日本の高齢者人口を数字でみたことでわかった真実と闇
付き添いで大学病院に行ってきたのですが、診察待合席は、びっしり埋まっており8割ほどが高齢者(65歳以上)でした。
日本の高齢者人口ってどれくらいの人数になるのか調べてみると、2020年時点の集計では約29%が高齢者になるんです。つまり3人に1人の割合ですね。
大学病院でこの人口割合なら、社会保障費って本当にやばいんだろうなと感じたので今回は、日本の高齢者人口を数字でみたことでわかった真実を紹介していきます。
3人に1人が高齢者
※以下、統計画像データは総務省統計局より引用しています。
日本人は、2020年時点で、1億2,586万人いて15歳未満が約12%、15~64歳までが約59%、65歳以上が約29%となっています。
ということは、3人に1人が高齢者なのです。
病院代や年金は、現役世代が支払う社会保険料でまかなっていますよね。
今後は、高齢者1人を若者1,2人で支えなくてはいけなくなるのです。
現役世代(主に20歳から60歳まで)は負担が大きいですよね。
自分たちは団塊の世代のために社会保険料を多く納めるけど、現役世代はいまよりも人口が少なくなるので、さらに次世代は現役世代のときより少ない社会保険料で済むということです。
※なんだかんだで次世代も負担額は大きくなると思いますが
高齢者からは「わしらのおかげで、いまの日本があるんじゃぞ!」と叱られてしまうかもしれませんけど事実です。
では、今の現役世代と次世代はいつまで耐えれば負担が減るのかを見てみましょう。
日本の高齢者人口推移(1950年~2040年まで)
現役世代の負担が少なくなるのはいつなのかを見てみましょう。
この表の見るべきポイントは『白い』グラフです。
白は80歳以上の高齢者割合なのですが、2040年でも減るどころか増えているのです。
ということは、現役世代の定年が伸びることを意味しています。
今の現役世代は、いつか引退できると思っていても、2040年まで80歳以上の高齢者が増えているのでドンドン定年が伸びていきます。
ズバリ現役世代の負担が少なくなることはないのです。
現役世代が負担の多い証明と真実
現役世代の負担が大きい理由は、過去の高齢者の人口を見ていくと分かります。
1950年より前に生まれた方は、70歳以上ですよね。
社会保険制度(国民皆保険・皆年金)ができたのが、1961年なので、今社会保障でお金をもらっている世代は、社会保障の料金をいまほどしっかり払ってなかったんですよね。むしろ払ってな(略)
だけども、もらえるものはしっかりもらっているという・・・
1960年より後に生まれた方は、60歳くらいですね。
支えてきた高齢者の数は、現在の7分の1以下しかいなかった上に、支える人口が多いので、負担はいまよりもかなり少なかったはずです。
「わしらのおかげでうんたらかんたら」言われても、もう響かなくなってきました。
「最近の若いやつは~」なんて言われたら発狂してしまうかもしれません(笑)
高齢者に電車で席をゆずるのは、むしろ現役世代という弱者だったのです。
高齢者人口を世界と比べてみる
日本は、世界と比べても高齢者人口割合がダントツです。
主要国高齢者割合TOP3は、第二次世界大戦で日独伊三国同盟を結んで戦った敗戦国なのは、意味があるのでしょうか?
高齢者の闇
高齢者が生かされて、病院・薬漬けになっているのはズバリ『利権』のためなのです。
日本人に添加物ばかりの食事をとらせて、病気にしては薬を売りつける。
日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。
抗がん剤による治療費は、一概にいくらかかるとはいえませんが、胃がんの場合で数万円から80万円程度になります。
薬は石油でできており、製薬会社売上高ランキング上位は、スイス、アメリカ、イギリスが占めています。
日本は、添加物の実験大国であり、薬品漬け大国なのです。
最後に
今回は、日本の高齢者人口を数字でみたことでわかった真実を紹介しました。
日本の高齢者人口ってどれくらいの人数になるのか調べてみると、2020年時点の集計では約29%が高齢者になります。
つまり3人に1人の割合で高齢者です。
80歳以上の高齢者割合は、2040年でも減るどころか増えているので現役世代の定年が伸びることを意味しています。
また、現役世代の負担は大きいまま過ごさなければいけないことがデータでわかりました。
わたしたちも、本当の弱者はだれなのかを考えてみるといろいろなものが見えてくるので数字を意識してみましょう。
いまのワク○○騒動につながるかもしれませんね。