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映画鑑賞記録005 「DOGMAN」
やだ、涙が止まらない…
“痛み”を共通言語として、映画を通して自身の経験が癒され浄化する経験は何度かあるけれども、リュック・ベッソンの描く“痛み”には私はチャンネルがぴったり合ってしまう。
“レオン”なんて取り扱い注意作品だ。
うっかりそれを忘れて(正直いえば、タイトルに惹かれて怖いもの見たさで観に行った)、止まらない涙で字幕は読めないし、嗚咽しそうなのを必死でハンカチで抑えるあまり、苦しくて、初
映画鑑賞記録004 「ボーはおそれている」
「ミッド・サマー」、「ヘレディタリー/継承」のアリ・アスター監督×A24の3作目、鑑賞をとても楽しみにしていた。
(ちなみに私はヘレディタリーが大好きだ)
飲み物を控えて、もしもの場合に備えてトイレに行きやすい席を選び…と3時間に及ぶ上映時間に備えて万全の対策で臨んだが、上映が始まると、引き込まれてしまい、時間の長さは忘れてしまった。
4部作でそれぞれのセクションがすべて魅力的なので、まるで別々
映画鑑賞記録003 「哀れなるものたち」
天才外科医によって蘇ったベラが、偏見の多かったであろう時代に、平等と解放を自身も学び、周囲にも影響を与えながら冒険する様を、豪華な映像美で描いたヨルゴス・ランティモス監督の最新作。
一文無しになったベラが選んだ職業が娼婦、というシーンに、やっぱり話はそっちにいくのか…と正直、思ってしまったが、当時女性が自立するとしたらこの方法しかなかったのかな、とも考え直したり。
映画という映像の表現に於いて、