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傷ついた経験がない人は、弱いのか|おかえりモネ
何かの折に、被災した人を想うたび、私には声をかけられないな、と思ってしまう。
私には到底、想像もできないような痛みを経験した人たち。軽薄な言葉を発するくらいなら黙っていた方がいいと、ついつい逃げの体勢に入ってしまいたくなる。
震災を思うたびに自分の器の小ささに直面する、そんな私の心に響いたのは、朝ドラ「おかえりモネ」の台詞たちだった。
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おかえりモネでは、「他人の痛み」というテーマを、と
逃げ恥 第6話|曖昧な関係で満足するのは、やっぱり難しい。
第6話からは、みくりさんが悩み始める番。
またもやジェットコースター的展開で
飽きさせないストーリー展開はすごいです。
平匡さんの変遷を振り返ると、第3〜4話では、
自尊感情の低さから、みくりさんを振り回していました。
(縦軸は上がハッピー、下が絶望のイメージです)
最終的には自尊感情を高めるための恋人作戦で、
見事、平匡さんの感情を安定させることに成功しました。
この恋人作戦、相当カロ
逃げ恥 第5話|今までのストーリー構成と、周りから見た平匡&みくりについて。
缶詰の発明から、缶切りの発明まで、50年かかったように。大事なものが、後からついてくることも、あると思います(最高の離婚など)
契約結婚という「形」から始まった二人の関係が、徐々に中身を伴ってきて、恋人というスタート地点まで到達するのが第5話でした。3〜4話と比較して、二人の関係性は比較的安定しています。
ゆりちゃんの疑惑を払拭するという、困難を乗り越えて二人が親密になっていくストーリー。両家
逃げ恥 第3・4話|ストーリー構成を分析してみた。
逃げ恥は、実はザ・少女マンガな要素をたくさん持っていると思います。心の中のセリフが多いところ。お互いの気持ちに気づかず、すれ違ってしまうところ。
このすれ違いが、見ていて歯痒く、時にコミカル。すれ違いを描く3・4話のストーリー構成は、逃げ恥のテンプレかなと思いました。特徴はこの2点。
フェーズ1:平匡が壁を作る
フェーズ2:みくりが壁を壊す
縦軸は、上がハッピー、下が絶望、のイメージです。
「逃げ恥」第3話はみくりさんのターニングポイントだと思う。
*ネタバレを大いに含みます*
年末が「逃げ恥の季節」になって、はや数年が経ちました。
もちろん私も、その魅力のとりこです。
でも、よくよくゆっくり考えてみたら、ストーリー構成は意外と普通なのかもしれないなと。困難を乗り越えながら、2人の恋が発展していく。
ただ一つ違ったのは…その困難は「嘘の結婚」だったのでした。
「嘘の結婚」と「本当の恋」の2軸で展開していく「嘘の結婚」を隠すという、普