
第76号『女の子が好きなモノ』を100個書いてください
スキ
21
紙とペンを用意する。
①制限時間=10分
②目的=100個書くこと
③お題=『女の子が好きなモノ』
よーいスタート!
そして10分後にペンを置いて採点。
④何個書けましたか?
⑤自分で採点してください。クオリティは何点でしたか?(100点中何点)
*****
最近、全国の学校を回って講演の最後にこういうゲームを実施しています。
特に何の説明もせずにいきなりホワイトボードにルールだけ書いて“よーい、スタート!”って号令をかけてゲーム開始。
みんなあたふたしながらも“ゲーム”って聞くとやっぱりスイッチが入って一生懸命取り組んでくれる。
そしてタイムアップ。
ほとんどの学生がまあ100個書けない。
みんな10分(タイムアップ)後に④と⑤を発表してもらうのですが、決まってだいたい50個くらいしか書けていない。
そしてほとんどが自己採点は50点。
中には30個くらいしか書けなかった人もいる。その場合の採点もだいたいみんな30点って発表する。
かけた個数=採点結果。
まぁこれは心理学的にだいたいそうなってしまうという研修課題。
いわずもがな、“100個書けた人だけが合格”でそれに満たない人は全員0点。
だって“目的は100個書くこと”って言われてるんだから。
30個も50個も優劣は無い。
全員0点。
この世界に“頑張ったで賞”は存在しない。
それを知って学んでもらうためのゲーム研修。
“人生はゲーム攻略と似ている”のです。
目の前にある問題に対して“どう攻略するか?”がカギ。
ではこのゲームの攻略法とは?
*****
『女の子が好きなモノ』を100個書いてください
単体(300円)の記事を10号分まとめた単行本となりますのでお買い得です。(記事の性質上一部無料記事も含まれています)
第76号『女の子が好きなモノ』を100個書いてください
松山 洋 サイバーコネクトツー
300円

株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役
ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ 『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメット』シリーズ 『ジョジョの奇妙な冒険』
著書『エンターテインメントという薬』『熱狂する現場の作り方』漫画『チェイサーゲーム』