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【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 2024.11.01 その2
Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 01 November 2024.
— Ministry of Defence 🇬🇧 (@DefenceHQ) November 1, 2024
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Latest Defence Intelligence update on the situation in Ukraine - 01 November 2024
日本語訳
約1万人の朝鮮民主主義人民共和国(DPRK[北朝鮮])の将兵がロシア国内に存在している。その一部はほぼ確実に、クルスク地方へとすでに投入されている。
ロシアと北朝鮮は“包括的戦略パートナーシップ条約”による2カ国間協力を深化させつつある。同条約には相互防衛条項が含まれており、2024年10月24日にロシア連邦下院はこの条約を批准した。ロシアにとって、ウクライナでの戦争を支える北朝鮮の軍事支援が、協力関係を推し進める中核要素になっている可能性は高く、これまでは北朝鮮による兵器供与がその中心だった。その見返りとして北朝鮮は、ロシアから高いレベルの国際的支援を受けており、自国への制裁措置を破ることを厭わない貿易相手国を確保できるようになった。
ロシア軍と北朝鮮軍はこれまで合同軍事演習を行ったことがなく、その結果、両軍はほぼ確実に、相互連携・運用能力[インターオペラビリティ]上の難題に直面することになるだろう。北朝鮮の将兵が戦闘任務を遂行することになれば、ロシア軍の装備で任務遂行すること、ロシア軍の指揮統制組織に組み込まれること、ロシア軍との間にある言語の壁に対処することに関する問題が、ほぼ間違いなく生じることになる。