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感情のエッセイ

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気持ちを込めて書いた文章
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2019年10月の記事一覧

愛しいよ、こっぺ。

嫁さんをなんで好きになったのかと言われると、なんだか説明しづらい。
いい匂いがするとか、柔らかな雰囲気とか、勤勉さとか。きっかけとなる要素はいくつかあるけど、どれも決定的じゃない。
ふわっとした「好き」を考えるうちに焦点が定まって、すっかり好きになった。そんな感じだ。ただなんというか、この人なんだろうなというフィーリングがあった。

好きが大好きになって。結婚して、4年たった。
色々なことがあった

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ねぇドラえもん

ねぇドラえもん

自分の伸びしろを見失った。

書いているうちに、これがどういう風に盛り上げられて、どういう風に落とされるかがうっすらみえる。
べつに悪い記事じゃない。自分ではいい記事だとおもって書いている。
でも、出来上がってみればいつも通りの僕の文章でしかない。

その未来が書いてる途中から見えてる。そして現実としてそれが目の前にくると、すこしガッカリする。あぁ、またいつもの自分だなぁって。

よくよくこういう

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ぴぴぷるになりたい。

「ぴぴぷる」とは、僕であって僕じゃない。

ここに書いているものは間違いなく自分が書いているものだし、そこに嘘はないけれど。
でも、実際の僕はもっと性格が悪いし汚い言葉もたくさん使う。正直、友達といる時の僕をnoteの人たちに見られたら軽蔑する人が少なくないのではと怖い。

「ぴぴぷる」というキャラクターはどこか可愛い。
なにも言わなければこのたぬきが181センチもある若ハゲとはおもわないだろう。

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自分の顔が好きですか?

自分の顔が好きですか?

自分の顔が好きだ。
僕が可愛くなりたいとか言ってられるのは自分のベースを気に入ってるからに違いない。ただ、そのぶん嫌なところが気になってしまう。

いまの僕はイケメンとは呼べないし、まったくもって可愛くない。
汚いおっさんの卵だ。それが産声をあげないように躍起になって抵抗している。ユニセックスという理想に振りきるのが遅すぎた。

整形を繰り返す人の気持ちがすこしわかる。彼等の多くは自分の顔が好きな

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