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3-5-9沢山あるズリバイのタイプ

 こんにちは!現レッスンで問合せダントツが「ずりばい」に関すること。見た目にわかるだけに「足」に着目されがち。赤ちゃんの成長と発達にはある一定の法則があります(自己紹介はココ)




大人が発見して驚いたこと
赤ちゃんの諸事情はちょっと違います
観たいものだけ見るのはやめよう


足しかみてない、全体が見えない



 先に話したように、大人は見たいものに着目しがち。これは人の習性なので仕方ないところですが、「足で蹴らなければ前に進まない」という思いが片隅にあります。


 いったい誰がそう決めているわけでもなく、移動できるひとは、ご自分が進むためには足を使うので、足へ着目しがちです。


 赤ちゃんは違います。できるもの・できる能力を最大限活用して何とかしようとする人です。

赤ちゃんの行動から読み解くとわかる



 とはいえ、赤ちゃんが示してくれる行動には意味があると私は考えています。何かしらの意図があるのが前提で、意味なく動くわけがないと思っているからです。


 赤ちゃんはムリしない、できそうにもない背伸びもしないそういう人です。言葉かえせば、「できそうだから行動を起こす」それが答えじゃないかと思います。


 例えば

▼両手でぐいっとたぐり寄せる

 この方が、赤ちゃんにとって都合が良いのです。片腕では何とかならない諸事情があって、両腕を使うということじゃないかと推測できます。


 次の

▼片腕でぐいっと引き寄せる

 片腕は使えたとしても、残す片腕がどうにかならないために、自分ができる能力を駆使し、それに伴っての足の動き方があるのではないかと推測しています。

▼足が浮いて身動きしない

 うつ伏せ姿勢で遊ぶことが増えたのに、「なぜ進まない」と思われがちなパターン。体力温存ともとれますが、動けるのだろうかという赤ちゃんの迷い、動くの無理だと言おう思い、動き方がわからない、姿勢を崩す怖さなど、赤ちゃんなりの思い悩む時期の話です。

▼後ろへ進んでしまう


 うつ伏せはできるのに、目の前のものを見ながらジリッと後ろへ進む。支える力が腕の突っ張りに頼っている傾向も。

足に着目せず、全体を観る



 ここまで読み進めていただけたのなら、足から着目していないことはお察ししていただけたのではないかと思います。


 赤ちゃんの発達の方向性は、上から下、上半身から下半身への方向性があります。ルール的なものではなく、赤ちゃんが気付きやすい+意図して使役しやすい方向が上から下へ伸び育つのであろうと思われます。

赤ちゃんの行動はノンストップ



 赤ちゃんの行動は本当にノンストップです。赤ちゃん自身が気づいた瞬間、できると思った瞬間にはもう次の手を出し始めます。


 すでに上記4点については動き出しています。


 だからと言って、大人が先に諦めてしまうのはお門違いな話で、赤ちゃんの成長を「最前列で応援する人」であって欲しいのです。

赤ちゃんを信じる・ご自分を信じる



 「できない」「ムリだろう」でひとくくりにしない。それは赤ちゃんへですか?ご自分へですか?そうじゃないですよね。



 今まで知らなかった
 そして、今、気づいた



 ということです。気づいたなら、もうできることが始まります。知ろうとすればよいのです。

逃げないということ
蓋をしないということ
可能な限りでよいということ
その先微調整していけばよいのです




 ご自分のお子様を誰が信じて
 あげることができるのでしょう



 なんでもできる人なんてこの世に一人もいません。できるかもしれない・ちょっとできたらうれしい・ちょっとの変化を期待する、そんな小さな願いからでよいのです。すると、お子様の小さな変化が宝物発見ぐらい面白くなり、徐々にできていく様を発見するとパズルピースがはまっていくような感覚を手に入れることができるのです。


 最初からあきらめない


 赤ちゃん自身へもご自分へも





 少なくとも移動し始めている、勢いある赤ちゃんです。ゆえに、スピード勝負。ハイハイまで少しでも足掻いてみようと思えるならば、当レッスンまでお声かけてください。

▼オンラインレッスンのご案内


 赤ちゃんへの応援の仕方がよくわからないなと思われるようでしたら、当オンライン講座「ぴよままベビータッチ」赤ちゃんの行動から読み解く、赤ちゃんの発達にそったベビーマッサージを行っています。見てわかるを目指していますので、よかったらそちらへもご関心よろしくお願いします。


 手持無沙汰で待つより、積極的に待つ


 あんがいそっちの方が楽しいかもしれませんよ

ズリバイできる期間は限られています



 ズリバイができる期間は、股関節が閉じてしまい、腰が上がってしまうまでの短い期間しかありません。


 ズリバイ前のカラダの動かしやすさ柔軟性、重心移動を学べているかどうかで、小回りの利きやすい体になるかどうか、ここが違うかもしれません。


 もちろん、ズリバイ期間が過ぎたとしても追従して補うことは可能です。しかし、ズリバイよりハイハイの方がラクちんにできますので、一度ハイハイを獲得すれば元には戻りません。


 待っていたらできる場合ありますが、赤ちゃん自身が苦労してそうならば、何かしらサポートしてあげるのもアリかもですよ

赤ちゃんの発達は宝物探しと同じ




今日は何を試しているのでしょうか



 赤ちゃんの視線の先や、試し行動などみていると、赤ちゃんの気持ちが丸わかりになり、「今日はこの発見をしたんですね」という小さな宝物を見つけることが可能になります。それが小さな宝探しが始まります。

 この度は「3-5-9ずりばい総まとめ」記事ご閲覧いただき誠にありがとうございました。あなたの子育てライフ応援しています


0歳の教科書著者:ぴよままより



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最善は目指せますが、完全に上手くいくかどうかは赤ちゃん次第。

赤ちゃんの成長はノンストップ!勘付いた方向へ進むことがありますので、2人3脚でタグを組むという意識を持っていただけるならばどうぞお越しくださいませ


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