マガジンのカバー画像

意思決定基準たち

308
仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。
運営しているクリエイター

2023年10月の記事一覧

掃除がなぜ経営改善につながるのか

掃除がなぜ経営改善につながるのか

イエローハットの創業者である
鍵山秀三郎さんが、とにかく掃除を
徹底的に極め、それが経営の改善に
大いに役立ったという話は、
かなり多くの人が知るところだろう。

たかが掃除、されど掃除。
「掃除道」を提唱されるに至り、
「日本を美しくする会」を立ち上げ、
今も掃除活動に関わっていらっしゃる。

掃除をすると、当たり前だが、
その場がきれいになる。
きれいだと、気持ちが良い。
気持ちが良くなれば、

もっとみる
「死」が「生」を意識させる

「死」が「生」を意識させる

齢50も過ぎると、周囲で病気の話が増え、
親戚縁者のお通夜や葬儀に出席する機会も
増えて来る。

突然母から電話がかかってくると、
よもや父に何かあったか?と
一瞬ドキッとして身構えてしまう。

先週末に電話がかかってきたときも、
ご多分に漏れずドキッとしたのだが、
今回は別の悲しいお知らせであった。
伯母の訃報をそこで知ったのである。

父母の兄弟姉妹は、アラウンド80以上。
既に鬼籍に入られた

もっとみる
侍ジャパン・栗山監督が語る世界一への軌跡

侍ジャパン・栗山監督が語る世界一への軌跡

との感想を友人から聞き、ずっと手元で
積読状態だった『致知』2023年10月号を
早いところ読みたい!読まねば!
そう思いつつ、他にも色々読みたいもの、
観たいものが尽きずで、この三連休にて
ようやく読むことができた。

テーマは、
「世界の頂点をいかに掴んだか」
というもの。
3月のWBCで、侍ジャパンを世界一へと
導いた名将・栗山英樹監督が、
致知ではおなじみの臨済宗円覚寺派管長
でいらっしゃ

もっとみる
「情報」社会から「情緒」社会へ

「情報」社会から「情緒」社会へ

「IT」という言葉を初めて知ったのは、
まだ学生だった1995年頃だったと記憶
している。
Windows95が出て間もない頃、
これからは「IT」だと言われて、
見せてもらった本には
「Information Technology」 の略語
であり、「IT」がこれからの時代を
制すると力強く書かれていた。

当時はまだピンと来なかったが、
あれよあれよと「IT」の波、
いや津波が次々に押し寄せて

もっとみる
感謝と笑顔が自分と世界を救う

感謝と笑顔が自分と世界を救う

昨晩は、私にとっての「サードプレイス」の
一つである「大人の小杉ゼミ」に参加。
小杉俊哉先生から、「EQ」をテーマに
お話しいただき、活発なやり取りを通じて
充実した時間を過ごした。

EQとは、Emotional Intelligence Quotient
の略称。
EQではなくEIと略すこともあるようだ。
世に知られるきっかけとなった本の副題で、
「こころの知能指数」と言っているほか、
「情動

もっとみる
鳩の落穂ひろいが何を教えてくれるか

鳩の落穂ひろいが何を教えてくれるか

稲刈りが終わって、稲架掛けを
している田んぼの隣の田んぼに、
鳩の大群が押し寄せて落ち穂を
ついばんでいた。
刈った直後だと、それなりに多くの
落ち穂があるのだろう。

人口密度ならぬ「鳩口密度」が非常に
高い状態で、あちこち動き回る様子を
見ていたところ、時折そこにカラスも
降り立って来た。

鳩の動きは、とにかく一心不乱に、
あたり構わずせっせとついばんで、
自分の腹を満たそうという感じに

もっとみる
インプットだけ、アウトプットだけ、そうなっていないか

インプットだけ、アウトプットだけ、そうなっていないか

インプットは大切だ。
語るべき言葉を何も持たないならば、
世の中に価値を創出することなど
できない。
そうなると、誰からも頼りにされない。
存在意義が希薄になる。

アウトプットも大切だ。
いくらインプットしたところで、
それが外に出て活かされない限りは、
ただの自己満足に過ぎない。
宝の持ち腐れに終わる。

インプットが大好き!という人は、
一生懸命に本を読み、
新聞、雑誌やウェブサイトなどから

もっとみる