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子育ての日々

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子どものいる暮らしを楽しく。読み聞かせのアイデアなどをご紹介します。
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2020年4月の記事一覧

絵本は、何歳からでもいい!

絵本は、何歳からでもいい!

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
今日は絵本のことを・・・。

ママさんたち向けに児童書のブックトークをやっていた頃、よく訊かれました。
「絵本は何歳くらいから?」って。  
これは何歳からでもオーケー。

実は、私、思い出深い童話があって息子たちがお腹にいるころから読んで聞かせていました。
胎教なんてご大層なものじゃなく、ただ、自分が子どもの頃好きだった童話を口にのせて毎

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詩で、わるくちを思いっきり!

詩で、わるくちを思いっきり!

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

子どもが悪い言葉を使った時はつい注意したくなりますよね。
ウチの息子たちは(どこで覚えてくるのか)2歳ぐらいになると「バカ」をやたらと使っていました。兄弟喧嘩をするようになると、次々と悪い言葉で応酬です。
親はどうしても聞き捨てならずに注意します。口数が増えてくると悪口も多様になってきて、これから幼稚園や小学校で団体生活をするのに大丈夫

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オムツはずしの憂鬱。

オムツはずしの憂鬱。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

オムツはずし(最近はトイレトレーニングというらしい)。
最初の子の時はこのワードにおののいておりました。
早い時期に上手くオムツを卒業させることが、母としての第一関門をクリアすることになるのではないか。いっちょまえの母に一歩近づけると。
実家の母に「私、いくつでオムツがはずれた?」と訊ねると「そうねぇ…1歳半くらいだったと思う」と。

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明けない夜はない!~夜泣きのこと~

明けない夜はない!~夜泣きのこと~

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

今日は夜泣きのおはなし。
生後1か月半の息子の夜泣きに毎晩奮闘している私の姪っ子。
最初の1週間は寝てばかりいた子が、3時間おきにお腹が空いたと泣くようになり、そのうちお腹がいっぱいでも泣くようになり。
オムツが汚れたのかと思いきや、そうでもない。泣き止まない。なんで泣くのかわからない。
新米ママは、おろおろするばかり。おろおろするうち

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甘やかしちゃいけないのは、脳。

甘やかしちゃいけないのは、脳。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

幼い子にちょっと難しいことをさせることに対して、「無理をさせたくない。それよりも少し易しいことをやらせて成功体験を積んだ方がいいのでは?」
という意見を耳にします。

成功体験。確かに大切ですが、それはもっと大きくなってからでもよいかなぁ・・・と私は思います。
それより、成長著しい子どもの脳を甘やかさないことの方が大事。
そのためにはま

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子どもの絵は、名画!

子どもの絵は、名画!

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

子どもはみんな絵を描くのが好きですよね。
〇がうまく描けるようになると、どんどん手先を使うことが楽しくなり、就園頃には、クレヨンや色鉛筆などを使ってめいめいに色彩豊かな面白い絵を描くようになります。
水彩絵の具も使えるようになります。
お休みの日など、パレット、太めの絵筆、絵の具などを用意してママやパパと一緒に水彩画を描いてみるのも楽し

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「うた」を子どもに。

「うた」を子どもに。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

おしゃべりを始めたばかりの子どもが、一日中、意味のわからないことを、ぺちゃくちゃ話していることがありますが、これは密かな訓練だと考えます。
これから先ずっと言葉を使って生活していかなければならない訳ですから、唇や舌を動かす練習は日常的にしていく方がいいことを、子どもはちゃんとわかっているんです。

そこで私がおすすめするのは、「うた」。

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読んだら、放りっぱなし法。

読んだら、放りっぱなし法。

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

昨日は就学前のお子さんの絵本の時間をどう確保するかってお話をしましたが、今日は小学生について。

時は「ハリーポッターと賢者の石」(J・K・ローリング/著  静山社)が発売された年。

ブックトークの会に参加されていたママさんのひとりが「イギリスでは10歳の子が読むって聞いたのでハリーポッターを買ったんですが、ウチの子、まったく開きもし

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子どもの読書事情のことをすこし・・・。

子どもの読書事情のことをすこし・・・。

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

20年間子どもへの読書サービスに関わってきて感じるのは、昔当たり前だったことが、今はそうではないということ。
日本語の習得がある程度すすめば、本は誰もが読めるようになるはずなのですが、このところはちょっと事情が違います。

読書は技術・・・になってきています。
私がママ向けの児童書ブックトークを始めた頃、集まってくださった方たちは、ほとん

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絵本の読み聞かせで面白いことが起きる。

絵本の読み聞かせで面白いことが起きる。

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。

乳幼児の頃から、家事の合間に絵本を読み聞かせていた息子たちは、喃語を経て、やがて意味を持つ言葉を話し出しました。

長男がちょうど1歳半のとき、「めんめ」と言って自分の目を人差し指でさわり、その少しあと、 「たい・・・」と日に何度も言ったことがありました。
最初は意味がわかりませんでしたが、目に何かある・・・ということは感じました。
「た

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最初にすること、なあんだ?

こんにちは。 絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
ある日を境に(って、子どもが生まれた日ですが)親になって、「ちゃんとやってゆけるかなぁ?」と不安になるのは当然です。

だって、昨日までは「子ども」って立場でしたから。それが急に「親」に!
ママは約10ヶ月間、自分の身体でいのちの重みを感じ、ある程度の準備はできていましたが、パパは…?

そんな時、お手本にすべきは動物たち。 

生まれた

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愛💛するの愛とは?

愛💛するの愛とは?

こんにちは。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
前回、愛の力、愛の土台があれば、ほとんどのことは解決できます!と書きましたが、
この「愛」という概念が実はなかなか難しい。

親が愛だと思っても、子どもにとれば迷惑なこともある。
それどころか、健やかな成長を妨げる愛も存在します。
愛があれば…の愛とは、子どもの為に考え抜いた選択すること。
そのためには、成長に合った助言をしてゆく必要があり

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わくわく💛子そだち、親そだち。

わくわく💛子そだち、親そだち。

はじめまして。絵本ライフスタイリストのうたむらあかねです。
私が20年間、関わってきた子どもたちへの読み聞かせ活動とママ向けのブックトーク。悩み楽しみながらわが子を育てた29年間の日々を振り返り、今、子育て真っ最中のママやパパに、役立つお話をしてゆけたら…と思っています。

子育てに悩むのは、他でもない、子どもをそれだけ愛しているから。
愛の力、愛の土台があれば、ほとんどのことは解決していけますよ

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