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考えたり、感じたり、また考えたり。

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記事一覧

性格と品質

私が鰻を食べたいと言って、母の賛成でUberEATSになった。 持ち帰りで予約して、お店に取りに行ったら、「もう配達員が持って行ったかも」と言われた。 UberEATSに電話し…

eri.
2日前

図書館で、図書館の本を読む。

「テクスチャー」の左に、鉛筆で「生地質感」と書かれていた。

図書館の本の良いところ。(本当はダメ)

eri.
7日前
1

首都高の思い出

用事があって、田舎のおばあちゃんの家に帰っていた。 母と、父と、私の3人で。 帰りの車の後部座席で、横になって目を閉じる。 小さいときにも、夏休みには田舎に帰っ…

eri.
2週間前

こわい夜

ひどい風の夜だった。 怖くなるほどの強い風、雨戸のガタガタ鳴る音。 私は、猫と同じ部屋でクーラーをつけて、タオルケット1枚を被りながら寝ていた。 雨戸が時折キュ…

eri.
3週間前
1

全然眠くならないけれど頭の奥はずっしり重い

eri.
1か月前

電車の窓に蚊がとまっている。
そこからは血は吸えないよ。

eri.
1か月前

明日の服が決まらない。

自分が着ると途端にダサくなる気がする。

むずかしいなー

eri.
1か月前

短い日記:夜ふかし

私の中では、この時間でももう夜更かし。 というか、頭が少しじーんとしてくる。 寝なきゃ、という合図。 いつもは2時とか、3時とかになるとそうなる。 でも今日は、3…

eri.
1か月前
3

寒くてハト縮こまってた

eri.
4か月前

自分のことを書いた文人に見せるのかなりためらう仕上がり

eri.
4か月前
1

うにゃうにゃ

自分の考えが邪魔。 いらんいらんいらん。 実行するために必要なことは何なの。 思考の停止した駒になればいい、という訳じゃないことはわかる。 でもなんだかポジティ…

eri.
5か月前
1

こんな夜中に芋を食う

eri.
5か月前

粘土 改め パン生地のような心

一言言われて、 「なんで今!」とか 「さっき言ってくれれば〜」とか 色々よぎった。 でもそれから、 「いやいやこの人は悪くないのだし」 「むしろ手伝いを申し出てくれ…

eri.
5か月前

打ちのめされる程のかっこよさ

尊敬しているデザイナーさんがいる。 デザイナーさんって肩書きはあんまり好きじゃないらしい。 クリエイターとか、参謀とか、 こつこつ積み上げて、実現のために尽くす人…

eri.
5か月前
1

考えること

考えることが進むことだったら、あんまり振り返っていないかもしれない。 こうだったらどうだろう。 こうなったらどうだろう。 そうやって展開して進んでいくけれど、振…

eri.
6か月前
2

言葉と石

石は、川や海でたくさん水に触れると丸くなる。 時間が経てば経つほど、たくさん触れれば触れるほど。 言葉もそうなのではないか、とふと思った。 頭の中で生まれるでき…

eri.
6か月前
1
性格と品質

性格と品質

私が鰻を食べたいと言って、母の賛成でUberEATSになった。

持ち帰りで予約して、お店に取りに行ったら、「もう配達員が持って行ったかも」と言われた。

UberEATSに電話した(正確には即座に折り返しがきた)。

まずひとつ。

その対応の電話がものすごく完璧だったこと。

物腰のやわらかい話し方で、正しくきれいな敬語を使い、恐縮そうに丁寧に案内してくれた。

きっとクレームやトラブルをくぐ

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図書館で、図書館の本を読む。

「テクスチャー」の左に、鉛筆で「生地質感」と書かれていた。

図書館の本の良いところ。(本当はダメ)

首都高の思い出

用事があって、田舎のおばあちゃんの家に帰っていた。

母と、父と、私の3人で。

帰りの車の後部座席で、横になって目を閉じる。

小さいときにも、夏休みには田舎に帰っていた。

8人乗りのワゴン車で、そのときも、疲れると後部座席で寝ていた。

ガタン、ガタン、ガタン、と、規則的に段差を超える振動と、等間隔で通り過ぎるオレンジの街灯。

あれは首都高だったということを、やっと最近理解した。

そんな

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こわい夜

ひどい風の夜だった。

怖くなるほどの強い風、雨戸のガタガタ鳴る音。

私は、猫と同じ部屋でクーラーをつけて、タオルケット1枚を被りながら寝ていた。

雨戸が時折キュウ、と鳴る音が、うちの猫が発する声と似ていて、雨戸が鳴る度に猫かと一瞬思ってしまう。

ギシギシ、ミシミシ、ゴウゴウ、ビュー!

ひんやりした部屋で音に埋もれる。

雷も苦手だ。

風も、音が大きくなれば同じだ。

急に大きくなり、家

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全然眠くならないけれど頭の奥はずっしり重い

電車の窓に蚊がとまっている。
そこからは血は吸えないよ。

明日の服が決まらない。

自分が着ると途端にダサくなる気がする。

むずかしいなー

短い日記:夜ふかし

私の中では、この時間でももう夜更かし。

というか、頭が少しじーんとしてくる。

寝なきゃ、という合図。

いつもは2時とか、3時とかになるとそうなる。

でも今日は、3時間も昼寝したのにもう眠い。

ただ、やるべきことに全く手をつけていない。

手が進まないってことは、あんまり好きなことじゃないんだろうな。

ごろごろして、夕方に少し買い出しをして、寝る日。

もったいなくて寝たくない。

コー

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寒くてハト縮こまってた

自分のことを書いた文人に見せるのかなりためらう仕上がり

うにゃうにゃ

自分の考えが邪魔。

いらんいらんいらん。

実行するために必要なことは何なの。

思考の停止した駒になればいい、という訳じゃないことはわかる。

でもなんだかポジティブな改善ではない。

文句みたいな言い方になるのはなぜなのか。

イントネーションに圧がある。

への字の口で言っていないか。

自己実現の場でもあるが、応援するその人が、やりたいことができるように、支援するのがお手伝いの役割なので

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こんな夜中に芋を食う

粘土 改め パン生地のような心

一言言われて、
「なんで今!」とか
「さっき言ってくれれば〜」とか
色々よぎった。

でもそれから、
「いやいやこの人は悪くないのだし」
「むしろ手伝いを申し出てくれたのだから、ありがとうなくらいだし」
「でも私だと説明する能力が足りないなあ」
とか
また色々よぎった。

まるで粘土のように。
パン生地のように。

こねてこねて、なんて返すか、自分がどう受け止めるか決める。

不思議な作業。

打ちのめされる程のかっこよさ

尊敬しているデザイナーさんがいる。

デザイナーさんって肩書きはあんまり好きじゃないらしい。
クリエイターとか、参謀とか、
こつこつ積み上げて、実現のために尽くす人。

その人はいつも、とんでもなくかっこいいデザインのチラシやサムネや、そういうものを出してくる。

その人の頭の中のように、きれいに整理された情報、見やすい配置、でも忘れない遊び心。

その人の作品を見る度に、心臓にドスンと衝撃を受け

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考えること

考えることが進むことだったら、あんまり振り返っていないかもしれない。

こうだったらどうだろう。

こうなったらどうだろう。

そうやって展開して進んでいくけれど、振り返って、違う方だったらどうだろう。
そうじゃないときはどうだろう。

その選ばなかった方の分かれ道のことはあんまり考えていないかもしれない。

それはなんだか不平等な感じがする。

忘れないようにしよう。

言葉と石

石は、川や海でたくさん水に触れると丸くなる。

時間が経てば経つほど、たくさん触れれば触れるほど。

言葉もそうなのではないか、とふと思った。

頭の中で生まれるできたての言葉は、「今割れました!」という石と同じで当たると痛い。

でも、頭の中で転がして、ああでもない、こうでもないとしているうちに、だんだん角が取れて丸くなるのではないか。

投げるにしても、そういう言葉がいい。