広島の採用支援奮闘記~第二弾~
こんにちは。ペルソナの中村です。
今回は、”広島の採用支援奮闘記(第一弾)”の続きです。
第一弾では、広島の支援において転機となった、大手メーカー様とのお取引開始や、1人目のご支援事例について執筆させて頂きました。
その後、同社の別組織でご支援の輪が広がっていったのですが、今回はその事例を踏まえて、ペルソナだからこそ出来た事や、嬉しかった事などを記載してみようと思います。
産業の変革、同社の課題とは
今回のテーマとなるクライアントは、広島の中でも特に労働人口も多く、会社数も多い、自動車関連のメーカー様です。
自動車業界は、ご存じの方も多いかと思いますが、100年に一度の変革期を迎えている産業と言われております。
クルマが「様々なモノとつながる(Connectivity)」、「自動運転が進む(Autonomous)」、「サービス化が進む(Shared & Service)」、「電動化が進む(Electric)」という大きな変革期を迎えており、4つの頭文字をとって、CASEと呼ばれています。
CASEに対応していくためには、技術面の進化も勿論ですが、ここで忘れてはいけないのが、クルマに関連する「新たなサービス」の可能性の追求です。(各社メーカーの歴史や違いについては、またどこかで執筆出来ればと思います)
同社も、他のメーカーにはない「自社ならではの」新たな事業の企画や事業化を行うことを決定し、数年前に新しい組織を立上げました。
どんな人材を求めていたのか
同社はメーカーのため、モノづくりのノウハウは豊富ですが、ITやWEBのサービスの知見が豊富な方は少ないです。
そのため、新しいサービスの事業作りや戦略、事業計画作りから実行までを担える方を探していました。
当然ですが、新規事業であるため、どんなサービスなのか/どれくらいの時間軸でのローンチなのか/狙っているマネタイズの規模など、不確定要素も多く、なかなか応募の意思を獲得することが難しかったです。
多くの候補者の方とご面談の時間をいただきながら、「この新規事業を手掛けるなかで、どんな世界観を目指しているのか・他社との明確な差別ポイントは何なのか」を自分なりに理解・解釈し、自分の持ち得る情報を候補者へ丁寧に伝え、共に妄想して頂きながら「一緒にやりたい」と思っていただける方を探しました。
実際に採用ご支援した方々について
結果として、おなじ時期に、ToC向けの事業企画の方、ToB向けの事業企画の方の2名の採用ご支援が出来ました。(いずれも、関東圏に在住の方です)
まずはToC向けサービスのローンチ、その後にToC向けサービスで蓄積されたデータを利活用して他産業に応用したいという計画があったためです。
企業の成長や変革を推進する人材のご支援が出来て大変嬉しかったです。
また、このご支援が出来たのは、広島エリアの企業を担当している私が、関東圏在住かつ東京を希望勤務地とされている方にお声かけできたこと、地方の企業×都市圏で経験を積まれてきた候補者をおつなぎ出来た事が大きいと感じています。
※ペルソナは、エリアや業界、職種に限定をしておらず、貢献できるであろう企業・案件に対してご支援できる体制をひいています。詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
さらなるスピード感をもって事業拡大へ(同組織へ3人目のご支援へ)
実は、その後、同組織で、新しいポジションのご相談がありました。
詳細はまだ言えないのですが、世の中へサービスをお届けするために知見のある方をお招きしたいというご依頼でした。
このご依頼を受け、すでに入社されているお二人のご活躍が目に浮かび、とても嬉しかったです。今回のポジションも、絶対に私がご支援するという強い意思のもと、奮闘しました。
これまで同社が展開してきたサービスとは、一線を画すため、他業界の経験者を求めていました。
自分が知りえている情報、過去のご支援を通じて蓄積できている情報を総動員して無事にご支援・ご入社に至りました。(こちらのポジションは、100名近く応募があったようですが、最終選考に進まれた方は全て弊社経由の方と伺っています)
今は、同組織の4人目の採用支援に向けて奮闘中です。
最後に
今回のご支援を通じ、他の部門でのご支援も増えてきました。複数の採用支援をすることで、企業の変革を微力ながらお手伝いできているという介在価値を感じる事ができてきました。
それはなぜか。
情報が蓄積できてきて、会社の事が良くわかるようになったからにほかなりません。
地方では特に、都市圏に比べ圧倒的に労働人口が少ないけれども、プロパー文化が根強かったりします。そのため、経営陣はじめ、中途採用に積極的でないところや不慣れなところも多いと感じています。
弊社が出来ることはなにか。
それは、たとえ、企業が都市圏であっても地方であっても、しっかりと企業を理解し、採用によってどんなイシューを解決したいのかを理解すること。その人材は、もしかしたら、エリア外から採用しないといないかもしれない。そうしたときでも、どうやったら採用がうまくいくのかを一緒に考えさせていただくこと。
私たちに出来る事は、全国のマーケットに日頃から触れているからこそわかる、採用のトレンドや人材のトレンドの情報を届ける事です。
また、自身が行動をすることで情報を取ってきて、企業へお伝えし、共に採用成功に向けて前向きに協力いただけるよう、働きかけていくことも大事だと痛感しています。これは、言葉では簡単ですが、本当に地道で泥臭い仕事です。
でも、私は、人材紹介という仕事を通じて、少しでも日本が元気に、地方が活性化するお手伝いをしたいと思っています。
私の広島企業の採用支援奮闘はまだまだ続きます。
ペルソナ株式会社 中村
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