見出し画像

うなぎさんの昔話


偶然の連鎖というものがある。

例えば、昼飯にカレーライスを食べた日に限って、夕食のテーブルにもカレーライスがのっていることがある。



そんなときは、とくに喜びもしないし哀しみもしない。なぜなら僕はカレーライスが大好きだから。



カレーライスには奥深さがある。

ひと口にカレーライスと表してしまうにはもったいないくらい、さまざまなカレーがある。

インドカレー、欧風カレー、家でつくったカレーの独特の味わい。



ルーが違えば、それは僕にとっては、違う料理だ。鮭ハラス焼きとサバの塩焼きくらい違う。



そういえば、数年前に、高級なうなぎのかわりに鮭ハラスをもちいることが、しゅふの裏技みたいに紹介されていたのを思いだした。

でも、やっぱりうなぎはうなぎだし、鮭ハラスは鮭ハラスだと思う。そうであってほしいと思う。

ここから先は

806字
好きなものを好きなように書くために、noteを書いています。だから、このマガジンは僕の「スキ」で溢れてるんだと思います。

創作生活

¥500 / 月

「創作」と「生活」をつなげることをコンセプトにしたマガジンです。週1回以上の記事更新。エッセー・小説・感想文・戯曲……多種多様なジャンルの…

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからもていねいに書きますので、 またあそびに来てくださいね。