ぴろきち

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記事一覧

近ごろの話

「親の背を見て子は育つ」とはよく言ったもので、両親は24の時に俺を産んだので、自分もなんとなく24くらいで結婚して子供ができて~といったことをぼんやりと想像しながら…

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10か月前
1

甘すぎるくらいがいい話

彼女が出来た話を、せっかくのこの気持ちをどこかに書き残しておこうとか思っちゃったりしてな。7月の末にガッツリと夏休みを頂いて、地元に帰った時のこと。 帰省する際…

ぴろきち
2年前
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日本語が難しい話

題名の通り、日本語って難しい。英語を好きでずっと勉強してたり、仕事でもずっと英語を使ってた弊害というか、日本語は話せて当たり前でしょ?みたいな、もちろん当たり前…

ぴろきち
3年前
3

好きなものの話

やっぱりどうしようもなく赤い公園が好き。 俺が赤い公園の曲を初めてちゃんと聴いたのは津野さんの訃報を知らせるニュースを見てからやった。忘れもしない晴れた日で在宅…

ぴろきち
3年前
3

考え方の話

明石家さんまさんがどこかで、「スベっても全然落ち込まへん。俺はまだまだやなって思うだけ」みたいなことを言っててその言葉がとても好きで、「だからまた次頑張ろう」と…

ぴろきち
3年前

ネタバレの話

※はじめに。ネタバレの話ですが別にそれに対して是非をどうこう言う話ではなく、あくまで自分の感じたことですので賛否含め他の意見は求めていません。自分の考えです。そ…

ぴろきち
3年前

瞬発力がない話

先日買い物に行った時に、コンビニで売られている、自分でカップにコーヒーを注ぐタイプのものを買った。そのコーヒーが出来上がるまでの数十秒の間に、レジで外国人が店員…

ぴろきち
3年前

2020年という年

この1年間は、いろいろなことを、それこそ良かったことも悪かったこともたくさんの事を経験できた年だった。 ここ数年間が現状維持って感じだったとすると、今年に限って…

ぴろきち
3年前

赤を好きになった話

新しいモノに触れた時のわくわく感、素晴らしいと感じた今の気持ちを、いつか忘れてしまう前にちゃんと言葉に残しておこうと思った。そういう感動だけじゃなくて、申し訳な…

ぴろきち
3年前
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親父の話

何故かこんな時に昔の親父の事を思い出した。俺は小学校1年生から少年野球をやっていた。5年生になったとき、親父はチームの監督になった。 昔の親父はめちゃくちゃ厳し…

ぴろきち
4年前

高校生の頃の話

俺は高校生の頃に友達をバイクの事故で亡くした。時刻は7月5日に変わった直後だったか、深夜やったと記憶している。Mという奴やったけど、どうやら彼女の家からの帰りに…

ぴろきち
4年前
5

君にまつわるミステリー

いつも歌詞の考察を思いつくときはこうなんか急にその曲が気になってきて、仕事も手に付かなくなってという、 あー、これあのヤツきたな という自分の中で定番の波があり…

ぴろきち
4年前
1

Tバックだと思った話

まだまだうちの会社では、島(社員のデスクが配置されたある一定の領域)での出社率を5割以下にしましょうという規定に則って勤務している。したがって、なかなか出社日が…

ぴろきち
4年前
1

じいちゃんが亡くなった話

COVID-19 に関連した緊急事態宣言の解除から3日。今日は2か月ぶりに定時で仕事を終えて帰路に付いた。品川駅で乗り換えて、空いていた座席に腰を下ろした。新橋、東京と…

ぴろきち
4年前
1

starの歌詞を考える

こんばんは、ぴろうです。 ずっとこれを書きたかった。 ようやく金曜日の仕事も終えて、一息つけちゃったりして、ハイボールを飲んじゃったりして、色々落ち着いたのでこ…

ぴろきち
4年前
3

ぴろうと化物語 ひたぎクラブ

改めて初心に帰って物語シリーズを見てみよう。 少なくとも、この段階ではそこまでのめり込んだとは言えなかった。 いきなり女子高生のパンツのカット。 なんだ?そうい…

ぴろきち
4年前
2

近ごろの話

「親の背を見て子は育つ」とはよく言ったもので、両親は24の時に俺を産んだので、自分もなんとなく24くらいで結婚して子供ができて~といったことをぼんやりと想像しながら生きてきた。24歳だった俺はといえば、新卒で入社した会社を退職し、ほぼパートみたいな英会話教室の先生として安い給料で、隣の部屋のオッサンの咳払いが聞こえるような部屋で自分の生活すらギリギリな状況で生きていた。結婚なんか考える隙は無かった

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甘すぎるくらいがいい話

彼女が出来た話を、せっかくのこの気持ちをどこかに書き残しておこうとか思っちゃったりしてな。7月の末にガッツリと夏休みを頂いて、地元に帰った時のこと。

帰省する際は、親父の実家にも必ず顔を出すようにしている。それこそ中学の頃くらいまでは、毎年正月に家族みんなで親父の実家(うちの実家から車で10分くらい)に帰って、親戚みんなで顔を合わせてワイワイすることがしきたりみたいになってたけど、高校に上がった

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日本語が難しい話

題名の通り、日本語って難しい。英語を好きでずっと勉強してたり、仕事でもずっと英語を使ってた弊害というか、日本語は話せて当たり前でしょ?みたいな、もちろん当たり前なんだけど。そんなわけで、日本語の言葉選びと言うか、使い方みたいなことを真剣に考えたことがなかった。4月に転職してきた職場が、思ったよりも日本語で記事を書いたり、SNS投稿をしたりする場面が多い。こちらが伝えたいこと、読み手の受け取り方、メ

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好きなものの話

やっぱりどうしようもなく赤い公園が好き。

俺が赤い公園の曲を初めてちゃんと聴いたのは津野さんの訃報を知らせるニュースを見てからやった。忘れもしない晴れた日で在宅勤務中に知って、そのまますぐに赤い公園をyoutubeで検索して、一番上にヒットした「Now on air」を聴きいたらめちゃくちゃ良くて、たまらずに煙草を吸いに外に出た。あれから8ヵ月くらいか…。5月28日(金)に、大好きな赤い公園はラ

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考え方の話

明石家さんまさんがどこかで、「スベっても全然落ち込まへん。俺はまだまだやなって思うだけ」みたいなことを言っててその言葉がとても好きで、「だからまた次頑張ろう」と思うらしい。慢心することはないらしい。この考え方って素晴らしくない?これを地でいくからこその才能というか、俺にはないものだったのでとても憧れているし奈良の星やと思っている。

多分5年前の俺ならそういう事は思わんかったと思う。これまでの人生

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ネタバレの話

※はじめに。ネタバレの話ですが別にそれに対して是非をどうこう言う話ではなく、あくまで自分の感じたことですので賛否含め他の意見は求めていません。自分の考えです。そしてそうとうひねくれて屁理屈なので、聞き流してください。

※ヴァイオレット・エヴァーガーデン、呪術廻戦をまだ見たことなくて、これから見たいなと思っている人でネタバレを気にする人はこれから先を読むのをやめてください。おれと同じ目にあいます。

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瞬発力がない話

先日買い物に行った時に、コンビニで売られている、自分でカップにコーヒーを注ぐタイプのものを買った。そのコーヒーが出来上がるまでの数十秒の間に、レジで外国人が店員さんと何やら揉めていた。このレシートにはスタンプが必要だと言う外人さん、それはもう不要になったんだと説明する店員。しかし言葉が通じず苦戦されていた。自分なら助太刀出来るのではないかと思ったのだが、そこで声を掛ける咄嗟の判断よりも、この人英語

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2020年という年

この1年間は、いろいろなことを、それこそ良かったことも悪かったこともたくさんの事を経験できた年だった。

ここ数年間が現状維持って感じだったとすると、今年に限ってはそういう維持してきたものが一切合切ぶっ壊れて、新しいスタートを切ったような感覚。友達がめちゃくちゃ増えたのが一番嬉しかったかな、この歳になってもまだいっぱい出合いがあるんやなってことが嬉しかった。

ただやっぱり振り返ってみると、欲しか

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赤を好きになった話

新しいモノに触れた時のわくわく感、素晴らしいと感じた今の気持ちを、いつか忘れてしまう前にちゃんと言葉に残しておこうと思った。そういう感動だけじゃなくて、申し訳なさというか情けなさというか憤りというか、もうとにかく心がぐちゃぐちゃになったことも。

赤い公園というバンドのギタリスト、津野米咲さんが10月18日に逝去されたというニュースを翌日19日に目にした。月曜日、在宅勤務なのを利用してTwitte

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親父の話

何故かこんな時に昔の親父の事を思い出した。俺は小学校1年生から少年野球をやっていた。5年生になったとき、親父はチームの監督になった。

昔の親父はめちゃくちゃ厳しくて、しかし周りの人にはめちゃくちゃ優しくて、なんで俺にはこんなに当たり強いんやろうと思ったりしていた。練習の時なんかも、ノックに俺だけ、ほんまに俺だけ剛速球の弾打ってきて、捕球できるわけもなく、しかし取れないと怒鳴られたりして、その理不

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高校生の頃の話

俺は高校生の頃に友達をバイクの事故で亡くした。時刻は7月5日に変わった直後だったか、深夜やったと記憶している。Mという奴やったけど、どうやら彼女の家からの帰りに、閉まっている踏切にバイクで突っ込み、そのまま動けず電車に轢かれて亡くなったらしい。2年生の夏の話。

俺がその報せを聞いたのはその昼過ぎで、仲が良かったTからの電話だった。Mがバイクで事故って死んだらしいと、落ち着いた声で言われた。なんか

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君にまつわるミステリー

いつも歌詞の考察を思いつくときはこうなんか急にその曲が気になってきて、仕事も手に付かなくなってという、

あー、これあのヤツきたな

という自分の中で定番の波があります、ぴろうです。

今日はアニメ「氷菓」の後期のEDテーマ

「君にまつわるミステリー」について考えていこうと思います。

作詞:こだまさおりさん

歌:佐藤聡美さん、茅野愛衣さん

まだ原作も読み切れてないのであくまで現時点の感想で

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Tバックだと思った話

まだまだうちの会社では、島(社員のデスクが配置されたある一定の領域)での出社率を5割以下にしましょうという規定に則って勤務している。したがって、なかなか出社日が被らない人も居れば、よく出くわす人も居る。今日は隣の島のIさん(俺と同い年で人妻、ハチャメチャに可愛い)も出社していた。誰だそいつという人は、俺の過去ツイートを参考にしてほしい。

Iさんは同じ課ではなく、うちに付属するサポートの部署みたい

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じいちゃんが亡くなった話

COVID-19 に関連した緊急事態宣言の解除から3日。今日は2か月ぶりに定時で仕事を終えて帰路に付いた。品川駅で乗り換えて、空いていた座席に腰を下ろした。新橋、東京と電車が進むにつれ、人がどんどん乗り込んできた。ふと聞こえた咳払いの音で、俺は先日亡くなった志村けんさんを思い出した。やっぱりしんどかったのかな、とか、あの番組って今はどうなったんだろうとか、普段見もしないくせに色々と想いを馳せたあと

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starの歌詞を考える

こんばんは、ぴろうです。

ずっとこれを書きたかった。

ようやく金曜日の仕事も終えて、一息つけちゃったりして、ハイボールを飲んじゃったりして、色々落ち着いたのでここで投稿。

今回もまたmeg rockの曲から

star という曲の歌詞を考えてみて、好き勝手に感想を書きたいと思います。

すげーいい曲。最高。meg rock 節がすごいの。

ポイントは2つ、meg rock節とあと一つは個人

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ぴろうと化物語 ひたぎクラブ

改めて初心に帰って物語シリーズを見てみよう。

少なくとも、この段階ではそこまでのめり込んだとは言えなかった。

いきなり女子高生のパンツのカット。

なんだ?そういうアニメなの?と思っちゃうよね。

ただ開始からどれくらいだろ、2分くらい?はセリフ無し。息遣いや学校のチャイムの音など。あとは何といっても文字。初めて見た時は衝撃だったとおもう。なんじゃこりゃと思ったはず。

いまでこそあれを見ると

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