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たった4日間でも変化あり!?セブ島親子留学体験

約2年半ぶりに、セブ島留学が再開したので親子留学のために行ってきました。滞在期間はたった4日間。それでも確実に行ってよかったと言えることがあります。それは……

留学+バケーションの話はこちら↓

1日からOK! 忙しい人向けの「超短期留学」

セブ島IT PARK内にあるQQ English「ITPARK校」。隣にショッピングモールAYARAがあり便利

2022年7月、4日間だけセブ島QQ Englishで親子留学体験をしてきました。以前は、留学というと半年から1年単位で行くものだと考えていました。でも、実際社会人になってからそんなに長期で行く余裕はないし、留学費用以外にも、現地滞在費などのお金も相当かかります。転職のタイミングだったとしても1、2カ月が限度かもしれません。会社員だったら夏や冬の長期休みが限界かも。今、そんな時間がない社会人でも人気なのが超短期の留学です。

「週末留学」という選択も

学校内にあるカプセルホテルとは別に、コンドミニアム「AVIDA」あり。学校から徒歩7分

私が2年前QQ Englishに行った時は、留学は1週間からでしたが、コロナ後の今は1日からOK。土日もレッスンOKなど、いろいろ変更になっていました。土日もOKとなったら、金曜日の午後に有休を取って夜セブ島につき、土日2日間英語を勉強して、月曜日の朝に日本に帰国、なんていう超ハードスケジュールでも行けそうです!

「そこまでしなくても日本で英語を勉強すればいいだけの話」と思うかもしれません。もちろんそれも可能です。ただ、やっぱり英語だけの環境に身を置くのと、日本にいてレッスンの時だけ英語を使うのとでは、モチベーションが違ってきます。

「英語を話せないとトイレにも行けない」

マニラでの乗換時。荷物の1つが見当たらず、長男が空港職員に聞きに行くことに

今回、親子留学する際に、高校生の長男も一緒に行きました。長男は学校の授業をまったく聞いていなかったため、英語力は8歳の次男よりも下です。それでも毎日オンライン英会話を続けてきたことで、少しずつ先生の話を理解できるようになってきました。そんな長男が言ったことは

「自宅でオンライン英会話をやっているときは、困ったことがあっても25分たてば終わるし問題なかった。でも、セブ島に来たら当然のことながらみんな英語で話すし、英語が話せないとトイレにも行けない。先生たちとの会話も、ママや次男はわかっても自分だけわからない。先生から話しかけられてもうまく返事ができず、会話が止まってしまう。ここにきて、改めて英語を話せるようになりたいと思った」

ということでした。

実際、長男は行きの飛行機でマニラ乗換をしたとき、空港スタッフに自分から時間を聞きに行ったり、カートの場所を教えてほしいと頼んでみたりと、かなり積極的に英語を話そうとしていました。
そして、「トイレはどこですか?」と聞いたものの、相手に理解されずトイレがどこにあるかわからない、ということも(笑)

「一番楽しかったのは留学体験!」長男の成長

買い物の際は、ほぼ長男と次男に行ってもらいました!

今回、長男は初めて英語でのレッスンを1日6時間受けたのですが、英語初心者かつすぐに嫌なことがあると逃げ出す癖があるので内心「大丈夫かな?」と心配していました。しかし、とても楽しかったようで、フィリピン滞在の中でレッスンの時間が一番楽しかったといっていました。

QQ Englishの先生たちは、全員外国人に英語を教える資格「TESOL」を義務ずけていることもあり、英語初心者にも丁寧にわかりやすく教えてるのが特徴。間違ったところはきちんと訂正してくれるし、発音指導も上手。また、ホスピタリティ高いフィリピン人だからか、みんな盛り上げ上手。いつも笑顔で、1つ1つできたところをほめながらレッスンしてくれるので、自然とやる気がわいてくるようです。

カフェスペース。朝昼晩ビュッフェスタイルで、毎回メニューが変わります

留学3日目のお昼、連日の疲れと前夜寝付けなかったことから、昼の休憩時間にカフェで仮眠をとっていた長男。レッスンの時間にも起きてこないかと思いきや、自分でタイマーをセットしていたらしく5分前に起きて自分のブースに戻っていました。小さなことですが、成長しているなと感じた瞬間です。

お店でも積極的に英語で店員さんに話しかけようとしていて(わからないと戻って聞きに来る)、そこも大きな変化です。英語の勉強をしたからといって、人生が大きく変わるわけではないけれど、英語を使って人とコミュニケーションを取ろうとすることは、自信につながっていくでしょう。そういうった意味でも、今回の旅は、長男にとってかなり重要だったのではないかと思います。

マンツ―マン+無料グループレッスンで経験を積む

現地では1日6時間マンツ―マンレッスン。日本では月~金までグループ、土日はマンツ―マン

8歳の次男は、正直まだそんなに英語はうまくないです。ただ2年間オンライン英会話を週2、3回やっていたので、先生たちと会話は成立します。言いたいことが流ちょうに言えなくても、なんとか知っている単語をつなげて自分の伝えたいことを伝えることができます。この2年間はやはり大きかったなと、改めて感じました。たぶん、長男もそう感じていたのでしょう。

次男は、現在子ども用教材のスマートキッズ2を週2回マンツ―マンで受けて、そのほかに週5回、無料のキッズグループクラスレッスンに参加しています。英語を話せるようにするためにはマンツ―マンレッスンのほうがいいのですが、複数の子がいる中で話す度胸をつけるためにはグループレッスンが必要。

当然、うまい子がいて、その子がどんどん発言するのをみて自分は何も言えなくなってしまう……ということを次男は何度も経験しています。でも、そこを乗り越えたとき、また一歩成長するはずです。それにグループレッスンでは、積極的に手を挙げて発言しないと話す機会が減ります。1レッスンにつき2人の先生がいて、参加者全員が発言できるように気を使ってくれていますが、実際の会話だったらなにも話せないまま終わるでしょう。そうならないためにも、今、練習しておく必要があるのです。次男には、このグループレッスンを通じて、英語の練習はもとより、人前で話す、人の話を聞く、みんなで話し合うという、コミュニケーションスキルも身に着けてほしいなと思います。

帰国後は、セブ島で会った無料グループレッスンの先生たちと、またオンライン英会話を通して再開でき、とても嬉しそうでした。先日、次男が誕生日ということもあって、グループレッスンでもお祝いしてもらいました。

月1回、オンライングループレッスンで開催される合同お誕生日会!
次男、先生たちが用意してくれたケーキとプレゼントの行方を気にしていました(笑)

留学先でベトナム人の男の子と友達に!

仲良くなった先生や生徒とはカフェでおしゃべりすることも

留学してよかったと思うことの1つに、新しい人間関係が築けること。たとえば、次男は同じ年のベトナム人の男の子と仲良くなり、いつも一緒に遊んでいました。言葉がわからないのにどうやって会話しているんだろうと思ったら、Google翻訳を使ってベトナム語に翻訳していたそうです! 子どもは頭が柔軟だからなんでも思いついたことをすぐに実行できていいですね。

ちなみに、2年前に親子留学したときは、次男はロシア人の25歳前後の男性と仲良くなっていました。ただ、そのとき次男はまったく英語を話せず、ロシア人男性も寡黙なタイプで、お互い黙って同じテーブルに座って食事をしていました。次男がいうには彼の名前はジャイアントというらしく、廊下などですれ違うたびに手をグーにして、パンチする形であいさつをしていて仲良くなったらしいです。もう言葉の壁を越えて友情を築いているところがすごすぎる……。普段はなかなか会えない国の人と短期間で仲良くなれるのが、留学の良さでもあります。

直接その子とやり取りがなくても、今まで地図上で知らなかった国の人のことを知ることでより身近に感じられるようになるし、ニュースなども関心を持って見られるようになってきます。それはすごく大事なことなので、今後も英語や留学を通して、日本以外の国のことにも興味関心をもってくれたらいいなと思います。

直接会って話すことでモチベーションアップ!

コンドミニアム「AVIDA」から見た朝焼け

セブ島留学では、普段オンライン英会話を受けている先生たちと学校で会って話すこともできます。別の校舎にいる先生たちもいるのですべての先生に会えるかどうかはわかりませんが、やっぱり直接会うと仲良し度は増しますね!

私も、レッスンの空き時間にトイレに行こうとしたら何人もの先生に再開できて、そこで立ち話をして休憩時間が終わった!ということが何回かありました。また、オンラインで2回だけ受けた先生をたまたまカフェで見かけて話しかけたことも。最初は「ごめんね、生徒がいっぱいいるからわからなくて」と言っていた先生ですが、「あの先生とこの先生の生徒さんね! 思い出した!」と言ってくれました。そこから話が弾み、今度は別の先生を紹介してくれ、またその先生と仲良くなり、帰国後はオンライン英会話で再開……という流れになっています。

オンライン英会話でレッスンを受ける→留学で直接会う→帰国後はまたオンライン英会話でレッスンを受ける、という流れができると、仲良し度がさらにアップ! 普段オンラインで話している先生と直接会って話せるというのは、私の英語学習の中で、大きなモチベーションになっていると改めてかんじました。

英語学習は、ひとりでやると飽きるし、成長を実感しにくいところ。またうまくできなくて落ち込むことも多いので、誰か伴走してくれる人がいるといいと思います。伴走者との間に信頼関係ができれば、お互いに切磋琢磨してがんばれるし、成長スピードも上がります。

オンライン英会話だと1回につき1人の先生を予約することになりますが、オフラインだとカフェなどでいろんな先生と出会えるチャンスがたくさんあります。これも留学の良さかなと、私は思っています。

「翻訳ツールがあれば大丈夫!」とは言い切れないワケ

「明細書を見せて」といいたいのに明細書という単語が出てこず。Wi-Fiオフで検索できない

海外に行った時に英語が話せない場合、翻訳ツールがあると便利ですが、必ずしも必要な時に使えるとは限りません。というのも、道を聞くとかお店で商品について問い合わせるということなら、翻訳を使ってもいいのですが、友達との会話だったら間に合わなくて話が止まっちゃいます。
ついでに、Wi-Fiがなくて検索できないという状況もあるのでご注意を!
実際、私も「明細書」という単語が出てこなかったとき単語検索をしたかったのですがネットに接続できず、別の表現を使って説明することに。

今、AIが発達して同時翻訳などもできるようになってきています。そのため「英語は学習しなくてもいいのでは?」という人も多いでしょう。でも、逆にAIをうまく使えば、まったく英語を話せない人でも海外旅行を楽しめるし、そこから先相手ともっと仲良くなろうと思ったら、今度は英語を学んで自分の言葉で伝えられるようにする。AIアプリを使って英会話の基礎トレーニングや文法学習を自分でやり、実践の場としてオンライン英会話を活用する。うまく組み合わせればより早く英語が習得できるようになるのではないかと思います。

「2年前より成長した」と感じた瞬間

ジプニーはまだしも、長しのタクシーやトライスクルに乗るときは料金に注意

前回の留学の際には、料金の支払い方で納得いかないことが多々あったのですが、今回はちゃんと交渉できました。ホテルの料金で思ったよりも高かった時なにが加算されてその金額になったのか、トライスクルと呼ばれる三輪車のような乗り物での料金が高すぎるとき、なぜそう思うのか。疑問に思ったことはしっかりと聞く。

いろいろ経験することで「言葉を話せないと不利になる」ということを肌で実感。そこから火がつき英語をがんばろうと思うきっかけにもなります。「英語を話せたらいいな」よりも「英語を話せないと不利になる」は、意外と大きな英語学習のやる気を引き出します(笑)

「留学+バケーション」プランでより濃い旅を!

マクタンエリアにある「BLUEWATER HOTEL」プールとプライベートビーチがあり、休日を満喫

私はこれまで1週間の短期留学を2回行い、フィリピン滞在中は学校と寮の往復という感じで過ごしていました。1回目は1日だけ別の島に行き、その時だけはフィリピンの休日を楽しむことができました。2回目は、学校内にプール、海、ジム、ヨガルーム、カフェ&バー、卓球台と全部そろっていたこともあり、ほぼ学校内で完結。それはそれで楽しかったのですが、3回目は「留学+バケーション」ということで、留学を4日と短めにして残り6日間はホテルに泊まり、友達とショッピングや食事会、誕生日会などをやって遊びつくしました! 

「留学しないで遊びだけでいいんじゃないの?」と思うところですが、それだと本当にただ単に遊んで終わりになってしまうので、留学は必須。ちゃんと英語の授業を1日6時間受けることで、英語学習にフォーカスすることができます

私は、今回スパルタ英会話ともいわれいてるカラン・メソッドを3時間連続受講しました。正直かなりきつかったものの、何度も何度も繰り返し同じところをやるので、いつもよりもかなり速いペースで覚えられました。これは癖になるので、次回行ったらまた絶対にやりたいです!

留学、旅行だけというのもすごく好きですが、やっぱり両方あるとより思い出深い旅になります。なので、また次回も子どもが一緒のときはこのプランで行こうと思います。

英語学習、今後の予定

「BLUEWATER HOTEL」敷地内。英語も遊びもバランスよく組み合わせたことで充実度がアップ

今後の予定としては、今やっているTOEICでできるだけ早く目標スコアに到達しに次のステップに進む。ハイスコアが取れないと先のプランに進めないので、ここは必達です! 英語中級以上を目指そうと思ったら、文法の基礎が固まってないと本当につらいので、そのためにもTOEICをフル活用します。あと、ビジネス系の英単語も必要なので、まさに自分に合っているところです。

現在の課題は文法+発音、イントネーションの修正。発音はフォニックスからやり直しです。ほんとここは最初にやっておくべきところでした……。一度癖がつくとなかなか直らないので。

子どもの英語に関しては、今年10月に英検5級を受験します。英検の合格を目標にしたほうが、しっかりと英語が定着できるため。ここはQQ Englishの英検クラスをうまく組み合わせながらやっていきます。
留学も、できるだけ続けられるようにサポートします。仲良しの先生たちと直接会って遊んだり話したりできるのが英語を学ぶモチベーションになっているので。費用がかかるので、そこは私が頑張らないと(笑)

「オンライン英会話+留学+オンライン英会話」で学習継続を!

マクタンにあるQQ Englishシーフロントキャンパス(現在、改装のため閉鎖)

「留学したら自然と英語が話せるようになる」と思っている人も多いでしょうが、実際は本人の努力次第です。でも、確実に言えることはなにも話せないまま行ったら、レッスンについていくのも大変だし、上達も遅くなります。仮にグループレッスンばかりのクラス編成だったら、まわりの人に圧倒されて話す機会を失い、英語に対してより強いコンプレックスを持つことにもなりかねません。そうならないためにも、留学前にオンライン英会話やAIアプリなどで話す練習をしておくことをおすすめします。

あと、留学して終わりではなく、帰国後も会話の練習は続けたほうがいいです。じゃないと、せっかく話せるようになっても練習を辞めたらまたすぐに話せなくなってしまうので。英語習得までの時間は人それぞれでしょうが、年単位で考えておいたほうがいいです。逆に、そのくらい余裕をもって考えておくと、「3カ月やって効果が実感できないからやめる」ということもなくなります

また、「英会話でうまく話せないから、TOEICをやって高得点取れてから再開する」という人もいるでしょうが、もし話すことを目的にしているのなら同時にやったほうがいいです。
逆に、「オンライン英会話だけやっていて伸びない」という人は、文法や単語の基礎を同時にやっていったほうが早く伸びます。会話は実践、TOEICは基礎トレという感じなので、どちらも必要。

この夏、各社オンライン英会話スクールでは割引などを実施しているので、始めるなら今がチャンス。QQ Englishでは9 月30日まで99円キャンペーンを実施してします。私は「留学+オンライン英会話」どちらも受講でいるQQ Englishでやっていますが、それぞれ自分のあったところを見つけて、まずは体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?






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