Panzergraf

軍事分野を中心に、英文情報の翻訳・内容紹介を投稿。X以外のSNS → https://…

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軍事分野を中心に、英文情報の翻訳・内容紹介を投稿。X以外のSNS → https://www.threads.net/@panzer.graf (Threads)、https://bsky.app/profile/panzergraf.bsky.social (Bluesky)

マガジン

  • 【和訳その他】戦争研究所(ISW):ウクライナ戦争報告書

    戦争研究所(ISW)のウクライナ情勢報告書の部分和訳・内容要約等

  • 【和訳】英国国防省:ウクライナ情勢報告

    英国国防省発表のウクライナ情勢評価分析の日本語訳

  • 【和訳その他】戦争・軍事・安全保障

    戦争・軍事・安全保障に関する各種英文情報の日本語訳や紹介、内容要約

  • 【和訳その他】戦史・軍事史

    軍事史(戦史)に関する各種英文情報の日本語訳や紹介、内容要約

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ロシア・ウクライナ戦争関連の情報発信について(Panzergraf)

主にウクライナでの戦争に関する英文記事・論考等の翻訳記事や内容紹介記事をnoteに投稿していますが、noteを活用する以前は、Twitter(現在のX)で情報発信を行っていました。 現在は、 文章量が多いものは、noteに投稿 (SNSでは投稿の告知) 文章量が短いものは、SNS上のみに投稿 という形で、情報発信を行っています。 noteでの投稿が行われていない日も、SNSでは英文情報の簡単な紹介などを行っており、とくに戦争研究所(ISW)のウクライナ情勢関連の情報

    • 【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.18 - ロシア軍のクルスク州方面反撃計画

      Russian Offensive Campaign Assessment, September 19, 2024, ISW ⬇️ ロシア軍のクルスク州方面反撃計画◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 報道によると、ロシア当局は軍に対して、2024年10月中旬までにウクライナ軍をクルスク州から追い出し、10月末までにウクライナ北東部のロシアと国境を接するウクライナ領内の国境地域に「緩衝地帯」を確保することを命じたとのことだ。ただし、これはかなり大きな任務であって、

      • 【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.19

        日本語訳2024年9月16日、ロシアのプーチン大統領は、ロシア軍の規模を拡大する大統領令に証明した。この大統領令によって、ロシア軍に18万人の兵力が追加され、その全体兵力は150万人になる。なお、この大統領令は、2024年12月から施行される。2022年2月にウクライナとの武力衝突が始まって以降に、プーチンがロシア軍の規模を拡大する大統領令に証明したのは、今回が3回目となる。 自軍の規模を拡大したいというロシアの熱意は、以前から知られている。2022年12月、当時の国防相セ

        • 【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.18 - ロシア軍弾薬保管施設(トヴェリ州トロペツ)に対するウクライナ軍ドローン攻撃

          Russian Offensive Campaign Assessment, September 18, 2024, ISW ⬇️ ※記事中の画像はすべて、戦争研究所のX投稿から転載して使用した。各画像のキャプションに記載してURLをクリック/タップすると、画像掲載元(X投稿)にアクセスできる。 ロシア軍弾薬保管施設(トヴェリ州トロペツ)に対するウクライナ軍ドローン攻撃◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 9月18日にウクライナ軍は、トヴェリ州トロペツ付近にある

        • 固定された記事

        ロシア・ウクライナ戦争関連の情報発信について(Panzergraf)

        • 【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.18 - ロシア軍のクルスク州方面反撃計画

        • 【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.19

        • 【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.18 - ロシア軍弾薬保管施設(トヴェリ州トロペツ)に対するウクライナ軍ドローン攻撃

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        • 【和訳その他】戦争研究所(ISW):ウクライナ戦争報告書
          278本
        • 【和訳】英国国防省:ウクライナ情勢報告
          346本
        • 【和訳その他】戦争・軍事・安全保障
          152本
        • 【和訳その他】戦史・軍事史
          8本

        記事

          【SNS英文投稿和訳】ウクライナ軍が抱える制度的問題(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.09.18 04:37投稿)

          本記事は、上記リンク先のロシア・ウクライナ戦争に関連する内容のSNS英文投稿を日本語に翻訳したものです。 投稿者のTatarigami氏はウクライナ軍元将校です。また、戦争・紛争分析チーム「フロンテリジェンス・インサイト」を創設し、ウクライナ戦況等の分析を定期的に発信されている方でもあります。 なお、翻訳記事中の[ ]内の記述は、訳者による補足になります。 日本語訳ロシア軍がポクロウシク戦線で前進し続けるなか、ウクライナ軍がその内部に以前からずっと抱えている制度的問題

          【SNS英文投稿和訳】ウクライナ軍が抱える制度的問題(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.09.18 04:37投稿)

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.17

          日本語訳ウクライナにおける戦争は、ロシアにとってコストがかさむ事業と化しており、軍の兵員に関して特にそれがいえる。武力衝突が始まって以降、ロシアが被った人的損失数(死傷者数)は、61万人を超えている。戦術の基盤が歩兵による大規模な波状攻撃にあるため、ロシアは最前線の部隊に絶えず新兵を送り込み続けなければならなくなっている。 2024年のロシア軍の募兵ペースは、2023年に達成したペースと比べ、落ちてきている。2023年末にロシア当局者は、1日あたり1,600人程度のペースで

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.17

          【抄訳】ウクライナ・シンクタンク"防衛戦略センター(CDS)"報告書「ウクライナにおけるロシアの戦争 2024.09.16 作戦情勢」 - 総括(General Conclusion)等

          Russia's war on Ukraine. 16.09.24 Operational situation, CDS ⬇️ 以下は、ウクライナのシンクタンク「防衛戦略センター(CDS)」の9月16日付ウクライナ戦況報告書から、「総括(General Conclusion)」と「起こりうる今後の作戦状況」(一部のみ)を日本語に翻訳したものです。なお、翻訳文中の[ ]内記述は、訳者による補足説明になります。 また、原文はテキストのみですので、内容理解に役立つようDEEP

          【抄訳】ウクライナ・シンクタンク"防衛戦略センター(CDS)"報告書「ウクライナにおけるロシアの戦争 2024.09.16 作戦情勢」 - 総括(General Conclusion)等

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.15

          日本語訳ロシアは戦線上の複数の地域において、速いテンポで攻勢作戦をずっと続けている。 ロシア領クルスク州という場所は、2024年8月中旬以降にウクライナが約800〜900平方kmほどの領土支配を維持している場所であるが、そのクルスク州でロシア軍は反転攻勢を開始した。空挺部隊と海軍歩兵部隊が攻撃の切先となり、ロシア軍はウクライナ側突出部の西側に位置するウクライナ軍展開地点に対する攻撃を行っている。そして、すでに複数の村落を奪還した可能性が極めて高い。 ウクライナ東部では、ヴ

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.15

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.14 - ウクライナ戦況:ポクロウシク方面

          Russian Offensive Campaign Assessment, September 14, 2024, ISW ⬇️ ポクロウシク方面戦況◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 9月14日もポクロウシク[Pokrovsk]方面でロシア軍が集中的な攻勢作戦を続けるなか、同軍はここ最近、ポクロウシクから南東の方向で前進できた。9月13日に公開された動画内の撮影地点特定可能な画像に、ロシア軍がウクラインシク[Ukrainsk](ポクロウシクから南東の方向)か

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.14 - ウクライナ戦況:ポクロウシク方面

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.14

          ※日本語訳は画像に加筆 ⬇️

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.14

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.13 - ロシア軍が新たな機械化部隊戦術を試している可能性について

          Russian Offensive Campaign Assessment, September 13, 2024, ISW ⬇️ [※記事サムネイル画像:アルミヤインフォルム記事より] ロシア軍が新たな機械化部隊戦術を試している可能性について◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍はドネツィク市から西の方向の地点で、機械化部隊を用いたより効果的な攻撃戦術を試しているようにみえる。けれども、ロシア軍装甲車両は、ウクライナ軍の火力打撃能力とドローン能力に対し

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.13 - ロシア軍が新たな機械化部隊戦術を試している可能性について

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.13

          日本語訳イランは最近になって、Fath-360[ファトフ-360]短距離弾道ミサイルをロシアに提供し始めた。2020年に初めて公開されたイランのFath-360(BM-120という呼称でも知れられている)は、150kgの弾頭を120kmの射程で投射することができ、イランの主張によると、30メートル未満の精度で目標に着弾するとのことだ。このミサイルは道路上を移動可能な各種発射車両で運用することができる。なお、この種の車両のなかには、最大6基のミサイルを発射できるものも含まれてい

          【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.09.13

          【抄訳】ウクライナ・シンクタンク"防衛戦略センター(CDS)"報告書「ウクライナにおけるロシアの戦争 2024.09.12 作戦情勢」 - 総括(General Conclusion)

          Russia's war on Ukraine. 12.09.24 Operational situation, CDS ⬇️ 以下は、ウクライナのシンクタンク「防衛戦略センター(CDS)」の9月12日付ウクライナ戦況報告書から、「総括(General Conclusion)」の箇所を日本語に翻訳したものです。なお、翻訳文中の[ ]内記述は、訳者による補足説明になります。 また、原文はテキストのみですので、内容理解に役立つようDEEP STATE制作地図の画像を添付しま

          【抄訳】ウクライナ・シンクタンク"防衛戦略センター(CDS)"報告書「ウクライナにおけるロシアの戦争 2024.09.12 作戦情勢」 - 総括(General Conclusion)

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.12 - ウクライナ戦況:ロシア領クルスク州情勢

          Russian Offensive Campaign Assessment, September 12, 2024, ISW ⬇️ ウクライナ戦況:ロシア領クルスク州情勢◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 ロシア軍は9月12日もクルスク州内ウクライナ側突出部の各所で反撃を続けたが、わずかな戦果をあげるにとどまった。その原因は、この地域でウクライナ軍も攻勢作戦を続けたことと、ウクライナ軍が防衛的な反撃を行ったことにある可能性が高い。9月12日に公開された動画のなか

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.12 - ウクライナ戦況:ロシア領クルスク州情勢

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.11 - ウクライナ戦況:ロシア軍のクルスク州での反撃

          Russian Offensive Campaign Assessment, September 11, 2024, ISW ⬇️ ロシア軍のクルスク州での反撃◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳 9月10日と11日、ロシア軍はクルスク州内ウクライナ側突出部の西端上で反撃を開始した。また、この反撃の際に同軍は、コレネヴォ[Korenevo]から北東の方向と南の方向に位置するいくつかの集落を制圧した模様だ。9月11日に行われたロシア軍クルスク州反撃の規模・範囲・起こ

          【抄訳】戦争研究所「ロシアによる攻勢戦役評価」2024.09.11 - ウクライナ戦況:ロシア軍のクルスク州での反撃

          【SNS英文投稿和訳】ウクライナ勝利への道。そして、それに必要なもの。(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.09.11 04:59)

          本記事は、上記リンク先のロシア・ウクライナ戦争に関する見解を述べたSNS英文投稿の日本語訳です。 投稿者のTatarigami氏はウクライナ軍元将校で、戦争・紛争分析チーム「フロンテリジェンス・インサイト」を創設し、ウクライナ戦況等の分析を発表されている方です。 なお、翻訳記事中の[ ]内の記述は、訳者による補足になります。 日本語訳勝利への道は、私が考えるところ、たとえばF-16やATACMS[陸軍戦術ミサイル・システム]といった単一の兵器システム、あるいは、単一の

          【SNS英文投稿和訳】ウクライナ勝利への道。そして、それに必要なもの。(ウクライナ軍元将校Tatarigami氏 | 日本時間2024.09.11 04:59)