大野 大輔

㍿先生の幸せ研究所consultant 鎌倉市教育advisor 社会教育士 元公立小…

大野 大輔

㍿先生の幸せ研究所consultant 鎌倉市教育advisor 社会教育士 元公立小学校教諭 ほぼ教育最前線RadioPersonality https://lit.link/hobokyo

記事一覧

「クレームを摂りに行く」

「クレームは改革の栄養」 クレームは外部からも内部からも出る。 それはときに、人を苦しめ、追い込む。 ぼく自身も、辛いエピソードがいくつもあるなぁ。 そんな当時の…

大野 大輔
1か月前
34

「合意形成のショートカット」

「ギャンブル的合意形成フロー」 こんな経験はありませんか? 例えば、あなたが運動会担当(校務分掌)だとします。 がんばって資料を作成する。 自分なりの工夫を入れて…

大野 大輔
2か月前
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「Know&Can」と「Do」のGAP

「Know & Can」は簡単? あなたの組織において研修を実施したとする。 「Know(知る)」 までは、Inputさえすればたいてい可能だ。 「Know」とは、知っている状態。それ…

大野 大輔
2か月前
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ChangeMakerの「4つの目」

ChangeMakerは、必ずいる。 1日1校ほど関わってきたぼくが言いたいのは、ChangeMakerのいない学校なんてない。すでに駆動していることもあれば、隠れている場合もある。…

大野 大輔
2か月前
34

シェアドリーダーシップの仕組み化

東京都練馬区立石神井台小学校のSTORY 照らしてつながるスポットライト 第6号は、練馬区立石神井台小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 この学校には、恩人がいる。…

大野 大輔
2か月前
31

試行実施の威力とSTARサイクル

島根県西ノ島町立西ノ島小学校/中学校のSTORY 照らしてつながるスポットライト 第5号は、島根県西ノ島町立西ノ島小中学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 この学校に…

大野 大輔
3か月前
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リデザインサイクルの駆動

大阪市立長原小学校のSTORY 照らしてつながるスポットライト 第4号は、大阪府大阪市立長原小だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 この学校のスローガンは 『みんながつく…

大野 大輔
4か月前
31

『リスクのわり算』

神戸市立小学校 2校合同のSTORY 照らしてつながるスポットライト 第3号は、神戸市立の小学校2校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 ハタカクも、2校で渡ればこわくな…

大野 大輔
4か月前
41

ミドルアップダウンのキセキ

福島市立福島第四小学校STORY 照らしてつながるスポットライト 第2号は、福島市立第四小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 短期間で、キセキの大改善 今年度ぼくは…

大野 大輔
4か月前
47

バイアスというメガネをはずすと

愛知県豊橋市立大清水小学校のSTORY 照らしてつながるスポットライト 第1号は、愛知県豊橋市立大清水小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。 この学校のプロジェクト名…

大野 大輔
4か月前
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イイガッコウの再定義

イイガッコウって、なんだろう。 これからぼくが配信という形でスポットライトを当てる学校は、どんな条件でイイガッコウと判断しているのかな。 たくさんの学校をまわる…

大野 大輔
5か月前
60

学校伴走STORY -Prologue-

ー 目指したい北極星 ー ぼくにはどうしても目指したい北極星がある。 それは、 『月曜日に子どもも大人も行きたくなる自由な学校であふれさせる』こと。 フトウコウの…

大野 大輔
5か月前
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「クレームを摂りに行く」

「クレームを摂りに行く」

「クレームは改革の栄養」

クレームは外部からも内部からも出る。
それはときに、人を苦しめ、追い込む。
ぼく自身も、辛いエピソードがいくつもあるなぁ。

そんな当時のぼくに、伝えたいことがある。

「クレームは、栄養だ。摂りにいけ。」

これだ。
ぼくは、クレームを事後で受ける、嫌なことだと思い込んでいた。

でも、そうじゃないのかもしれない。
最近、そう思えたんだ。
世田谷区副区長の松村克彦さん

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「合意形成のショートカット」

「合意形成のショートカット」

「ギャンブル的合意形成フロー」

こんな経験はありませんか?
例えば、あなたが運動会担当(校務分掌)だとします。

がんばって資料を作成する。
自分なりの工夫を入れてみる。
運動会部会のメンバーに提案。
管理職にも報告する。
職員会議で提案する。
反対意見により、頓挫。
振出しに戻る。

ぼくは、何度もあった。大変だったなぁ。

ぼくは自分への反省もこめて、このフローを「ギャンブル的合意形成フロー

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「Know&Can」と「Do」のGAP

「Know&Can」と「Do」のGAP

「Know & Can」は簡単?

あなたの組織において研修を実施したとする。

「Know(知る)」
までは、Inputさえすればたいてい可能だ。
「Know」とは、知っている状態。それが重要だとも知っている状態だ。

しかし、この段階で終わってしまうと、
「大事だけどね、私には無理かな。」
にとどまることが多いかな。

↓↓↓

「Can(できる)」
にするにはどうすればいいのか?
「Know

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ChangeMakerの「4つの目」

ChangeMakerの「4つの目」

ChangeMakerは、必ずいる。

1日1校ほど関わってきたぼくが言いたいのは、ChangeMakerのいない学校なんてない。すでに駆動していることもあれば、隠れている場合もある。必ずいるんだ。

そして、ぼくが出会ってきた各組織のChangeMakerは、おもしろいくらい立場が多様だ。

4年目の若手、2校目の研究主任、教務主任、生活指導主任、生徒会担当、教頭、副校長、校長、地域コーディネー

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シェアドリーダーシップの仕組み化

シェアドリーダーシップの仕組み化

東京都練馬区立石神井台小学校のSTORY

照らしてつながるスポットライト
第6号は、練馬区立石神井台小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

この学校には、恩人がいる。
ぼくが現場にいたときに、ぼくの伴走をしてくださった二川佳祐さん。

文科省働き方改革実証事業の21校の中に石神井台小がjoin。伴走してくださったあのときの恩送りとして、学校の伴走ができる喜びをかみしめた1年間だった。

この学

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試行実施の威力とSTARサイクル

試行実施の威力とSTARサイクル

島根県西ノ島町立西ノ島小学校/中学校のSTORY

照らしてつながるスポットライト
第5号は、島根県西ノ島町立西ノ島小中学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

この学校には2泊3日でお世話になった。
この学校はなんせ「新規歓迎」
人にやさしいのよ。

前泊したんだけど、日曜日のためお店がほとんど閉まっていたの。
ぼくは夕飯をどうするのか困りながら、コンビニにたどり着くと、西ノ島のある先生と出会う。

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リデザインサイクルの駆動

リデザインサイクルの駆動

大阪市立長原小学校のSTORY

照らしてつながるスポットライト
第4号は、大阪府大阪市立長原小だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

この学校のスローガンは
『みんながつくる、みんなの学校』
まさに、その体現をしている、目指して歩んでいる学校だよ。

この学校の校長先生は、映画にもなった『みんなの学校』の舞台である大空小学校で教頭先生、校長先生を歴任した市場達朗さん。
あえてひとことで表すなら、

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『リスクのわり算』

『リスクのわり算』

神戸市立小学校 2校合同のSTORY

照らしてつながるスポットライト
第3号は、神戸市立の小学校2校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

ハタカクも、2校で渡ればこわくない?

赤信号理論と一緒なのかも。
一校のみで進めると、リスクが大きすぎる。
他校を巻き込みながら、共に進んだ今回の事例はすごい。画期的。

「一緒に、幸せな学校にしていかない?」
もともと教員仲間である岡ちゃんと、奈美さんの2人

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ミドルアップダウンのキセキ

ミドルアップダウンのキセキ

福島市立福島第四小学校STORY

照らしてつながるスポットライト
第2号は、福島市立第四小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

短期間で、キセキの大改善

今年度ぼくは働き方改革 文科省実証事業を担当したのだが、そこで出会った学校なんだ。オンラインで出会って2秒で意気投合。管理職のお2人のマインドに涙が出た。

「うちの先生方は、本当にすばらしいんです!」

先生方を心から信頼している。それが

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バイアスというメガネをはずすと

バイアスというメガネをはずすと

愛知県豊橋市立大清水小学校のSTORY

照らしてつながるスポットライト
第1号は、愛知県豊橋市立大清水小学校だ。ぼくが大好きな学校のひとつ。

この学校のプロジェクト名がおもしろい。
『地上の楽園プロジェクト』
おとなも子どももワクワクするような学校づくり10のチャレンジが、今年度内で実施できた。しかも、トップダウンではなく。関わるぼくすら、ワクワクした。

この学校は、なぜ進んだのか。
いざ!

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イイガッコウの再定義

イイガッコウの再定義

イイガッコウって、なんだろう。

これからぼくが配信という形でスポットライトを当てる学校は、どんな条件でイイガッコウと判断しているのかな。

たくさんの学校をまわる中で、

「我が子を通わせたい!そして、ぼくも働きたい!」

と思うときがある。
その共通点を探りながら、ぼくなりにイイガッコウを再定義してみるよ。

イイガッコウの条件を、あえて1つにしぼるなら?

『創造的余白』のあるガッコウ
うん

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学校伴走STORY -Prologue-

学校伴走STORY -Prologue-

ー 目指したい北極星 ー

ぼくにはどうしても目指したい北極星がある。
それは、

『月曜日に子どもも大人も行きたくなる自由な学校であふれさせる』こと。
フトウコウの増加や自ら命を絶つ子どもたちがいる事実。また、相次ぐ教員仲間の病休連絡を受けて、本当に辛い気持ちになった。令和3年3月31日『あと10年間で必ず実現させる。北極星を目指そう。』と、ぼくは各地にいる大好きな共育仲間、妻や娘、担当をしてい

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