Octavia Records

オクタヴィア・レコード 1999年設立。クラシック音楽を中心に、録音・制作・販売を行う…

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オクタヴィア・レコード 1999年設立。クラシック音楽を中心に、録音・制作・販売を行う会社です。レーベルは「EXTON」「TRITON」「CRYSTON」を中心に展開。 https://www.octavia-records.com/

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生誕200年スメタナを聴こう!vol.1

チェコを代表する国民楽派の作曲家スメタナ。今年の生誕200年を機に代表曲「わが祖国(Má Vlast)」を聴こう!スメタナは知らなくても「モルダウ」なら誰もが聴いたことがあるはず。そうそう、中学校の教科書に出てきた!合唱で歌った! わが祖国とヴルタヴァ(モルダウ) モルダウとはチェコの首都プラハの中心地を流れる川で、チェコ語では「ヴルタヴァ」。「モルダウ」はドイツ語での名称です。チェコ南西部のホルニー・ヴルタヴィッツェ辺りが源流となり、北部のメルニークでドイツに流れるラベ

    • 指揮者でヴァイオリニストで発掘オタク。ヤン=ヴィレム・デ・フリーントとは

      2023年12月、ベートーヴェンの交響曲第9番の指揮で読売日本交響楽団に初登場となったヤン=ヴィレム・デ・フリーント(以下 デ・フリーント)。指揮棒を持たず、手の動きや全身で表現する指揮スタイルは、まるで楽器を持って演奏しながらリードしているようです。そんなスタイルにも関係ある、デ・フリーントのこれまでとこれからを紹介します。 プロフィール Jan Willem de Vriend ヤン=ヴィレム・デ・フリーント(フリエンド) オランダ出身の指揮者・ヴァイオリニストで世

      • 伝統と革新を打ち出す、新たなる門出! パシフィックフィルハーモニア東京の第1弾アルバム

        1990年に設立した東京ニューシティ管弦楽団から名称を変え、 2022年度より新たなスタートを切ったパシフィックフィルハーモニア東京。初代音楽監督として飯森範親を迎え、「伝統と革新」というテーマを打ち出した意欲的な活動が注目を集めています。 2023年12月20日に発売となるアルバム第1弾に選んだのは、モーツァルトの初期交響曲。綿密なリハーサルとセッション録音により、奏法や解釈を団員とともに細部まで磨いていく、妥協のないアルバムになっています。 収録曲 モーツァルト:

        • 〈レポート〉アルバムができるまで 三原未紗子 「CONTRAST」

          2023年10月25日に発売となる三原未紗子さんの2ndアルバム「CONTRAST(コントラスト)」。その制作の裏側を一部ご紹介します。 収録は6月28日〜30日、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみメインホールで行われました。 今回のアルバムテーマは、“神と悪魔”を主軸に“静と動”、“バロックと現代”など、並置された2つの対比をコンセプトとしています。三原さんが長年構想していたテーマで、選曲は収録半年前ぐらいから検討していたそうです。 三原さんのデビューアルバムも同ホール

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          [後編]久石譲とFOCの「ブラームス交響曲全集」ついに完成!

          ブラームスの難しさとは [後編]では発売記念として、ブックレットに掲載した久石譲氏と柴田克彦氏(音楽ライター・評論家・編集者)の対談インタビュー冒頭を掲載します。ブラームスの交響曲に取り組むきっかけなどが語られていますので、ぜひご覧下さい。 また、柴田氏には一足早く完成音源をお渡しし、レビューも執筆していただいたので紹介いたします。 対談インタビュー ブラームス交響曲全集 レビュー 取り扱い店 ブラームス交響曲全集はオクタヴィア・レコードWeb Shop、タワーレコ

          [後編]久石譲とFOCの「ブラームス交響曲全集」ついに完成!

          [前編]久石譲とFOCの「ブラームス交響曲全集」ついに完成!

          ロックなベートーヴェンから最先端のブラームスへ! 未来のクラシックを問う久石譲とフューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)の「ブラームス交響曲全集」が2023年7月19日に発売となります。 ブラームス:交響曲全集 久石 譲 (指揮) フューチャー・オーケストラ・クラシックス コンサート「FUTURE ORCHESTRA CLASSICS」とは 久石譲が作曲家の視点でクラシックの名作を指揮するコンサートシリーズ「JOE HISAISHI FUTURE ORCHES

          [前編]久石譲とFOCの「ブラームス交響曲全集」ついに完成!

          小林研一郎とチャイコフスキー 交響曲 第5番 〜レコーディングの軌跡〜

          2023年6月25日サントリーホールで開催された「コバケンとその仲間たちオーケストラ第86回演奏会」にてチャイコフスキーの交響曲第5番が演奏されました。本記事は会場で掲示したレコーディングと発売の年表を、WEBバージョンに再編集したものです。 コバケンの十八番であるチャイコフスキーの5番。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との録音はエクストン・レーベル第一弾のアルバムであり、弊社の記念碑的な一枚となりました。演奏や録音内容も高い評価となり、高品質CDの発展とともに様々な盤にも

          小林研一郎とチャイコフスキー 交響曲 第5番 〜レコーディングの軌跡〜

          チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード

          三鷹市芸術文化センター・風のホールで2000年9月30日行われた公演「2大弦楽セレナードの夕べ」のライブ収録盤「チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード」を2023年6月21日にリリースしました。沼尻竜典が絶大な信頼を寄せるプレーヤー達による、聴く者の心を打つ瑞々しい演奏が収められています。 収録曲 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 作品48 ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 作品22 沼尻竜典(指揮) トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア 試聴

          チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽セレナード