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こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
前回、愛の力、愛の土台があれば、ほとんどのことは解決できます!と書きましたが、
この「愛」という概念が実はなかなか難しい。

親が愛だと思っても、子どもにとれば迷惑なこともある。
それどころか、健やかな成長を妨げる愛も存在します。
愛があれば…の愛とは、子どもの為に考え抜いた選択すること。
そのためには、成長に合った助言をしてゆく必要があります。…ううん、やっぱり難しいじゃないか!って思いますよね。

いやいや、そんなに難しく考えないでください。 かつては、私たちも子どもでした。自分の子ども時代を思い出せばいいんです。
記憶があるのは、せいぜい5歳くらいからかもしれませんが、ざっくりと幼稚園時代、小学生時代、中学生時代、高校生時代…と、その時々の自分はどうだったか。
親に言ってもらったことでよかったこと、嫌だったこと、後になってわかったこと、ああすればよかった、これをしとけばよかった…子ども時代のことを、子育てに悩んだら思い出す。
ふわっと思い出すのではなく、なるべく細かく思い出そうとしてください。
自分が子どもだったら、親にどう言ってもらいたいのか、言ってもらえばよかったのかを、ちょっと考えるだけで、選択する道が見えてきたりします。

愛とは、子どもを思い通りにすることや、親の夢を肩代わりさせることではなく、親がいなくても、自分の頭で考え、難局を切り抜け、周囲の人と融和し、そして自分の幸せを追い求めることができる人に育てるために必要不可欠な滋養。

愛は与えることではなく、時には、与えないことも愛…なのです。
では、また次回に!

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