見出し画像

観察日記780

観察日記780
おはようございます。
今日から「科学哲学への招待」をまとめていきます✋

■古代ギリシアのコスモロジー
・紀元前3500年前ごろ
 ・古代メソポタミア、古代エジプト
 ・天体観測に基づく天文学の知識の蓄積
  ・黄道の発見、十二宮の確定
  ・暦法(太陰暦、太陽暦)
 ・知識は実用的、実際的なものに留まる
・古代ギリシア
 ・天体運動の体系的な理論化
 ・「コスモス(cosmos)」
  ・秩序だった規則的運行を続ける宇宙
  ・「カオス(無秩序、混沌)」と対立する言葉
  ・もとは「女性の装身具」、「コスメティック(化粧品)」と同源
  ・そこから「美しい秩序」→「法則的秩序を持った宇宙」
  ・コスモスは永遠に続く必然的な秩序
  ・それ自体として「ロゴス(理)」を内在させていると考えられた
 ・「コスモロジー(宇宙論)」
  ・コスモスに内在するロゴスを研究する学問
  ・まず宇宙の開闢を物語る「神話」の形をとる
  ・次第に学問的知識の体裁を整える
・小アジアのイオニア地方
 ・「自然哲学」「自然哲学者」
 ・自然界の生成消滅や変化を説明する基盤となる万物の「アルケー(始原、根源物質)」を探索
 ・タレスの「水」、ヘラクレイトスの「火」など
 ・多様な自然現象を統一的な原理によって説明しようとする
・エンペドクレスの「四元素説」
 ・すべての物質は「地(土)、水、火、風(空気)」(万物の根)からなる
 ・「愛」と「憎」の作用によって結合と分離を繰り返す
 ・アリストテレスに引き継がれ、ギリシア的な物質観の根幹を形作る
・ピュタゴラス
 ・「万物は数である」
 ・ピュタゴラス学派は一種の禁欲主義的な宗教集団
 ・「数学(mathematics)」
  ・彼ら輪廻転生をする魂の浄化(カタルシス)のために修行として課した諸学問(マテーマタ)に由来
 ・「コスモス」の語を最初に「宇宙」の意味で用いたのはピュタゴラス学派と伝えられる
 ・宇宙の数学的秩序をめぐる思想
  ・プラトン、ガリレオ、ケプラーへ
・アリストテレス
 ・万物のアルケーを求めるギリシャ人達のさまざまな思索の集大成
 ・ギリシア的コスモロジーが「アリストテレス的自然観」と呼ばれるゆえん
 ・「天動説」が基本的枠組み
  ・宇宙の中心は地球
  ・同心円状に配列された天球が回転
  ・それぞれの天球に月、太陽、惑星が付着
  ・天体運動の動力は、天体自身にはなく、天球の回転によるもの
  ・宇宙は月の天球を境にして、「月上界(天上界)」と「月下界(地上界)」に分かれる
  ・2つの世界は物質の組成が異なる
   ・月下界:四元素説、生成消滅と変化を繰り返す不完全な世界
   ・月上界:エーテル、永遠の秩序に支配された不動不変の完全な世界
  ・運動の形態の違い
   ・月下界:自然運動(外力が加わらない運動)が始点と終点を持つ上下の垂直運動
   ・月上界:一様な円運動、始点も終点もない完全な図形と見なされていたから
(第2章 アリストテレス的自然観-1)

google keepの調子がおかしく更新に手間取りました

〈読書中〉
・人間の本質にせまる科学: 自然人類学の挑戦> https://amzn.to/3KBql24
・脳の意識 機械の意識> https://amzn.to/3CT9vcv
・善と悪のパラドックス> https://amzn.to/3IvM1eQ
・最先端の教育 世界を変える学び手> https://amzn.to/3MLiL5w
・図説・標準 哲学史> https://amzn.to/3M5a46M
・日本酒の科学> https://amzn.to/3sYSY2P

#観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #子ども #親 #学校 #遊び #社会 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #ケア #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?