マガジンのカバー画像

【和訳その他】戦争研究所(ISW):ウクライナ戦争報告書

237
戦争研究所(ISW)のウクライナ情勢報告書の部分和訳・内容要約等
運営しているクリエイター

#ウクライナ情勢

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2145 ET 18.06.2024 《ロシア軍事ブログ「ルイバリ」設立者ミハイル・ズヴィンチュク、インタビューに応じて戦況を語る》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2145 ET 18.06.2024 《ロシア軍事ブログ「ルイバリ」設立者ミハイル・ズヴィンチュク、インタビューに応じて戦況を語る》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 18, 2024, ISW ⬇️

[*記事画像:BanjaLuka.net 記事掲載画像より]

ロシア軍事ブログ「ルイバリ」設立者ミハイル・ズヴィンチュク、インタビューに応じて戦況を語る戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

クレムリンとつながりのあるテレグラム・チャンネル「ルイバリ[Rybar]」の設

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2030 ET 17.06.2024 《ウクライナ側が指摘するロシア軍の火砲と砲弾に関する問題》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2030 ET 17.06.2024 《ウクライナ側が指摘するロシア軍の火砲と砲弾に関する問題》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 17, 2024, ISW ⬇️

ウクライナ側が指摘するロシア軍の火砲と砲弾に関する問題戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

報道によると、ロシアは現在、砲弾製造と一部の砲兵器システムの製造に関する問題に直面しているとのことだ。ウクライナ人軍事アナリストのペトロ・チェルニクは6月17日に、ロシアはおよそ

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1720 ET 16.06.2024 《ロシア軍:職業兵士契約を強要される徴兵された兵士》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1720 ET 16.06.2024 《ロシア軍:職業兵士契約を強要される徴兵された兵士》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 16, 2024, ISW ⬇️

ロシア軍:職業兵士契約を強要される徴兵された兵士戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

報道によると、ロシア軍は、徴兵された兵士に対するロシア国防省との軍務契約署名の強要を継続して行っているとのことだ。これは、ずっと続いている秘密裏の動員取り組みの一環である可能性が高い。

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2100 ET 15.06.2024 《世界和平サミットの妨害を意図して仕掛けたプーチンの情報戦》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2100 ET 15.06.2024 《世界和平サミットの妨害を意図して仕掛けたプーチンの情報戦》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 15, 2024, ISW ⬇️

世界和平サミットの妨害を意図して仕掛けたプーチンの情報戦戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが6月14日に行った、ウクライナの降伏に等しい極端な条件に基づくロシアの「交渉への意欲」とされる趣旨の情報工作は、6月15日にスイスで開催され

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1845 ET 13.06.2024 《6月13日付報告書の要点》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1845 ET 13.06.2024 《6月13日付報告書の要点》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 13, 2024, ISW ⬇️

要点(Key Takeways)の日本語訳6月13日、ウクライナは米国および日本と10年間の2国間安全保障協定に署名した。一方でそのほかのウクライナ支援諸国は、先進7カ国(G7)及びラムシュタイン・フォーマットにおいてウクライナへの長期的支援を再確認した。

モスクワ取引所と

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2010 ET 10.06.2024 《ロシア軍の国境越えスーミ州襲撃》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2010 ET 10.06.2024 《ロシア軍の国境越えスーミ州襲撃》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 10, 2024, ISW ⬇️

ロシア軍の国境越えスーミ州襲撃戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

6月9日にロシア軍はスーミ州内への小規模な国境越え侵入を行ったが、この地域での大規模な部隊展開、もしくは永続的な部隊展開はできていない可能性が高い。6月9日公開の撮影地点特定可能な動画に、ロシア軍歩兵が

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1930 ET 08.06.2024 《ハルキウ州国境周辺地域へのロシア軍の兵力移送》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1930 ET 08.06.2024 《ハルキウ州国境周辺地域へのロシア軍の兵力移送》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 8, 2024, ISW ⬇️

ハルキウ州国境周辺地域へのロシア軍の兵力移送戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

報道によると、ロシア軍統帥部はハルキウ州周辺のウクライナ・ロシア国境地域に、数は不明だが、戦力を移送しているとのことだ。ただし、ロシア軍統帥部がこれらの移送戦力を、すぐさま戦闘に投入すること

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2035 ET 06.06.2024 《6月6日付報告書の要点》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2035 ET 06.06.2024 《6月6日付報告書の要点》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 6, 2024, ISW ⬇️

要点(Key Takeways)の日本語訳ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、西側との直接的な対立に関する、以前から飽きるほど繰り返されてきた脅威をあらためて加えようと試みた。今回の手法は、具体的な名指しは避けた勢力に、西側を攻撃する目的の長射程攻撃能力を、ロシアが提供する

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2000 ET 04.06.2024 《ロシア軍事ブロガーのウクライナ軍ドローン戦能力評価》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2000 ET 04.06.2024 《ロシア軍事ブロガーのウクライナ軍ドローン戦能力評価》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 4, 2024, ISW ⬇️

ロシア軍事ブロガーのウクライナ軍ドローン戦能力評価戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

ロシアの軍事コメンテーターの一部は、戦場でのドローン戦・電子戦(EW)能力においてウクライナ側が優越していることに関する不満を継続的に表明している。このことは、ウクライナの戦場を形づく

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2000 ET 02.06.2024 《ウクライナ軍が抱える兵士訓練の問題》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2000 ET 02.06.2024 《ウクライナ軍が抱える兵士訓練の問題》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 2, 2024, ISW ⬇️

ウクライナ軍が抱える兵士訓練の問題戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

訓練に関する困難さが動員によって悪化するなか、複数のウクライナ軍野戦指揮官が、前線で新兵の訓練を行うことによって、この訓練面での困難さに対応していることが報じられている。複数のウクライナ軍野戦指揮官が

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1800 ET 01.06.2024 《6月1日付報告書の要点》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1800 ET 01.06.2024 《6月1日付報告書の要点》

Russian Offensive Campaign Assessment, June 1, 2024, ISW ⬇️

要点(Key Takeways)の日本語訳5月31日から6月1日にかけての夜にロシア軍は、主にウクライナ側エネルギー・インフラを目標にしたドローン・ミサイル攻撃を大規模に実施した。

※補足:ウクライナ側発表によると、ロシア軍が発射したのは、シャヘド型ドローン53機、Kh-10

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2050 ET 30.05.2024 《5月30日付報告書の要点》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2050 ET 30.05.2024 《5月30日付報告書の要点》

Russian Offensive Campaign Assessment, May 30, 2024, ISW ⬇️

要点(Key Takeways)の日本語訳報道によると、ハルキウ州と接する国境周辺のロシア領内を攻撃する目的で、ウクライナが米国供与の兵器を使用することを今後、許可する内容の政策変更を、米国のジョー・バイデン大統領は承認したとのことだ。なお、攻撃に用いることが許可される兵器には

もっとみる
【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1945 ET 28.05.2024 《ドネツィク州戦線のウクライナ側弱点を探るロシア軍》

【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1945 ET 28.05.2024 《ドネツィク州戦線のウクライナ側弱点を探るロシア軍》

ISW Russian Offensive Campaign Assessment 25.05.2024 ⬇️

ドネツィク州戦線のウクライナ側弱点を探るロシア軍戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳

ロシア軍は最近、縮小中隊規模の、あるいはそれより小規模の機械化部隊による地上攻撃を4回、ドネツィク州内の複数の攻勢軸上で行ったが、大きな前進はみられらなかった。これらの攻撃の目的が、ハルキウ州北

もっとみる
【一部内容紹介】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1635 ET 26.05.2024 《ロシア軍戦力集結に関する新情報》

【一部内容紹介】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」1635 ET 26.05.2024 《ロシア軍戦力集結に関する新情報》

ロシア軍が現在侵攻中のハルキウ州北部の西側に位置する国境付近で、戦力を集結させているという情報が、ウクライナ側から出ています。

ウクライナのゼレンシキー大統領は5月26日のスピーチで、ハルキウ市の北西90km地点の国境付近にロシア軍が戦力を集めており、新たな攻勢の準備を進めていることを指摘しました。

ゼレンシキーが指摘した地点ですが、ISWはそこを、ロシア領ベルゴロド州西部のGrayvoron

もっとみる