逃げ恥 第6話|曖昧な関係で満足するのは、やっぱり難しい。
第6話からは、みくりさんが悩み始める番。
またもやジェットコースター的展開で
飽きさせないストーリー展開はすごいです。
平匡さんの変遷を振り返ると、第3〜4話では、
自尊感情の低さから、みくりさんを振り回していました。
(縦軸は上がハッピー、下が絶望のイメージです)
最終的には自尊感情を高めるための恋人作戦で、
見事、平匡さんの感情を安定させることに成功しました。
この恋人作戦、相当カロリー使うのでは…。
みくりさん、とってもパワフル。
そしてハグの日がスタートする第5話。
瓦そばのシーンは、本当に幸せそう…。
二人、協力して作りながら。
みくりM「楽しい。いろんな罪悪感をすべて押し流すほどに、楽しい」
みくりM「こんな休日が毎週あるのなら、それだけで幸せなんじゃないだろうか」
しかも、メガネが曇っちゃうシーンは、アドリブらしい…かわいい。
「曖昧だから楽しい私たち」でハッピーエンド。
ところが、みくりさん、新婚旅行では、
つい平匡さんに”恋人”を期待してしまいます。
一方、夜眠りにつく時も、元カレ登場!の時も、
平匡さんは自分のことばかり。
みくりさんの気持ちなんて、気にならない様子。
当然、期待は裏切られ、落ち込むみくりさん。
うまくいかないな、とハラハラしていると…
なんと、平匡さんが思わずキス。
「恋人」というポジションを手に入れて
アップダウンがなくなる平匡さん。
自分のことしか頭になく(子どもっぽい…)
気づかないうちにみくりさんを傷つけてしまう。
そして極め付け、無責任にも、キスしてしまう。
(突拍子もないのは、案外、平匡さんの方では?)
平匡さんが幼いなあ…と思う第6話でした。
それにより、みくりさんに共感しまくりでした。
これも、今後の展開に影響してくるので、
要チェックですね。
そして、山さんのセリフは、
みくりさんの気持ちを代弁しています。
山さん「人間は、哀しいかな、見返りが欲しくなってしまう生き物なんだよ。特に恋愛に関しては」
…
山さん「自分が相手にかけた愛情と、同等な愛情が返ってこないと人は、不安になる」
パワフルだったみくりさんも、ついに、
いつもいつも私から、と疲れてしまう。
共感の嵐。だから曖昧な関係は、
長く続かなかったのかな、と思います。
***
すべったみくりさんを受け止めようとして
すべってしまう平匡さんの演技も、
とぐろターボのくだりも、平匡さんの焦りも、
絶品のコメディ回でした…。
最終話までテレビで見たいよー!
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