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竹村俊助/編集者
2018年3月19日 01:08
本の企画会議や打ち合わせで「類書は何ですか?」と聞かれることがある。 類書。ようは「この企画に似ている本はあるのか?」「前例はあるのか?」ということだ。おそらく、企画の良し悪しやおもしろさが自分の感覚ではわからない人が「担保として」聞いているのだろう。似たような本が売れているなら安心だし、そうでないならリスクがある、ということなのだろうか。 ぼくの知っているヒットメーカーの編集者は類書を
荒川和久/独身研究家・コラムニスト
2018年3月4日 19:32
小児科医の先生がご自身の経験の中で出会った18個の物語を記した「君がここにいるということ」という本があります。その中のひとつ、白血病と戦った少女とその母親とのお話を抜粋して紹介します。その先生と4歳の由香子ちゃんとの出会いは、彼女が白血病の疑いありと診断されて検査のため大学病院に来院したときだった。由香子ちゃんは、目がくりくりとした、運動が大好きな女の子だった。検査といっても、骨髄を抜き取