1-1赤ちゃんは泣く
こんにちは!赤ちゃんは泣きます。「泣く」動作を観察してみて思うことは、大人を使役したいわけではないということ、何かご用事があって、呼び止めるツールだということです。(自己紹介はココ)
赤ちゃんは、泣きます。泣くという手段を用いて、大人とコミュニケーションの匙加減を図ります。赤ちゃん自身の気持ちがオーバーヒートやキャパオーバーした際には制御できないくらい泣いてしまうこともあります。そのとき大人は困ってしまうのですが、「今がこうだった」と伝えたいだけという風に客観的にとらえられるようになるといいですね
泣くは感情の放出であり、気持ちの整理をつける方法でもある
泣くことは、その子自身の性格的な弱さでもありませんし、忍耐強さ・忍耐弱さを求めるものでもありません。伝達手段であり、感情の放出であり、気持ちの整理の手段のひとつだからです。
今思うことがあって、泣く手段をもって伝えているだけで、傍にいる大人を完全に制御したいわけではないのです。当たり前ですけど、よくなく赤ちゃんだとママのこころが折れてしまいそんな気持ちになることお聞きしたことがあります。
泣きたい状況だったということだけですから、「そうだったのね」と最初に受け止めてあげるだけでよいのです。そのあとは赤ちゃんと対話をしましょう。
「泣く」収拾のつけ方は自身の経験に基づけられる
大人になった今までに、自分自身が泣いたことありますよね。自分自身が泣いたときにどのように受け止めてもらい、どのように対応した・対応してもらった経験であり、うちに溜まった気持ちの整理を泣いて放出しながら納得させてきた経験があると思います。
また自分以外の人が泣いているのを見て、泣いている人へどうアプローチしてきたか、アプローチした結果がどうであったかが、赤ちゃんの泣きの対応に大きく関与されています。肯定であったり、否定であったり、八つ当たりであったり、思いもよらない裏切りであったり、いろいろ経験してきているはずです。
赤ちゃんには実直でウソ泣きは存在しません。その時点の自分の気持ちのさじ加減の調整で、その瞬間の限界を処理できるのか・処理できないのか、その迷いを表現している様子であるとき、涙が出ていなかったため、ウソ泣きじゃないかと誤解されることがあります。感情をおしはかる調整中だとご理解いただければよいと思います。
赤ちゃんが泣くと、「ごめんなさい」とおっしゃる方もいますが、誰も赤ちゃんへ良くないことをしたわけではないですよね。赤ちゃんの自然現象です。ただし良くないことをした自覚がある場合は、赤ちゃんへその場で謝る習慣をもつことで、赤ちゃん自身はコミュニケーションのやり方を学びますよ。大人も完璧ではありませんから。
泣かれることでオロオロしますが、次『1-1-1大きく分けて3種類の泣きがある』では、客観的に見ることで、泣いたときの対応・どのタイミングなどヒントになると思います。
ひいては、赤ちゃんとの対話の仕方が習得できるかもです。明日以降もお楽しみに
赤ちゃんは泣くシリーズ編まとめて
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