『楽しい』と記憶力とモチベーションがアップする
成績がわるい子どもは、なぜ成績がわるいのでしょうか?
大きな原因は、ズバリ!勉強がキライだからです。勉強がキライだからイヤイヤ勉強していて記憶力とモチベーションが上がらないのです。
今回は、『楽しい』と記憶力とモチベーションがアップすることを紹介していきます。
楽しいと記憶力とモチベーションがあがる
楽しいことばかりしていると、時間を忘れてやってしまうことがありますよね。
わたしは、ゲームや漫画なら楽しいので、ずっとやっていられます。
しかし、他の人からみるとよくあんなことずっとできるなぁと思われることもあるのです。
楽しいと記憶やモチベーションがアップして、イヤイヤやると記憶力やモチベーションが大幅にダウンします。
大阪大学の研究
大阪大学の研究で、文章を音読しながら、所定の単語を記憶してもらう実験をしたところ、記憶すべき単語が「ポジティブな言葉」の再生率は高く、「ネガティブな言葉」の再生率は低くなっていました。
気分がポジティブかネガティブかによって、記憶力がかわってくることが証明されました。
楽しいと幸福物質ドーパミンがでる
楽しいと、幸福物質のドーパミンがでます。
ドーパミンは、集中力、モチベーション、学習能力を高める物質で「頭の良くなる物質」です。
ドーパミンがでると、勉強が楽しい、もっとやろうという気持ちになっていきます。
苦しいとストレスホルモンがでる
イヤイヤ勉強をしていると、ストレスホルモンである「コルチゾール」がでます。
コルチゾールとは、記憶力を低下させる物質で、イヤなことを忘れさせる効果をもっています。
さらにコルチゾールがたくさんでると、記憶をする場所である海馬の容積が少なくなり、脳細胞が死んでいくことも分かっています。
イヤイヤ勉強や仕事をしていると、効率は低下し、結果もひどいものになります。
楽しいと思わない脳は正直
同じ勉強でも、楽しいんでやるか、イヤイヤやるのかで結果が大きく変わりました。
楽しんでやっているときは、学習効率がアップして続けやすくなりますが、イヤイヤやっているときは、学習効率がダウンしてやめたくなります。
楽しいとアクセル、苦しいとブレーキがかかってしまいます。
どうせやるなら、楽しんで学習していきたいですね。
最後に
今回は、『楽しい』と記憶力とモチベーションがアップすることを紹介しました。
大阪大学の研究によって、気分がポジティブかネガティブかによって、記憶力が、かわってくることが証明されました。
楽しいことをしていると、集中力、モチベーション、学習能力を高める幸福物質ドーパミンがでます。
一方、イヤイヤ勉強をしていると、記憶力を低下させるストレスホルモン「コルチゾール」がでます。
同じ学習内容でも、気持ち次第で学習効率がかわってきます。
いつまでも、好きなことをずっとやれ!という教えには、しっかりとした理由があったのですね。
どうせやるなら、楽しんで学習していきたいですね。
80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!