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西域をゆく〜シルクロードの片隅で
2012年のある夏の日、内戦が続くシリア第2の都市アレッポで、私と同世代の日本人女性ジャーナリストが取材中に銃撃を受け殺害されるという痛ましい出来事が起きた。遺体には、首や防弾チョッキで護られたはずの腹部を含む、9箇所もの銃創痕があったという。
その1週間前、私はある大学の研究調査団に同行し、タクラマカン砂漠の南にあるオアシス都市、新疆ウイグル自治区のホータンに滞在していた。
中国がご専門の
【ゆっくりと、大きく、変わる】
SARSから10年くらい経った頃、少し振り返って感じたことを書きました。
見出しの写真は、マカオから中国に入るイミグレーションの建物。以前の小さな小屋のような建物のゲートが、モニュメント的に残されています。
(この記事は、2014年3月27日に別のところで投稿したものです。)
■汚染地帯
10年くらい前にSARSが香港にもたらした危機感も、肌で感じていた。
正体不明な新しい感染症で、治療法