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ぬくねっとのゆるゆる農作業・農的生活

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自営業の傍ら手のかからない「はず」の野菜を植えて、そして自然に翻弄されながら収穫して、仲間うちで楽しむというゆるい農的生活を、恥ずかし気もなく公開しています。
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身を削るほど楽しいマコモダケ(3)マコモダケを保存しようとしてみたが

身を削るほど楽しいマコモダケ(3)マコモダケを保存しようとしてみたが

ぬくみねっと トモです!
前回はマコモダケをいろんな形で食べた思い出を振り返りました。
今回は、自分なりのマコモダケの保存法と、それに係るいくつかのトライについて。

マコモダケの保存について

マコモダケはイネ科植物としてのマコモの茎が肥大化したものです。
採取して1日くらい 葉を剥いてない状態なら常温でも極端な品質低下はないように思います。
それ以上になると乾燥したり傷んだりしますので基本的に

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身を削るほど楽しいマコモダケ(2)秋になると恋しくなるマコモダケの食味

身を削るほど楽しいマコモダケ(2)秋になると恋しくなるマコモダケの食味

ぬくみねっと トモです!
さて前回はマコモダケの簡単な紹介をさせていただきました。
今回はマコモダケをいろいろな形で食べた感想など。
(凝った料理法などはないですよ)

まだまだ購入できるかもしれないマコモダケ
さて、前回は丁度マコモダケが収穫できるあたりのタイミングで記事を作成させていただきましたが、10月半ばとなると多くの産地で収穫が終わっている可能性があります。
まだ10/13現在ネットでは

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身を削るほど楽しいマコモダケ(1)そいつは背の高い病気持ち

身を削るほど楽しいマコモダケ(1)そいつは背の高い病気持ち

ぬくみねっと トモです!

9月も後半となり、マコモダケの収穫の時期となりました。
これから頻繁に山のマコモ田に行き収穫物をストックしていきます。

ということで、マコモダケについて過去のあれやこれやを思い出しつつまとめてみようと思います。

マコモとは?マコモは水辺に生える大型のイネ科植物で

人が植えたらこんな感じ 大きくなると2mを超えます。

池の浅い部分に生えると収穫時期にはこんな感じに

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簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(5)今年は少しだけ丁寧に育てている

簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(5)今年は少しだけ丁寧に育てている

ぬくみねっと トモです!
前回はこれまでの菊芋栽培 植え付けから収穫まで振り返ってみましたが、背が高く倒れやすいことで、毎年散々な状況になっていました。

今回は、今年2024年 菊芋の作り方をもう少し丁寧にやってみようということで、実践してきた取り組みについて書いてみます。

2024/3/18 種芋を採る野イチゴの花があちこちで咲きだした頃

まだ菊芋を採取していない一隅をピッチフォークで掘り

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簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(4)畑のでくのぼうを育てる

簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(4)畑のでくのぼうを育てる

ぬくみねっと トモです!
前回は菊芋が体に良さそうだ、ということを
熱烈に書いてみたらなんだか業者っぽくなりましたね。

今回は、菊芋栽培の1年についてふりかえってみます。
複数年が混ざってますがご勘弁願います。

地中で待つ早春

1~2月はたまに掘って、仲間内で分けたり給食・イベントに使ったりといった感じです。
3月になると、畑の掘り残しの箇所から菊芋を掘って、収穫箱に土をまぶして入れて、その

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簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(3)健康効果があるらしい

簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(3)健康効果があるらしい

ぬくみねっと トモです!
前回は菊芋をいろんな形で食べたことを振り返りました。
今回は、菊芋を食べるとこんな良いことがあるよ!といったことを
世の中の情報を使わせていただきながら書いてみます。

信頼ありそうな筋の情報
Wikipediaの情報だと
〇主成分は炭水化物
〇ほとんどが難消化性多糖類のイヌリンを含む食物繊維
〇デンプンはほとんど含まれない
〇消化によってキクイモオリゴ糖となる
〇腸内環

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簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(2)健康的に菊芋を味わう

簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(2)健康的に菊芋を味わう

ぬくみねっと トモです!
前回は菊芋を大まかに紹介しましたが、
今回は、「肝心の味や食べ方はどうなの?」
ということについて書いてみようと思います。

菊芋の味
菊芋はキク科の地下茎ということで、どこかゴボウと同じような土くさい香りがしたりします。
ゴボウは根菜の中でも「根を食べている」感がとても強いですよね。
ゴボウは根そのもの、菊芋は地下茎に出来る塊茎を食べるという違いがありますが。

そうい

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簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(1)

簡単だけど曲者?畑のでくのぼう菊芋と付き合う(1)

ぬくみねっと トモです!

秋になりました。まだ昼間は暑さが残っていて、久しぶりに雨も降ったのでムシムシしたのも加えて外作業が厳しいです。

さて、山の畑の主な作物といえば菊芋だったと思います。
数年前までは大量に作って出荷もしていましたが、最近は管理できる量を作るほうにシフトしてきています。

菊芋については知らない人もいるかもしれませんので、簡単に紹介してみます。

菊芋とは?
菊芋はキク科の

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雨をずっと待ってた1か月と少し

雨をずっと待ってた1か月と少し

ぬくみねっと トモです!

残暑が続く中 皆様お元気でしょうか?

2024/8/21 もう1か月雨が降ってないさて、住んでいるあたりでは、気象庁のデータでは7月21から日の降水量0mmが続いています。ということは1か月無降水というわけです。

梅雨前線が去って秋雨前線が現れる間 8月の降雨といえば結構台風頼みなところがあります。
最近の台風5~8号は全部東日本方面で、大変な被害に会われた方も多い

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山の畑を見回り

山の畑を見回り

ぬくみねっと トモです!
さて、今回も単発
前投稿では、出張から戻って、生物たちと出会ったのですが。。

7/6
前回は田んぼとその周囲の確認と整備をしたのですが、
今回はそこより少し登り畑エリアの確認をしました。

傾斜地に数本ブルーベリーが植わっていて、早めに実る株については鳥防護の準備不足があり全部食べられてしまっております。
そしてもう1株 それなりに収穫できるけど時期がかなり遅くなる株が

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狭いところが好き

狭いところが好き

ぬくみねっと トモです!
出張より戻ってきました。

今回は単発ネタ。

2024/7/5

出張先の関西でテレビを見る限り、ニュースで報道されるくらい大雨だったようなのだけど、ずっと気になっていたので帰福してすぐに山の田んぼを見に行ったら水がほぼはいっていない。マコモ田に少し稲も植えてあるエリアはひびわれこそないものの水面が見えていない。

田んぼエリアには僅か水があるけれど抜けているといっても

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小さなちいさな田んぼを楽しむ(19)小さなたんぼにわずかな水を引く3 (田んぼ編最終回)

小さなちいさな田んぼを楽しむ(19)小さなたんぼにわずかな水を引く3 (田んぼ編最終回)

ぬくみねっと トモです!

前2回は沢から田んぼまで水を引く経路について書いてみました。
今回は、田んぼ用水で苦労したことを振り返ってみます。

2015 最初期の田んぼ6月

水を沢から引き写真の手掘りの荒々しい水路に流し、途中にて塩ビ管で取水する方式でした。

2017年 豪雨に見舞われた
7月

九州北部豪雨 朝倉の小学校近くで川岸がえぐれ橋が落ち建物が崩れて

田んぼが広範囲で洪水による泥

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小さなちいさな田んぼを楽しむ(18)小さなたんぼにわずかな水を引く2

小さなちいさな田んぼを楽しむ(18)小さなたんぼにわずかな水を引く2

ぬくみねっと トモです!
さて、前回は田んぼに水を引くルートと、渓流部分の雰囲気をご覧いただきました。
さて、今回は続いて、渓流以降の雰囲気を書いてみます。

再び 水を引くルート自然の沢を超えたあたりからについて。

山際の手掘り水路

山と山の敷地との境に手掘りで水路を設けています。
見た通り掘っただけです。
この土地は借りているだけなので撤去が必要な側溝などを設けるわけにもいきません。

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小さなちいさな田んぼを楽しむ(17)小さなたんぼにわずかな水を引く1

小さなちいさな田んぼを楽しむ(17)小さなたんぼにわずかな水を引く1

ぬくみねっと トモです!
さて前回までは過去の稲作を振り返りました。
今回は、これまでの稲作でも重要課題だった水について。

福岡の北部も梅雨に既に入っており、今は雨がまとめて降る1週間に突入しています。
小さなエンジョイ田んぼも、水の問題からは逃れられません。

水路マップ

Windowsのペイントで簡単に手書きした、山の水路です。

源流側は2つの小山に挟まれた谷となっています。
どうやら古

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