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子育ての日々

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子どものいる暮らしを楽しく。読み聞かせのアイデアなどをご紹介します。
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#子育て

絵本は、何歳からでもいい!

絵本は、何歳からでもいい!

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
今日は絵本のことを・・・。

ママさんたち向けに児童書のブックトークをやっていた頃、よく訊かれました。
「絵本は何歳くらいから?」って。  
これは何歳からでもオーケー。

実は、私、思い出深い童話があって息子たちがお腹にいるころから読んで聞かせていました。
胎教なんてご大層なものじゃなく、ただ、自分が子どもの頃好きだった童話を口にのせて毎

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詩で、わるくちを思いっきり!

詩で、わるくちを思いっきり!

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

子どもが悪い言葉を使った時はつい注意したくなりますよね。
ウチの息子たちは(どこで覚えてくるのか)2歳ぐらいになると「バカ」をやたらと使っていました。兄弟喧嘩をするようになると、次々と悪い言葉で応酬です。
親はどうしても聞き捨てならずに注意します。口数が増えてくると悪口も多様になってきて、これから幼稚園や小学校で団体生活をするのに大丈夫

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極上のプライドを持ったおとうさん。

極上のプライドを持ったおとうさん。

もうすぐ父の日ですね。
今日は、私の大好きな〈お父さん絵本〉の中からこちらをご紹介したいとま思います。

「ねずみのとうさんアナトール」 
イブ・タイタス/文 ポール・ガルトン/絵   晴海耕平/訳 童話館  

 生きてゆく上で何が一番大切なことなの?…なんて、目を輝かせてやおら質問する大人はあまりいないかもしれませんが、子どもが突然そんなことを言い出して周囲をびっくりさせることがあります。

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おかあさんが、おかあさんになった日のこと。

おかあさんが、おかあさんになった日のこと。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が解除したタイミングで、3か月前にはじめての息子を産んだ姪に会いに行ってきました。
生後まもなくの頃会った時より、姪と息子の距離感がぐっと縮まり、強い愛情と信頼の絆が結ばれているように感じました。
ママと子ども、パパと子ども、この間に入り込む余地はありません。

姪の初めての出産と育児を見ていて思い

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親友のような絵本。

親友のような絵本。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

読み聞かせ活動を始めた頃、図書館通っていて度々目にした光景です。
 子ども 「ママ、この本を借りたい」
 ママ 「あぁ、これはこの前も借りたでしょ? 違う本を選んできて」
この会話を聞くたびに残念だなぁ…と感じていました。

お気に入りの本があるってことは子どもにとってかなり幸せなことなんです。
思い出してみてください。本に限らずコレを

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オムツはずしの憂鬱。

オムツはずしの憂鬱。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

オムツはずし(最近はトイレトレーニングというらしい)。
最初の子の時はこのワードにおののいておりました。
早い時期に上手くオムツを卒業させることが、母としての第一関門をクリアすることになるのではないか。いっちょまえの母に一歩近づけると。
実家の母に「私、いくつでオムツがはずれた?」と訊ねると「そうねぇ…1歳半くらいだったと思う」と。

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明けない夜はない!~夜泣きのこと~

明けない夜はない!~夜泣きのこと~

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今日は夜泣きのおはなし。
生後1か月半の息子の夜泣きに毎晩奮闘している私の姪っ子。
最初の1週間は寝てばかりいた子が、3時間おきにお腹が空いたと泣くようになり、そのうちお腹がいっぱいでも泣くようになり。
オムツが汚れたのかと思いきや、そうでもない。泣き止まない。なんで泣くのかわからない。
新米ママは、おろおろするばかり。おろおろするうち

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甘やかしちゃいけないのは、脳。

甘やかしちゃいけないのは、脳。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼い子にちょっと難しいことをさせることに対して、「無理をさせたくない。それよりも少し易しいことをやらせて成功体験を積んだ方がいいのでは?」
という意見を耳にします。

成功体験。確かに大切ですが、それはもっと大きくなってからでもよいかなぁ・・・と私は思います。
それより、成長著しい子どもの脳を甘やかさないことの方が大事。
そのためにはま

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「うた」を子どもに。

「うた」を子どもに。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

おしゃべりを始めたばかりの子どもが、一日中、意味のわからないことを、ぺちゃくちゃ話していることがありますが、これは密かな訓練だと考えます。
これから先ずっと言葉を使って生活していかなければならない訳ですから、唇や舌を動かす練習は日常的にしていく方がいいことを、子どもはちゃんとわかっているんです。

そこで私がおすすめするのは、「うた」。

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絵本の読み聞かせで面白いことが起きる。

絵本の読み聞かせで面白いことが起きる。

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

乳幼児の頃から、家事の合間に絵本を読み聞かせていた息子たちは、喃語を経て、やがて意味を持つ言葉を話し出しました。

長男がちょうど1歳半のとき、「めんめ」と言って自分の目を人差し指でさわり、その少しあと、 「たい・・・」と日に何度も言ったことがありました。
最初は意味がわかりませんでしたが、目に何かある・・・ということは感じました。
「た

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最初にすること、なあんだ?

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
ある日を境に(って、子どもが生まれた日ですが)親になって、「ちゃんとやってゆけるかなぁ?」と不安になるのは当然です。

だって、昨日までは「子ども」って立場でしたから。それが急に「親」に!
ママは約10ヶ月間、自分の身体でいのちの重みを感じ、ある程度の準備はできていましたが、パパは…?

そんな時、お手本にすべきは動物たち。 

生まれた

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愛💛するの愛とは?

愛💛するの愛とは?

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
前回、愛の力、愛の土台があれば、ほとんどのことは解決できます!と書きましたが、
この「愛」という概念が実はなかなか難しい。

親が愛だと思っても、子どもにとれば迷惑なこともある。
それどころか、健やかな成長を妨げる愛も存在します。
愛があれば…の愛とは、子どもの為に考え抜いた選択すること。
そのためには、成長に合った助言をしてゆく必要があり

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わくわく💛子そだち、親そだち。

わくわく💛子そだち、親そだち。

はじめまして。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
私が20年間、関わってきた子どもたちへの読み聞かせ活動とママ向けのブックトーク。悩み楽しみながらわが子を育てた29年間の日々を振り返り、今、子育て真っ最中のママやパパに、役立つお話をしてゆけたら…と思っています。

子育てに悩むのは、他でもない、子どもをそれだけ愛しているから。
愛の力、愛の土台があれば、ほとんどのことは解決していけますよ

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