今、生き方を決めなくてもいい。

何を隠そう、私はミーハーである。一応婚約者がいるが、何を隠そう恋愛至上主義なので、プチ恋愛をいつでも楽しんでいたい方である。

顔ではなかなか「キャッ気になる☆」みたいにはならないが、「知性」や「賢さ」に色気を感じるちょっと変わった女、それが私である。

いつからか継続的に付き合う人を作るようになってからは「男なんて自分の許容範囲内（生理的な部分も含めて）尚且、自分を好いて大事にしてくれる人であれば全部同じだ」と思うようになった。

確実に断言できるが、もう二度と「この人でなければ、私はダメだ」と思うことはない。それで青春を全てつぶしてきたから。それって自分の思い込みで、相手は全くそう思っていないこともある。ていうか私の場合はそれがほとんど。笑

半年ほど前から、認知行動療法に通っている。きっかけは仕事のミスが多くて厳しい上司に追い詰められて、「自分は学習障害（ADD）なのではないか」と思ったことがはじまりだった。

学習障害は陰性（かすってもいなかった）、でもミスを減らしたい。小さい頃から悩んでいて、本当にどうやって直していいかわからない、と話すと、認知行動療法をすすめられた。

前々回、先生に「pepucoさんは5年後、10年後、どうなっていたいですか？」という質問をされた。ちゃんと答えようと思った。でも、ちゃんと答えられなくて、うーん、となってしまった。

そしたら、先生が「絶対にこうなる、って今決めなくてもいいのよ。途中で変わってもいいの。」と言ってくれた。まだうまく言い表せないが結構、今まで生きてきた中で数回しかないような安堵感があった。楽になった。

そこで男の話に戻るのだけど、やっぱり恋愛だって「この人だ」って決めなくてもいいんだ、と思った。途中で変わってもいい。もちろん、その人がずっと素敵だと思っていて「この人とずっと一緒にいたいな」と思ったら、そのままいればいいと思う。

こんなことを書くと、世間一般的にはダメな女なのかもしれない。でもブッダも言ったじゃないか、「諸行無常」ってな。だから私は、「途中で考えが変わってもいい。」その安堵感を手にしながらもっと自由な考えで生きていけたら、と思う。

まずは「東京に住む男」と出会い、味わうことからはじめたいと思う。仕事だけじゃ、やっぱり楽しくないじゃん。

次回へ続く。

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