こどもへ引き継ぐ資産『プライベートカンパニー』
相続が3代続くと財産がなくなると言われています。
こどもが複数人いると資産が分割されて、資産がおおければおおいほど相続税が莫大になるからです。
今回は、こどもへ引き継ぐことのできる資産『プライベートカンパニー』について紹介します。
プライベートカンパニーとは?
プライベートカンパニーとは、個人が設立した会社のことです。
一般的な会社のように事業を行うことだけを目的としているのではなく、
会社に不動産や金融資産などの個人資産を持たせて管理させたり、節税のために作られた会社です。
プライベートカンパニーをつくると、車も家も経費にすることができます。
法人は、年平均6800万円かせいでいますが、99.4%は零細企業で大半がプライベートカンパニーです。
お金を持っている層は、節税するために会社を持っているのですね。
子どもに資産をうまくつなぐための方法
子どもに資産を引き継ぐと相続税が発生してしまいますが、回避する方法があります。
プライベートカンパニーに全財産をあつめて、子どもを筆頭株主にすることで、相続税を大幅に減らせるのです。
プライベートカンパニーの相続税評価額は、実際の価値より極端に低くなるカラクリがあるので、相続税を抑えることができます。
恐怖の相続税
日本の相続税は最高税率が55%と、非常に税負担の大きなものとなっており、資産家であっても3代後にはお金が残らないといわれています。
資産が1兆円あるとすると、相続税によって4500億円しか次世代に残せなくなります。
さらに次の世代だと、引き継げる資産が2000億円ほどになり、子どもの数が増えることを考えると資産はなくなってしまいます。
長者番付の相続税回避方法
たとえば、森ビルの創業者である森泰吉郎氏は、4人の子どものために4つのプライベートカンパニーをつくり、相続税の目減りを防ぎました。
森ビルという会社は、東京都港区の土地を買い漁り、華やかなイメージを創り出した会社です。
森氏の資産総額は、1兆円超と言われていましたが、相続評価額は0.3%の39億円で済んだのです。
森泰吉郎氏の死後には、息子2人が会社を継いでいます。
何代か後に有名人が生まれるかも
プライベートカンパニーであれば、つくった仕組みが「家業」として子どもに引き継ぐことができます。
トヨタ、三菱、住友など、家業を引き継いだ子孫が、事業をおおきくしました。
どうせ働くなら、未来につながる働き方を目指してみるのも良いかもしれませんね。
最後に
今回は、こどもへ引き継ぐことのできる資産『プライベートカンパニー』について紹介しました。
プライベートカンパニーとは、個人が設立した会社のことです。
一般的な会社のように事業を行うことだけを目的としているのではなく、
会社に不動産や金融資産などの個人資産を持たせて管理させたり、節税のために作られた会社です。
お金を持っている層は、節税するためにプライベートカンパニーを持っているのですね。
日本の相続税は最高税率が55%と、非常に税負担の大きなものとなっており、資産家であっても3代後にはお金が残らないといわれていますが、プライベートカンパニーをつくり子どもに引き継ぐことで節税が可能になります。
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