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【海外・外資系に就職したい人必見】日本人と外国人の大学生の大きな違い!

こんにちは~今の時期は、皆さんの周りに就職活動をしている人が多いかと思いますが、「就職活動」という概念自体が非常に日本的であり、海外には存在しないものです!

ということで、今回は日本人と外国人のインターンのいる弊社の経験を基に比較していきます🖊️


弊社の日本出身外国出身インターン割合

弊社PLEN Roboticsは長年インターンを受けてきましたが、文系理系共に外国人が圧倒的に多いです。それも、長年在日の外国人ではなく、わざわざ海外から働くために来日する人や日本に留学中の学生が多いです。

弊社のインターンは種類あります:
①セールス&マーケティング
②エンジニア

文系も理系もスキルを活かせるので、どの大学から応募しやすいはずなのに・・・海外の大学からの応募が多いです!😮

地域で言うと、ヨーロッパが最も多く、北アメリカも多いです。またインドのようなアジアの国出身のインターンもいました。

①セールス&マーケティングと②エンジニアで言うと、セールス&マーケティングの方が日本人が多いです!

セールス&マーケティングのインターンは記事を書いたり、SNSを運用したり、広告の分析をしたりしますが、日本人学生からの応募もあります。
日本語力が求められるからなのかもしれませんが、結局日本人よりも日本語を流暢に話す留学生の方が多いです。

一方、エンジニアのインターンはほとんど海外出身です。実は正社員も外国人がいます!
日本人学生のエンジニアインターンは今は1人だけです。私の憶測にすぎませんが、異文化の学生は、まだ完璧に使いこなせなくても挑戦したいという気持ちが強いのに対して、日本人の学生は自分の能力に自信がないと遠慮するんじゃないかなと思います。

海外の大学からの応募が多い理由

理由その一
国によって大学でインターンシップをすることが卒業条件であるから

弊社はフランスからのインターンが多数いますが、大学・大学院の過程でのインターンシップが必須になっているそうです!

フランスでは、学生のうちに実用的なスキルを身につけることが重視されており、特にエンジニアはフランス出身の人がたくさんいます。

日本に留学するということではなく、フランスの大学に在籍中に、半年間程度のインターンシップ期間があり、その期間中は授業がなく、特別就労ビザで来日する形になっています。

理由その二
有給インターンシップだから

弊社のインターンシップは有給なので、アルバイト+スキルアップの組み合わせになっています。
ですが、インターンの母国だと無償のインターンシップもあります

特にインターンシップをすることが当たり前の国だと、企業からしたら無給でもインターンが集まるので、わざわざお金を払う必要はないと思うのでしょう。

理由その三
仕事の経験がないと雇ってもらえないから

冒頭で「就職活動」の概念自体が日本的だと書きましたが、その意味をもう少し詳しく説明します。

日本の就職活動は全員が大体同じ時期に応募し、同じ時期に入社するという制度ですね。
しかし、他の国だと、特に決まった時期がなく、会社に欠員が出たら募集するという制度になっている国もあります。そもそも大学を卒業する時期が同じではないという国も多いです!

ですので、大学を卒業するのにインターンシップが必須ではなくても、即戦力になる人を探している会社側からしたら、仕事の経験がないと雇えないことがあります。
ということで、複数の長期インターンシップ(例えば夏休み期間中のインターンシップなど)をする学生も実は少なくないです。

理由その四
日本に住んでみたいから

母国で就職する前に違う国に住んでみたいと思う人も少なくないです。そこで留学をするか、インターンシップをするか、ワーキングホリデーをするかなど、選択肢がいくつかあります。

日本はとても魅力的な国であり、テクノロジーが進んでいるという評判なので、弊社のような日本AI会社で働いてみたいと思う人がたくさんいるわけです。そのため、海外出身のエンジニアのインターン生が多いです。

日本国内のイベントでも外国人のインターンを見つけてしまう?!

先月SusHi Tech Tokyoという大きなテクノロジーのイベントに参加しましたが、そこで日本人の大学生に声をかけようと思っていました。

SusHi Tech Tokyo 2024は大手企業からスタートアップまで、持続可能なテクノロジーを紹介する企業が多く、それを見に来る学生もたくさんいました。

弊社も参加し、学生に積極的に声をかけていましたが、最終的には、日本人学生は20人くらい、外国人学生は3人くらいと連絡先を交換しました。

ということで、日本人のインターン生を探していても、どうしても外国人の学生も見つけてしまうという現象が起きるんです(笑)

とはいえ、高校生のときからインターンをしている日本人もいます!
縁がある人には本当に有意義な経験になっているので、学生のうちに積極的にインターンをしてほしいものです。

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短期 vs 長期インターンシップ

弊社のインターンシップは6ヶ月間以上となっています。
しかし、日本の会社では数日から1~2週間のインターンシップも多いですね。

短期インターンシップのメリットは、色んな会社のインターンシップが試せることです。
そのため、何がしたいか分からない学生は、様々な職業をやってみて、自分に合いそうな業界を見つけていくチャンスになります。
また、複数の会社のインターンシップが試せるので、それぞれの会社の雰囲気をつかみ、自分の性格と合うかどうかを検討できます。

一方長期インターンシップは、実際に働いてみる機会になります。
長期ということは、ちゃんと研修期間があり、仕事の内容や会社について学ぶことができます。弊社が設けている期間が6ヶ月間以上の理由もそれです。
特にエンジニアの場合は、最初の1~2ヶ月間は「学ぶ」ことがメインで、とにくスキルアップしてもらいます。そうしたら今度は、仕事を実際に任せることができるようになります。元インターン生で正社員として入社する人もいます!

上がっていく転職率

やりたいことが分からないまま入社してしまい、入社したら雰囲気が思っていたのと違う、合うと思っていた仕事が実際には合わない…そのような状況で転職する人が増えています。

一方海外では、したいことが具体的ではっきり決まっており、実際に経験もあるので、入社すると即戦力になる(元)学生が多いです。

最終的に多くの国では転職すると収入が上がる傾向になっていると思いますので、転職をすることに変わりはないのですが、転職する理由が違うというわけですね!

まとめ

日本人学生と外国人学生の最も大きな違いは仕事の経験に対する意識です。

多くの国では、学生のうちに実務経験を積んでおきたいと思う学生がほとんどであり、正社員として採用されるときは即戦力になることが期待されています。
そのため、積極的にインターンシップを探し、いくつかの長期インターンシップを重ねていく人も少なくないです。

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