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日本語不自由

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メンヘラ日記、現実のことと夢のこと。 ※ほぼノンフィクション
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2021年6月の記事一覧

詰めて、詰めて

詰めて、詰めて

帰宅路。
閉店十五分前20%OFFになったパンを齧りながら。

パンを入れるポリ袋のカシャカシャする音、
一本奥の道で歩いてるヒールを履いたOLの足音、
猫と散歩しているおばさんの背中に、
猫の鈴の音。

どこかのお家の給湯器の音、
お風呂が沸きました。
このお家はオール電化じゃなくて、ガスを使っているんだね。
夏の蛾が、
必死にボロアパートの廊下にある電灯に衝突する音。

君は、
君からの着信音

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鬼に金棒、メンヘラにポエム

鬼に金棒、メンヘラにポエム

行きたかった街の本屋さんにやっと行けた日。
生まれて初めて詩集を買いました。
谷川俊太郎さんの自選集。
文学的造詣がない人で、
名前に見覚えがあるなーとしか思ってなかった。
ただ、
二十億光年の孤独を読んで、
これだ、とビビっときた、
鳥肌がたった。

昨日のお昼に社員食堂でドライカレーを頼んだ。
黄色い米に、キーマカレーのようなひき肉がのってて、
さらに温泉卵にちょっとした千切りキャベツのサラダ

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詩人になれないわたし達。

詩人になれないわたし達。

詩人は言葉に恋をしている、
一言一言に魂を注げ、
空気のように文字を吸う。

わたしはただ、
星や風や、
雲や雨や、
紫陽花や向日葵や、
きみの声が聞こえる深夜の時間を、
どうしようもなく、抑えられなくなった
パニック発作に似たような動悸を
文字に起こして楽になりたかっただけ。

両思いは奇跡に近い、
そもそも人間がこの地球に生き残ってることも奇跡。
誰かに特別な感情を抱く仕組みはよくわからない、

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熊をみかけた

熊をみかけた



春の熊が好きすぎて、
春夏秋冬オールシーズンを考えてみたよ。

大晦日はこんな感じになったんだけど、
急いで書いた自分の字は汚いし、
無理やり作った感じすごいし……

今日は君に酷いことをした。
ごめんね。

電車の中でネイルするタイプの女

電車の中でネイルするタイプの女

蒸し暑い日曜日、
今日も死ぬ衝動に逆らえながら通勤電車に乗れた。

目の前に座っているロングヘアの白いシャツの女性が、
ネイルをしてた。
揺れるのに、すごいよね。
ネイルを入れるポーチも可愛かった、
青い刺繍の入ったオリエンタルなデザイン。

日曜日のこの時間から、
焼きたてのパンを買う人、
パチンコのオープンを並んで待つ人、
インスタの広告みながら何処かに出かける人、
雨降るか分からないからとり

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いい事ないかな。

いい事ないかな。

とお嬢様が言った。

パパもママも他人だ、
誰もわたしを…

とわたしは今朝聞いた話をすぐに忘れました。

今はオンラインライブを聴いて
退勤電車乗ってます
今から帰るのはわたしの家ではなく、
ただの寝るところ。

人は精神的に満たされていないと、
肉体的な満足を求めてしまうようだ。
ソースはわたし。

結局どちらかを欠けても人は満足しない、
貪欲。
ギルティ。
愛も駆け引きの楽しさも欲しい、

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朝の支度は5分で充分

朝の支度は5分で充分

いつも出勤時間の2時間前に起きる、
1時間15分前に家を出る。
余裕をもって計算した朝の支度と朝ごはんの時間。

だらだらと起きて、
メイクも丁寧に丁寧にして、
今日はちょっとピンク入れてみようかなーとか
ハイライトの入れ方変えてみようかなーとか
眉毛、げっ、眉毛剃らなきゃ、とか…

前髪はどうしよう、
今日は時間まだあるから巻こうかな〜
顔まわりが一番大事だからね!
特にマスクをしていると清潔感

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風の歌が聴こえるくらい好き。

風の歌が聴こえるくらい好き。

愛さずにはいられないです。
アイスクリームやポテトフライやチョコレートを欲しがるのと同じようにあなたを欲する。

不器用で拗らせているわたし、
訳の分からない理由でキレだすわたし、
いきなり泣き出すわたし、
独占欲と自尊心の低さだけ誰にも負けないわたし。

大人ぶって、
そんなの気にしていません、
どうぞほかの事を優先して、
その子のこと全然気にしてないから。
大丈夫、
わたしは大丈夫だよと。

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昔話は夢に化けて襲ってくる。

昔話は夢に化けて襲ってくる。

あなたはよく夢に出てくる、
毎回毎回変な夢だ。
離れてこんなにも経つのに、
ふっとした時に思い出のワンシーンが浮かんでくる。

今日はあなたが鶏肉を切るシーンだった。
白いライトに照らされて、
冷たそうな鶏肉と百均のまな板。
ギシッとした音まで思い出してしまいそう。

罪悪感ではない。
わたしはずっと勝手に期待して、
約束を一人だけ覚えて、
自分の気持ちが伝わったと思い込んで、
そしてあなたの行動

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やけ酒は自分の為にのむ。

やけ酒は自分の為にのむ。

別に怒っている訳ではない。
ただ、
あまりにも不条理すぎて納得いかなかった。

待つ自分も悪いのか?
だって待てとも言われていないし、
勝手に期待して待ってただけだから。

わたしはかまってちゃんですし、
連絡がないと不安になる。
でもそれよりも、
連絡くるかもしれない
来ないかもしれない
全てが不透明な感じのほうが耐え難い。

八つ当たりでしょうか、
自分への苛立ちを君に発散しようとして。
そも

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天気予報は時々晴れ、突然の雨

天気予報は時々晴れ、突然の雨

今朝は早起きして
と言っても8時くらい。
昨日最終話直前までみてたアニメをつけて、
観る。
経費の削減か、同じコマをカメラワークで近づいたり遠ざかったりして…やたらと決め技にデカ文字使ったり。
よく分からない話でした、設定は面白いのに。

朝から詩集を読んだ。
文学少女ぶった生活は嫌いじゃない、
自己催眠は大事です。

あの人はわたしが好き、
わたしにゾッコンだ、
わたしが一番で、他の人に全く興味

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口の中で溶けてゆく深夜3時。

口の中で溶けてゆく深夜3時。

1日24時間の中で、
深夜の3時から4時の間が1番好き。

夜が深く、
空はミステリアスな青色。
世界は静かで、君の寝息が聞こえる。

悪夢をみて目を覚ますことが多く、
とりあえず君の名前を呼んでみる。
助けに来て欲しいとは思っていなくて、
ただ何かの呪文みたいに、
唱えてみると動悸が治まるような気がして。

いち、に、さん、よん、ご。

これを5セット、
呼吸を整える、気持ちを落ち着かせる、

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君に会いたくて甘い物を食べる。

君に会いたくて甘い物を食べる。

夏至が過ぎた、
夜が長くなる。
冬至までに君に会えるかな。

独りの夜は遊園地の夢をみる、
甘くて苦い匂い夢。
砂糖を入れすぎたコーヒーの味。

ブラックしか飲まないけど、
砂糖壺と透明なガムシロップ入りのグラスには惹かれる。
たまにどうしようもなく甘くしたくなる、
好きでもないのに。

滑稽なアニメを観る。

今日はパン屋巡りをした、
食べすぎました。
お腹が爆破する寸前まで食べて、
寂しい心を

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ロフト暮らしの人、気をつけて

ロフト暮らしの人、気をつけて

膝やられました。
やられましたではない、
自分でやっちゃいました。

わざとじゃないかて思う、
無意識的に怪我したいと、怪我しろと。

ロフトは危険だ、
夜眠るときも圧迫感のある天井に虐められるし、
早朝寝ぼけている時はハシゴが凶器に変身する。

たまに呼吸困難になる時がある。
喘息持ちでもコロナでもない、ただただ気持ちの問題。甘いもの食べた後すぐにひたすら廻る系のジェットコースターに乗ったあとの

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