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「チェコが育てた」とチェコが誇るヴァイオリニスト 石川静
ヴァイオリニスト石川静の軌跡をご存じの方も多いかと思うが、2024年6月、日本での久々のリサイタルが催されるので改めてご紹介したい。
15歳でチェコスロヴァキアへ
石川静が留学でヨーロッパに渡ったのは東西冷戦の真っ只中であった1970年春。中学を卒業後、チェコスロヴァキアのプラハ芸術アカデミーでヴァイオリニストのマリア・ホロウニョヴァー女史(Marie Hlouňová)につくためであった。幼
指揮者でヴァイオリニストで発掘オタク。ヤン=ヴィレム・デ・フリーントとは
2023年12月、ベートーヴェンの交響曲第9番の指揮で読売日本交響楽団に初登場となったヤン=ヴィレム・デ・フリーント(以下 デ・フリーント)。指揮棒を持たず、手の動きや全身で表現する指揮スタイルは、まるで楽器を持って演奏しながらリードしているようです。そんなスタイルにも関係ある、デ・フリーントのこれまでとこれからを紹介します。
プロフィール
Jan Willem de Vriend
ヤン=ヴィ
伝統と革新を打ち出す、新たなる門出! パシフィックフィルハーモニア東京の第1弾アルバム
1990年に設立した東京ニューシティ管弦楽団から名称を変え、 2022年度より新たなスタートを切ったパシフィックフィルハーモニア東京。初代音楽監督として飯森範親を迎え、「伝統と革新」というテーマを打ち出した意欲的な活動が注目を集めています。
2023年12月20日に発売となるアルバム第1弾に選んだのは、モーツァルトの初期交響曲。綿密なリハーサルとセッション録音により、奏法や解釈を団員とともに細部
〈レポート〉アルバムができるまで 三原未紗子 「CONTRAST」
2023年10月25日に発売となる三原未紗子さんの2ndアルバム「CONTRAST(コントラスト)」。その制作の裏側を一部ご紹介します。
収録は6月28日〜30日、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみメインホールで行われました。
今回のアルバムテーマは、“神と悪魔”を主軸に“静と動”、“バロックと現代”など、並置された2つの対比をコンセプトとしています。三原さんが長年構想していたテーマで、選曲は収
小林研一郎とチャイコフスキー 交響曲 第5番 〜レコーディングの軌跡〜
2023年6月25日サントリーホールで開催された「コバケンとその仲間たちオーケストラ第86回演奏会」にてチャイコフスキーの交響曲第5番が演奏されました。本記事は会場で掲示したレコーディングと発売の年表を、WEBバージョンに再編集したものです。
コバケンの十八番であるチャイコフスキーの5番。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との録音はエクストン・レーベル第一弾のアルバムであり、弊社の記念碑的な一枚と
チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード
三鷹市芸術文化センター・風のホールで2000年9月30日行われた公演「2大弦楽セレナードの夕べ」のライブ収録盤「チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード」を2023年6月21日にリリースしました。沼尻竜典が絶大な信頼を寄せるプレーヤー達による、聴く者の心を打つ瑞々しい演奏が収められています。
収録曲
チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48
ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ