占めている時期には小説を書くことができない,代わりにエッセーのアイデアが絶え間なく浮かんでくる,言語モードが“社会的”に設定されるからだ.小説を書くためには言語モードを“非社会的”にしないといけない,部屋に閉じこもって,スマートフォンやインターネットからも遠ざかる,“非社会的”な時間 #振り返りnote 7月1日〜7月7日

迎合すべきところは迎合すべきだとして、迎合しきれない点があれば自分を貫いてみてもいいんじゃないか #振り返りnote 6月24日〜6月30日

勝負には勝たないといけない,勝つと勝たないのとでは話が全然違ってきてしまうから #振り返りnote 6月17日〜6月23日

「美しい言葉」っていうのはなにも「伝統の中にある言葉」のことだけをさすのではない,僕の中にある言葉の採用基準は:その言葉が持っている普遍性——つまり.時代や国境,価値観,の違いを越えても通じやすいかどうか #振り返りnote 6月10日〜6月16日

めぼしいアイデアはいつも偶然生まれる。偶然生まれたそれを取り逃さないようにすることが大切なのだが、もっとも大切なのはその偶然——1000分の1の確率を、10分の1にまで押し上げることだ。 #振り返りnote 6月3日〜6月9日

もっと現実に向き合わないといけないなと思う。だからフィクションの言葉だけではなく、リアルな言葉で日々を綴っていく。日記やエッセーの言葉は過去の自分からの指令みたいなものだ #振り返りnote 5月27日〜6月2日

「AかBか」で決めなくていい.「AもBも」でいい #振り返りnote 5月20日〜5月26日

読みやすい文章はAIが脅威のスピードで生成してくれるのだから.人間の僕はとにかく読み応えのある文章を書いていこう(しかし,文体を重たくすることと,文章を難解なものにしていくことは同義ではない,) #振り返りnote5月13日〜5月19日

傾向として,愉しかった経験よりも,愉しくなかった経験を書いて残すことが多い.愉しかった経験について書くときよりも,愉しくなかった経験を書くときのほうが,筆がのるのはどうしてだろう? #振り返りnote 5月6日〜5月12日

大切なのは「しゃべるように書く」ことではなくて「書くようにしゃべる」こと.ひさしぶりに尾川正二『文章のかたちとこころ』を読んでみよう. #振り返りnote 4月29日〜5月5日

【急募!】 僕の脳波を測定してくださる方 #振り返りnote 4月22日〜28日


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今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからもていねいに書きますので、 またあそびに来てくださいね。