マガジンのカバー画像

季節をいただく

63
旬の食べ物と上手に付き合う方法や、おススメの食べ物などご紹介致します。
運営しているクリエイター

記事一覧

鱧を一尾、丸ごと食べ尽くす!

鱧を一尾、丸ごと食べ尽くす!

不定期開催のお魚食べ尽くし会、今回は久しぶりに気の置けない友人達との開催です。

夏は鱧を食べ尽くします!

夏が旬の魚は数あれど、個人でしかも関東ですとなかなか食べる機会が無い鱧。
しかしお魚に力を入れている大きいスーパーや百貨店の地下に入っているお魚屋さんなどでは最近割と手に入るようになって来ましたね。

事前に使う日が決まっていれば、お魚屋さんで注文しておくと確実です。
私は馴染みの仲卸さん

もっとみる
ヒラスズキを一尾、まるごと食べ尽くす!

ヒラスズキを一尾、まるごと食べ尽くす!

恒例となって参りました、食べ尽くしシリーズ。

今回はヒラスズキです!

過去の食べ尽くしはコチラ↓から

例によって、いつも高級魚を惜しげもなく送ってくれる釣り好きの友人からのいただきものです。ありがたやー。

ヒラスズキとスズキの大きな違いは名前の通りの体格です。ヒラスズキは体高が広く平らな体型なのでヒラスズキと言うそうです。

では早速さばいていきましょう!

※今回は我が家での自家消費につ

もっとみる
ルバーブを見ると買っちゃう病

ルバーブを見ると買っちゃう病

タイトルの通りなんですが、わたくし、ルバーブを見ると買っちゃう病気にかかっています。

なぜか?

あまりどこでも売っているわけではないし、次のタイミングで買おうかなと思っているとそのシーズンはたいていその後出会えないからなんです。これはたまたまだと思いますが。

サムネ画像のルバーブも、我が家の最寄りスーパーに並んでいたのを見て衝動買いしたのですが、ジャムにするには少々少なかったな…もう少し買い

もっとみる
先に加熱すれば皮むき楽々!旬の里芋で唐揚げ&揚げ出し

先に加熱すれば皮むき楽々!旬の里芋で唐揚げ&揚げ出し

里芋の美味しい季節です。

旬の里芋、その中でも小さくて食べやすい小芋は衣被(きぬかつぎ)と呼ばれたりして、人気です。

一方で、ただでさえ里芋は土付きで皮むきが面倒なのに、小さくなったらもっと大変…と敬遠されることも。
里芋に限らず皮むきが面倒な芋類は、実は生の状態よりも加熱した後の方が簡単にペリペリと皮がむけます。

巨峰くらいの大きさまでの小芋は、ぶどうを食べる時のようにプチュッと皮から芋を

もっとみる
桃がハズレでももう落ち込まない!桃のコンフィチュールの作り方

桃がハズレでももう落ち込まない!桃のコンフィチュールの作り方

桃の季節ですね。
好きな果物TOP5に入る桃ですが、当たりハズレが大きくないですか?

ちょっと早いかな?くらいで買って追熟しても、待てど暮らせど柔らかくならない…
そんな時もしばしばです。
待ち過ぎて傷んでしたまったこともしばしばです…。

ですが、数日待っても柔らかくならないようであれば、早々に見切りをつけて方向転換も必要です。
追熟しても柔らかくならない桃は、火を通してしまいましょう!
桃の

もっとみる
サッパリ嬉しい!トマトの冷製パスタの作り方

サッパリ嬉しい!トマトの冷製パスタの作り方

暑くて食事の支度もうんざりしちゃう季節ですが、しっかり食べねば身体を維持できません。

そんな時には茹で時間の短いカッペリーニで冷たいパスタはいかがですか?
彩りにイタリアンパセリなど散らしていますが、パスタ、トマト、オリーブオイル、塩の4つの材料だけで作れます。

では、早速作ってみましょう!
(工程写真無いです、すみません)

【材料】(1人分)
・カッペリーニ … 80〜100g
・トマト 

もっとみる
そら豆の食べ方としては最強かもしれない…:そら豆とホタテのアヒージョ

そら豆の食べ方としては最強かもしれない…:そら豆とホタテのアヒージョ

そら豆の季節ですね!
子供の頃は嫌いだったのに、大人になってから好きになった食べ物の一つです。

シンプルに塩茹でして、ほくほくのまま食べるもよし
パスタやサラダなどのお料理に入れるもよし
ポタージュやニョッキなど、ペーストにして練り込むもよし

三拍子揃ったそら豆を、美味しく食べない手はありません。
特に、これだけ通年で夏野菜などが真冬でも手に入る現代でも、そら豆はほぼ今の時期しか店頭に並びませ

もっとみる
この時期、一度は食べたいし食べて欲しい!:桜海老とそら豆のガーリック炒め

この時期、一度は食べたいし食べて欲しい!:桜海老とそら豆のガーリック炒め

今の時期、店頭にそら豆と釜揚げ桜海老が並び始めるとコレが食べたくてソワソワします。

そら豆のほっくりとした甘さ、桜海老の旨味、ほのかな塩味にガーリックのこんがり焼いた香りと香ばしさが食欲をそそります。

では、早速作ってみましょう!

【材料】
・そら豆 … 桜海老と同量(サヤ付きの場合は桜海老の4倍量)
・釜揚げ桜海老 … 1パック(50〜80g)
・オリーブオイル … 大さじ1
・ニンニク 

もっとみる
姫皮を使ったレシピって少ないですよね:梅たけおかか

姫皮を使ったレシピって少ないですよね:梅たけおかか

そう言えば、どこにもレシピを書いていなかったのですが、姫皮(たけのこの皮のピラピラの薄くて食べられる部分)を使った我が家で定番の保存食をご紹介します。

実家の母がいつも作ってくれていたもので、我が家では「うめたけ」と呼んでいたのですが「うめたけ」では少しわかりにくいので「うめたけおかか」と改名した次第です。

たけのこがたくさん届いたり、姫皮はいつも汁物にしてしまうと言う方に是非お試し頂きたいレ

もっとみる
出汁不要!旬の春キャベツを芯も残さず丸ごと1個使い切り!:我が家流ロールキャベツの作り方

出汁不要!旬の春キャベツを芯も残さず丸ごと1個使い切り!:我が家流ロールキャベツの作り方

春キャベツの美味しい時期ですね!
お値段もお手頃で美味しい春キャベツを丸ごと1個使い切るレシピです。

春キャベツは、甘くて巻きがふんわりしていて葉をはがしやすいのでロールキャベツに向いています。

1食1個で十分な大きさのロールキャベツが8〜10個出来るので、翌日味変して楽しむも良し、冷凍しておいて困った時用のレスキューストックにしても良し!

では、早速作ってみましょう。

【作り方】
1、キ

もっとみる
#冬はからめて:切り身で出回る冬の魚はタレをからめてふっくらジューシー

#冬はからめて:切り身で出回る冬の魚はタレをからめてふっくらジューシー

冬が旬のお魚って、大型の魚が多くて切り身で並んでいるものが多いですよね。
ブリをはじめ、タラ、サワラ、銀ダラ、メカジキなどがあります。

今回は、切り身のお魚を美味しく召し上がって頂く方法をご紹介します!

第一回 春はあげもの

第二回 夏はにる

第三回 秋はごまだれ

と言うわけで、からめます。

魚の切り身って、下拵えも何もなくすぐに焼いたり煮たりして食べられる手軽さが魅力ですよね。
でも

もっとみる
洋梨のとろりと濃厚な甘さの虜です

洋梨のとろりと濃厚な甘さの虜です

果物食べ比べ系記事もすっかりシリーズ化して来ましたね。

ぶどう、りんご、柑橘類に続き、今回は洋梨です。

え、洋梨なんてそんなに色々種類なんてあるの?

と思われますでしょ?
確かに柑橘類やぶどう、りんごに比べたらそんなに多くはないのですが、大好きな果物の1つなので、少しずつご紹介しますね。

洋梨との出会いは大学時代に遡ります。
当時、新宿高野のメルマガを購読しており、新商品の試食イベント(会

もっとみる
鮭を一尾丸ごと食べ尽くす!:2020

鮭を一尾丸ごと食べ尽くす!:2020

今回で通算4回目の開催となりました「鮭一尾丸ごと食べ尽くしの会」。
今年はこのような状況ですし、前回開催した会場が使えなくなってしまったので開催に二の足を踏んで予定を組まずにいたのですが、前回ご参加下さった方からリクエストを頂きまして、無事に今年も開催する事が出来ました。

「鮭一尾丸ごと食べ尽くしの会」とは、魚食推し活動の一環として個人的に企画・開催している食いしん坊による食いしん坊のための魚を

もっとみる
こたつミカンが最高なのは、甘酸っぱいのが恋だから

こたつミカンが最高なのは、甘酸っぱいのが恋だから

年末から春先にかけて長く楽しめる果物。
それはみかん。

実は少し前まで「わざわざ買ってまで食べなくて良くない?」と思っていたのですが、手が黄色くなるまでみかんを食べるほどのみかん好きになった娘と、全く面識のない同士のはずの大学の恩師とママ友(どちらも食い道楽)がほぼ同時期に「1番好きな果物は土佐文旦」と言っていたことから興味を持ち、食べ始めたらまんまとハマった、という経緯があります。

昨年も土

もっとみる